こんにちは。
あなたもバリカンを使って散髪をされているんですね。
素晴らしいです!
でも長く使っていると、付属のオイルがなくなってしまいます。
そんな時はどうすれば良いかご存知ですか?
本日は、バリカンのオイルがなくなったときの代用品についてお話しします。
また、バリカンのメンテナンス、掃除の仕方についてもお話しします。
バリカンを大切に使いたいと考えているあなたの参考になれば幸いです。
バリカンオイルの代用品はこれ!
バリカンの油がなくなってしまったら困りますよね!
そうなんです。
刃の回転数が落ちて、切れ味が悪くなってしまいます。
そんな時は身近にある「あの油」で代用することが出来るんですよ!
バリカンのオイルがなくなったときの代用品は次の三つです。
・ミシン油
・ベビーオイル
・サラダ油
【 ミシン油 】
私が最もおすすめしている油はミシン油です。
ミシン油は文字通りミシンの駆動部分にさす油です。
これはバリカン以外にもハサミの動きを良くしたり、ドアの開閉時の「キーキー音」の解消にも使えるので、一家に一つあれば何かと便利です。
100円均一ショップに売っているもので十分に性能を発揮します。
長期間置いていてもほとんど変質しません。
【 ベビーオイル 】
ベビーオイルは赤ちゃんのお肌の保湿のための油で、赤ちゃんの肌のマッサージに使われる油ですが、これでも大丈夫です。
ベビーオイルを髪の毛に塗る使い方もあるので「機械用の油が髪の毛に付くのはちょっとねぇ!」という方におすすめです。
ドラッグストアやスーパーなど、どこでも手に入るのが良いですね。
【 サラダ油 】
サラダ油はほとんどの家庭においてありますし、消費の回転が速いので、新鮮な状態で手に入ります。
私は理容師さんの中でサラダ油を使用している方を知っています。
彼が言うには「2年ほど使い続けてる安く購入した(確か5千円弱)バリカンにはサラダ油を使用していますが全く問題なく動いていますよ!」とのこと。
サラダ油は他のミシン油やベビーオイルに比べて酸化しやすいので、長期間保存するには向かないですが、バリカンの使用前に注油するなど一時的な使用には何の問題もありませんね。
他にも「クレ556」とか、「ハンドクリーム」、「ツバキ油」、「オリーブオイル」なんかも一時的な使用には何の問題もありませんね。
【 番外編 】
究極は自分の「鼻の脂」です。
でも「鼻の脂」は少し臭いのが難点!
「オエッ!」てなっちゃいますからね、残念!
バリカンオイルの差し方はこれ!
バリカンは注油を普通にしていれば長く使うことが出来ます。
ウチのバリカンは10年使っていますが、未だに現役です。
バリカンオイルの注油のコツは次の三つです。
・使用前に注油する
・使用後にすぐに掃除する
・使用後にも注油する
これだけです。
これさえしておけば長く使うことが出来ますよ。
【 使用前に注油する 】
注油の目的は「潤滑(じゅんかつ)」と「防錆(ぼうさび)」です。
このうち使用前の注油の目的は「潤滑」です。
「潤滑」とは、機械装置内の接触面の動作を油の皮膜によって摩擦を抑えることでギア等の消耗を防ぎ、動きをスムーズにすることなんです。
摩擦を抑えるとどうなるかと言えば、モーターの回転数が上がります。
すると「切れ味が良くなる」んです。
この使用前注油がとても大事ですね。
前回掃除して収納した時に注油を忘れているかも知れません。
注油のポイントは「可動部分の全て!」です。
刃の部分はもちろんの事、刃の内側にも2箇所に注油します。
上記はTESCOM製TC311という機種の刃の裏側です。
この写真の黄色丸部分は可動刃の足の部分です。
刃の先端部分と刃の足の部分の二箇所で支えているので刃の先端だけでなく、足のほうにも注油が必要なんです。
スキマが狭くてちょっと注油しにくいところです。
綿棒に油を染み込ませて塗っても良いし、直接1滴垂らしても良いです。
綿棒は細身のものならば、スキマに入りますが、普通の太さの綿棒は入りませんねえ。
上記の写真の黄色丸部分にも注油すると動きが良くなります。
ここはモーターの回転運動を左右往復運動に変換しているところで、部品と部品が激しく擦れ合っているところです。
取り説にはこの部分の注油は書いてありませんので、注油しなくても大丈夫ですが、より動きをなめらかにしたいという方はこちらにも注油してみてください。
【 使用後にすぐに掃除する 】
これ、めんどうくさくていい加減にしている人が多いですね。
外から見ると髪の毛がなかったとしても、固定刃と可動刃の間には細かい髪の毛のクズがたくさん挟(はさ)まります。
これを放置していると、錆(さび)の原因になります。
念入りにする必要はありませんが、普通に掃除してください。
これだけで全然持ちが違いますよ。
【 使用後にも注油する 】
刃が乾燥したら注油します。
注油ポイントは使用前と同じです。
注油して20秒ほどカラ運転してから収納します。
これで長期間保管しても錆びることはありませんよ。
このように「バリカンのメンテナンス=注油」と言っても過言ではないくらい注油って大切なんです。
知ってました?
バリカンのメンテナンス方法はこれ!
バリカンの掃除の仕方は下記の三つです。
・髪の毛を取り除く
・せっけん水で水洗いする
・乾燥させる
【 髪の毛を取り除く 】
付属の掃除用ブラシで刃の髪の毛を取り除きます。
「お掃除レバー」というのがあり、これを90度起こすと、固定刃と可動刃の間にスキマが出来て掃除しやすいです。
写真を参考にしてください。
掃除用ブラシは古くなった歯ブラシでも代用できます。
【 せっけん水で水洗いする 】
TESCOM製TC311という機種は刃の部分のみ水洗いできます。
本体は水洗い出来ないので気をつけてください。
洗面器にせっけんを溶かしてせっけん水を作ります。
濃度は適当で構いません。
ボディーソープや、シャンプーなどでも出来ます。
せっけん水の中に刃とアタッチメントを全て投入し、手でかき回して洗います。
このときブラシで磨いても良い。
水を替えてすすいでください。
すすいだら、扇風機の風を当てて乾燥させます。
ドライヤーの風や、石油ファンヒーターの風でも大丈夫。
乾いたら注油して収納します。
まとめ
本日はバリカンのオイルがなくなったときの代用品についてと日常の清掃、及び注油の仕方についてお話ししました。
バリカンオイルの代用品は何でも良いんでしたね!
掃除も念入りにする必要はありません。
どうしても多少の髪の毛のクズは残ってしまいます。
まああまり神経質にならずに、普通にしていれば大丈夫です。
長く使えますよ。
実はオイルの注油ポイントを正しく知ったのは1年前なんです。
それまでは刃先にしか注油していませんでした。
それでも壊れずにがんばってくれましたよ。
正しい注油ポイントを学んでからは何の心配もありません。
あと50年は使えそうな雰囲気ですよ!(ほんまかいな?)
バリカンには、充電式と交流電源式があります。
充電式はコードがないので、使いやすいが充電がめんどくさい!
交流電源式はコードがわずらわしいけれども、コンセントにつないですぐに使え、パワフルです。
私は長く使いたい派なので、交流電源式の方が好きです。
充電式と違って、いつまでもパワフルなので気に入ってます。
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【 2019年5月11日追記 】
実は昨年末からバリカンの切れ味が悪くなって来ました。
そこで、バリカンの刃を研いでみました。
結果は上々です。
あなたはバリカンの刃を研いで使えるってご存じでしたか?
こたらの記事を参考にしてください。