自転車のペダルが重くてお困りですね!
本日は自転車のペダルが重いと感じた時の対処法についてお話しします。
修理の方法ではなくて自転車屋さんに持って行く場合のチェックポイントや費用についてのお話しです。
ママチャリ自転車のペダルが重くなるのはなぜ?
ママチャリ自転車のペダルが重くなる原因は次の三つです。
・ タイヤの空気が少ない
・ チェーンが張りすぎている
・ ブレーキを引きすぎている
【 タイヤの空気が少ない 】
タイヤに空気が入っていないとペダルが重くなります。
なぜならばタイヤと地面との接触面が大きくなって摩擦が増えるからです。
街中を走っている自転車の3割が空気の少ないまま走っています。
タイヤの空気を適正に保つことでペダルが軽くなります。
他にも空気が少ないままの自転車はパンクのリスクが上がります。
タイヤの適正空気圧に関してはこちらの記事をご覧になってください。
自転車の空気の入れ方のコツ!適正空気圧は?入らない時ここチェック!
【 チェーンが張りすぎている 】
チェーン役割はペダルを漕ぐ力を後輪に伝えることです。
チェーンの適正な張り具合は、真ん中を指で押した時に1cm ほどたわむぐらいがちょうどです。
チェーンを指で触れる構造の自転車ならばチェーンを指で軽く触ってみてください。
この張りが強すぎるとペダルが重くなります。
このチェーン張りのチェックは1箇所だけで行うのではなく、タイヤを90度ずつ回しながら4箇所ぐらいで調べてみてください。
「遊びが1cmもないなあ!」と感じたら自転車屋さんに持っていて調整してもらってください。
新車の場合「 チェーンは伸びるからこのままがいいよ!」と言われることがあります。
新車以外の場合は後輪のタイヤを交換した時に起きやすい現象です。
新車の場合は購入店へ、後輪タイヤを交換した時にはそのお店相談してください。
『さっき後輪のタイヤを交換してもらったばかりなんですけど・・・』と伝えれば無料で調整してくれる場合が多いです。
他の自転車屋さんでも500円程度でチェーン張りの調整をしてくれます。
自転車のチェーンの張り具合を自分で調整するにはちょっと専門の知識が必要です。
こちらの記事が参考になります。
ママチャリ自転車チェーンケースフルカバーの張り具合調整はこれ!
【 ブレーキを引きすぎている 】
次に多いのはブレーキを引きすぎている時です。
ブレーキのケーブルを交換した時やタイヤを交換した時などに起きます。
ブレーキレバーを離した状態で前輪タイヤを回転させてください。
すぐに止まってしまうならブレーキが常にかかった状態です。
前輪はブレーキの左右のゴムが1mm~2mmくらい開いているのが理想です。
よくあるのが「片当り」という現象で、 ブレーキのゴムの片方が大きく開いて片方がフレームに当たったままの状態です。
後輪の場合は、ブレーキの内部が見えないのでなかなか判断が難しいですが、スタンドを立ててペダルを回した時に通常はペダルを離してもしばらくは回転を続けるはずなんです。
ペダルを止めると同時に後輪のタイヤも回転が止まるようであれば調整が必要です。
これらの調整も自転車屋さんで500円以下でやってもらえます。
こちらの調整を自分でするには次の記事が参考になります。
新車の自転車のペダルが重いのはなぜ?
新車を購入した時に自転車のペダルが重く感じるのはなぜでしょうか?
それは次の二つが原因です。
・ 前の自転車が軽すぎた
・ チェーンを強めに張っている
【 前の自転車が軽すぎた 】
よくあるのが前の自転車のペダルが軽すぎたということです。
少しずつ時間をかけてペダルが重くなるのであればほとんど気になりません。
「ペダルが重くなったなあ!」と感じるのは、自転車を新しくしたからなんです。
普通の自転車から電動アシスト車に交換したばかりの時にそう感じる方が多いようです。
電動アシスト車は車体重量が25kgぐらいあって普通の自転車の倍の重さです。
電源を入れて漕げはそうでもありませんが、電源をオフにして漕ぎ出すと普通の自転車より明らかに重く感じます。
新車にしたからといって必ずしもペダルが軽くなる訳ではないんですね。
【 チェーンを強めに張っている 】
新車の場合チェーンの張りを少し強めに張っている場合があります。
これは「初期伸び」を考慮してのことです。
これはしばらく乗っている間に軽くなります。
しかしこれは程度の問題なので「ペダルが重いなぁ!」と思ったら一度購入店に相談してみてください。
タイヤ交換するとペダルが重くなるのはなぜ?
タイヤを交換するとペダルの重くなることがあります。
前輪タイヤの場合は先ほど申し上げたブレーキの片当たりです。
後輪タイヤの場合はブレーキの引きすぎとチェーンの張り過ぎです。
タイヤ交換した後にペダルが重くなるのは、ほとんどの場合が調整不良になります。
タイヤ交換してもらったお店に再度も持ち込んで相談してください。
他のお店でもタイヤ交換した後にペダルが重くなったと言えば大体調整してもらえます。
費用はいずれも無料~500円程度です。
またペダルの漕ぎ方が悪くてペダルの重い場合があります。
こちらの記事を参考にしてください。
まとめ
本日は自転車のペダルが重い時の対処法についてお話ししました。
原因はチェーンの張りすぎとブレーキの引き過ぎでしたね。
費用も500円以下と安価でした。
もしも他の原因を指摘された時には即決しないで、別の自転車屋さんにも見てもらってください。
技術者によって見る観点が異なるからです。
その他、自転車に関する記事はこちらにまとめています。
自転車タイヤの修理を自分で!ブレーキのやり方とその他まとめ。