運動会でPTA会長挨拶

運動会でPTA会長の挨拶をされるんですね♪

頑張ってください。

私も3年前に役員をしたときに、運動会の閉会式で挨拶をしました。

その時は、先輩会長に一つの言葉を教えて頂き、なんとか乗り越えることが出来ました。

その時の内容がとても印象に残っているので、みなさんにシェアしたいと思います。

運動会の閉会式で挨拶をしなければならない方の参考になれば幸いです。

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運動会の挨拶PTA会長が小学校で語るべき言葉はこれ!

運動会のPTA会長の挨拶には、必ず子どもたちの心に残るインパクトのあるフレーズを入れてください。

私が4代前のPTA会長さんから教えて頂いた言葉はこれです。

君たちが生まれてきてくれて本当によかった!

なぜならば、こんな素敵な運動会を見ることが出来たからだ!



この中で最も大切な部分は前半の『君たちが生まれてきてくれて本当によかった!なぜならば、』のところまでです。

その後はあなたの好きな言葉に置き換えて構いません。

それと共に、『子どもたちの心を掴む為の三つの条件』も併せて教えていただきました。

子どもたちの心を掴む三つの条件とはこれです。

・ 普段使わない言葉を使うこと

・ サンドイッチすること

・ 適切な間を取ること

【 普段使わない言葉を使うこと 】

普段使わない言葉を使うとはインパクトのある言葉を使いなさいと言う意味です。

日常使わないような言葉には、とてもインパクトがあります。

『ん?』と振り向かせる力があるんです。

その点『君たちが生まれてきてくれて本当によかった!なぜならば・・』のフレーズは、すでにこの条件を備えています。

挨拶はゆっくりと静かな口調で語るのがポイントです。

童話の読み聞かせというものがありますね。

読み聞かせをしてくれる先生は、童話に書いてある言葉を一つ一つ噛み締めるように子供達に読んで聞かせてくれます。

それと同じように運動会の挨拶でも 、童話の読み聞かせの様にゆっくりと丁寧に語りかけるように話すのが大事です。

【 サンドイッチすること 】

大切な言葉は最初と最後の2回使うのが良いです。

これをサンドイッチ方式といいます。

最初に印象の強いフレーズを言って、 子供たちの注意を引きます。

それから本文を言います。

そして最後の締めに、もう1度冒頭の言葉を述べます。

言いたいことはたくさんありますが、相手の心に残るのは一つの言葉だけです。

最初と最後の二回繰り返して言うことによって、『ああっ!これが大事なんだな!』というのが伝わるんです。

運動会が終わって子供たちの心に残るのは本文ではなく『君たちが生まれてきてくれて本当によかった!』のフレーズだけです。

このように言いたいことや大事な言葉は、最初と最後の2回サンドイッチして使うのが効果的です。

【 適切な間を取ること 】

これは実際に運動会の日に挨拶する時点の話ですが『適切な間』を取ることが大事です。

普段使わない言葉を冒頭で述べ、その後に沈黙の時間を5秒ほど入れると、とても効果があるんです。

なぜならば沈黙も語彙力の一つだからです。

沈黙は相手に考える猶予を与えます。

この間に子供達は自分の思いをこの一言に重ねて自分のこととして捉えようとするんです。

間を取ることによって、『ん?どういうことなんだろうか?』と考えます。

そして話し手の世界に引き込まれて行く。

本文のスピーチを聞いて『なるほど~!そういうことね~!』と納得するんです。

さらに最後の仕上げの言葉『君たちが生まれてきてくれて本当によかった!』が心に定着します。

この三つのコツを組み合わせると、とてもインパクトのあるメッセージ性の強い挨拶に仕上がります。

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運動会閉会式の挨拶例文はこれ!

それでは、以上の三つのコツを踏まえて 運動会閉会式の挨拶文の例文を示したいと思います。

君たちが生まれてきてくれて本当によかった!

(5秒の間を開ける)

なぜならば、こんなに素敵な運動会を見ることが出来たからです!

(5秒の間を開ける)

私は子どもの頃、じつは運動会があまり好きではありませんでした。

というのも、私はあまり足が速くなかったからです。

どちらかと言うと『早く終わって欲しいなあ!』と思っているような子でした。

でも今日、みんなの運動会を見て、私は感動しました。

足の速い子はもちろん輝いていました。

でも、そうでない子がとても輝いていたんです。

(5秒の間を開ける)

私はどんなときも一生懸命に取り組むことが大事なんだなと言うことをみなさんから学びました。

ありがとう!

(5秒の間を開ける)

だから、君たちが生まれてきてくれて本当に良かった!

(5秒の間を開ける)

以上です。



この挨拶の例文はそのまま使っても構いませんし、一部あなたの言葉で置き換えても構いません。

またスピーチの長さですが、あまり長い挨拶になると大人も子供も疲れてしまうので、3分程度に収めるようにしましょう。

長いスピーチよりも、濃い内容の言葉をゆっくりと話す方が好まれる傾向にあります。

保護者から『会長さんのスピーチ、とっても良かったですよ!』と言ってもらえることもあります。

頑張ってくださいね。

バリデーション・サークルの効果

このフレーズはバリデーション・サークルを応用したものなんです。

バリデーション・サークルとは誕生日などの記念日に行う言葉遊びのゲームです。

ゲームですから何を言っても構わないのに、なぜか良い言葉しか出てこない不思議なゲームなんです。

そしてこのバリデーション・サークルのもう一つの効果は『語る者にとっても益が大きい!』ということなんです。

あなたは自分の子供に『あなたが生まれてきてくれて本当に良かった!』と言ったことありますか?

ほとんどのお父さんお母さんが『そんなこと言ったことない!』とおっしゃいます。

『言葉は発することによって事実になる!』という側面があります。

思っているだけではやがて流れてしまいます。

つまり『あなたが生まれてきてくれて本当に良かった!』と口にした瞬間に、それがあなたの心に事実として定着するということなんです。

子供をかわいいと思っても、それはやがて時間とともに流れていきます。

しかし『かわいいね!』と言葉に出すと、その気持ちがあなたの心に定着すると言うことなんです。

『あなたが生まれてきてくれて本当に良かった!』

この言葉は何度でも言ってあげたい言葉です。

バリデーション・サークルについてはこちらの記事が参考になります。

子どもの誕生日祝いにおすすめの企画バリデーション・サークルのやり方!

まとめ

本日は運動会の閉会式における PTA 会長の挨拶についてお話ししました。

ポイントはインパクトのある言葉を最初と最後にサンドイッチして、適切な間を空けることでしたね。

参考にしてください。

その他、小学校や保育園の運動会に関する記事をこちらに集めています。

運動会の組体操のBGMや親子競技のアイデアについてまとめました。

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