こんにちは。
「韓国語を勉強するのに何かおすすめの映画はありますか？」
私は昨年（2016年）の3月に韓国語フリートークのサークルに入会しました。
韓国語を本格的に学びたいと思ったからです。
そしてそこのサークルの先輩方に聞いてみました。
みなさん、韓国ドラマにはまって韓国語を勉強された方が多かったので、
たくさんのオススメ作品を紹介していただいたんですが、
その中で私が実際に取り組んでみたものを紹介したいと思います。
みなさまの韓国語学習の参考になれば幸いです。
韓国語を勉強するのに映画のおすすめはこれ。
韓国語フリートークの会で紹介された中で
私が「やってみようかな！」と心を動かされたものは次の2点です。
・コメディ映画
・バラエティ番組
理由はいずれも見てて楽しいということ。
楽しければ長く続けられるのではないかと考えたわけです。
その中で私がターゲットに選んだものが、韓国映画の「怪しい彼女」です。
もう一つが韓国スターバラエティー「夜心漫漫」です。
「怪しい彼女」はフリートーク会員の方が「とっても良かった」と絶賛していたもので、
ほとんどその熱意に押された感じでした。
「夜心漫漫」の方は、ネットで探して自分で決めました。
この時点で私が知っている韓国の俳優さんは冬のソナタのペ･ヨンジュンさんとチェ・ジウさんくらいしかいなかったので、
チェ・ジウさんの出演している回のものを購入しました。
面白かったら、シリーズで購入することも可能だという考えもありました。
ル：韓国語映画怪しい彼女のＤＶＤで語学学習
韓国語学習をしていてネイティブの会話に触れたいと思ったときに
DVDやブルーレイはとっても便利ですね。
you tube にも韓国語講座がたくさんありますが、私の場合は使いにくかったんです。
と言うのも、当時ネット環境がスマホしかなく、それも容量が３ギガバイトまでという制限があったので、
you tube を自由に見ることの出来る環境になかったんです。
その点、DVDやブルーレイはそんな心配が無用なのでいいですね。
そんなこんなで、「怪しい彼女」と「夜心漫漫」は何回も見ました。
「怪しい彼女」のあらすじを簡単に書きます。
70歳のおばあちゃんが突然外見だけが20歳になってしまい、
失った青春時代を取り戻してしまうというものです。
朝鮮戦争が終わって間もない頃、韓国はとても貧しく、
外貨を獲得するために若い男性がドイツの炭鉱に出稼ぎに行ったという歴史があるのです。
結婚したばかりの主人公も夫をドイツに送った一人。
やがて男の子を出産したころに、ドイツから通知が届きます。
炭鉱事故で夫が亡くなったという死亡通知書でした。
彼女は1人で赤ちゃんを育てなければなりませんでした。
なりふり構っている余裕はなく、泥水をすするような生活でした。
時は流れ、70歳を越えたある日のこと、友人が亡くなっていくのを目の当たりにし、
とある写真館で葬式用の写真を撮ることにしました。
写真撮影が終わって自分の姿にビックリ。
なんと外見が20歳に変身していたのです。。
そのまま家に帰ることもできずに街をさまようことに。
でも彼女、「これは神様がくれたチャンスだわ！」と前向きにとらえます。
そして20歳の美貌を武器に若い頃出来なかったことに次々と挑戦していきます。
一方残された家族は捜索願を出すが・・・
日本でも多部未華子さんの「あやしい彼女」としてリメイクされていますね。
「夜心漫漫」の方はスターの皆さんが恋の話に花を咲かせています。
映画では見ることの出来ない、素顔を見ることができてとても親近感がわきました。
どちらも日本語字幕が付いているので勉強になります。
まだまだ聞き取れているというレベルには程遠いんですが、
生の韓国語のリズムに触れることが出来てとても楽しいです。
なんども聞いていくうちに、聞き取れる単語も増えてきました。
またストーリーもよくわかるようになって、韓国の時代背景とか歴史なども勉強になります。
私が「怪しい彼女」の中で特に気に入っているのが挿入歌です。
韓国語映画怪しい彼女の挿入歌が心にしみる。
「怪しい彼女」にはいくつかの挿入歌があります。
主人公はバンドのボーカルになってしまうのですが、歌も上手です。
中でも私のオススメを2つご紹介します。
・「白い蝶（ちょう）」
これはシンガーソングライターのキム・ジョンホの1976年のヒット曲をカバーしたものです。
原曲は演歌風ですが、「怪しい彼女」では現代風にアレンジされ、
バンドのボーカルとして主人公がしっとりと歌い上げます。
背景にはドイツへ出稼ぎに行く夫を見送る場面から始まり、死亡通知を受け取り、
その後彼女が女手一つで子どもを育て、苦労しながらもたくましく生きていく様子が描かれています。
多くの韓国のお母さん達がそうだったように、彼女にも輝かしい青春時代なんてなかったんです。
「明日はきっと良い日が来る」と信じて毎日を必死に生きてきたことがわかります。
はじめて見た時に、思わず涙のこみ上げてきた場面です。
キム・ジョンホは多くのヒット曲を残し、1985年に33歳の若さで亡くなった国民的歌手のこと。
彼の残した曲はいろいろな歌手がリメイクし、国民的な歌として歌い継がれています。
国民的歌手と言えば日本では坂本九さんを思い出します。
坂本九さんの「上を向いて歩こう」も多くのお父さんお母さん世代を励まし続けた歌でした。
たしか坂本九さんが飛行機事故で亡くなられたのも1985年。
う～ん、この2人似ていますね。
キム・ジョンホさんの「白い蝶」と坂本九さんの「上を向いて歩こう」、
不思議な因縁を感じたものでした。
もう一つのお気に入りがこれ、
・「ロスに行ったら」
こちらは1978年にセセム･トリオというグループが歌った曲「ナソンへ・カミョン」のカバーです。
「ナソン」とは漢字で「羅城」と書きます。
これはロサンゼルスのことだそうです。
軽いポップ調のこの歌はバンドがブレイクして行くきっかけを作ります。
私はこの二つの曲をハングルで書き出し、ふすまに貼りました。
何度も聞いて覚えたのでカラオケで歌うことも出来るんですよ。
そのおかげで韓国のことをグッと近くに感じられるようになりましたよ。
まとめ
韓国語を勉強するときに私が見て感動したオススメの映画を紹介しました。
あなたもたくさんの韓国映画をご覧になってください。
韓国語学習がさらに楽しくなりますよ。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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