あなたも電気シェーバー派ですね!

私も毎朝電気シェーバーでヒゲを剃ってから出勤しています。

ところで電気シェーバーの剃り味が落ちる原因ってご存知ですか?

原因は二つあります。

原因が二つあると言うことは剃り味を復活させる方法も二つあると言うことです。

本日は電気シェーバーの切れ味が落ちる原因についてお話ししますよ。

最後にそれぞれの原因に応じた復活させる方法の記事も紹介しています。

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電気シェーバー剃り味切れ味が落ちる原因はこれ!

電気シェーバーの剃り味が落ちるとヒゲが引っ掛かって「イテッ!」となってしまいます。

バッテリーの力が落ちて切れなくなることもあります。

バッテリーが経年劣化してくると1回の充電により3回~5回使えていたのが、回数が減ってきます。

最終的に毎回充電しないとパワーが足りなくなってきたらバッテリーの劣化なのでバッテリーの交換が必要になります。

今回お話しするのは、バッテリーの話ではなくて、電気シェーバーの剃り味や切れ味といったものです。

具体的には次のような症状として現れます。

・ヒゲが引っ掛かって止まってしまう

・音が大きくなった

【 ヒゲが引っ掛かって止まってしまう 】

2日ぶりにヒゲをそるとヒゲが引っ掛かって機械が止まってしまうことがあります。

一応正しい使い方としてはヒゲは少しずつ剃ることになっています。

いきなりヒゲぼうぼうの場所に電気シェーバーを全面押し当てると新品でもヒゲをガチッと噛み込んで止まってしまいます。

しかし少しずつヒゲに当てているのにヒゲを噛んで止まってしまうと感じたら剃り味が落ちていると言えます。

毎日少しずつ変化していくのでなかなか気付きにくいものです。

【 音が大きくなった 】

それに対して音で切れ味が落ちたことを認識する人もいます。

こちらも毎日少しずつ変化していくものなので気付きにくいです。

新品の時には「シャー!」という音だったものが、「ジャー!」とか「ガー!」とかに変化していきます。

職場の同僚に「電気シェーバーの刃を交換するときのサインは?」と聞いたところ5人中3人が「ヒゲが引っ掛かるようになったとき」と答えてくれました・

あとの二人は「音が大きくなったら変えるかな~!」とのこと。

なのでこれはどちらが多いともいえませんね。

音に敏感な方は音が替刃交換のサインだし、手応えを参考にしている人もいます。

さて本題です。

電気シェーバーの剃り味が落ちる原因は次の二つです。

・油切れ

・刃の鈍化

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電気シェーバー剃り味切れ味が落ちる原因は油切れ!

電気シェーバーの剃り味が落ちる原因の第一は油切れです。

電気シェーバーを使う時にあなたは油を差していますか?

「電気シェーバーに注油は不要!」と思っている人がとても多いんです!

「ウチの電気シェーバーは油を差さないタイプだし~!」

なるほど、最近では注油しなくても良いと言うのをウリにしている電気シェーバーがありますよね。

でもちょっと待ってください。

電気シェーバーでもやはり注油は大切なんです。

その理由を説明します。

電気シェーバーの構造は自動車のエンジンルームに似ています。

自動車のエンジンルームはガソリンを爆発させた時の力でピストンを押しクランクを回して回転運動に変換しています。

電気シェーバーの場合はモーターの回転運動を内刃の往復運動に変換しています。

モーターの動きをダイレクトに伝えることの出来る回転刃やロータリー刃もありますね。

電気シェーバーは外側の刃と内側の刃をこすり合わせてヒゲを剃っています。

その部分の動きが自動車のエンジンのピストンの動きに非常によく似ています。

自動車のエンジンには必ずエンジンオイルをいれますね。

その役割は次の7つです。

①冷却作用(れいきゃくさよう):エンジンルームの熱を下げる

②潤滑作用(じゅんかつさよう):摩擦を少なくして摩耗を防ぐ

③防錆作用(ぼうせいさよう):錆(さび)を防ぐ

④密封作用(みっぷうさよう):ピストンとシリンダの間のすき間を埋めて気密性を高める

⑤洗浄作用(せんじょうさよう):ガソリンの燃焼時に発生するススの付着を防止する

⑥中和作用(ちゅうわさよう):燃焼時に発生する酸化物質を中和する

⑦緩衝作用(かんしょうさよう):エンジンの音を低減する

エンジンの場合は①が最も重要な働きになります。

エンジンオイルが少なくなっている状態で運転するとオーバーヒートして最悪はエンジンを交換しなければならなくなります。

電気シェーバーの場合はそれほどシビアではありません。

しかし注油にこれらの作用があることを考えると「注油しないよりも注油したほうが断然良い!」ことが分かりますね。

注油と言っても油でベタベタにせよという意味ではありません。

自動車のエンジンオイルと同じような効果を持つ物を使えば良いんです。

最も簡単なのはプレシェーブローションを使うことです。

プレシェーブローションは固形の油です。

ドアの鍵穴のすべりを良くするために「鍵穴スプレー」と言うものが販売されていますが、あれと同じ働きです。

プレシェーブローション以外にも代用品はあります。

最後にこれらについて詳しく書いた記事を紹介しておきますね。

もう一度言いますよ。

電気シェーバーも注油したほうが断然良い!

メーカーとしてはそのことを十分承知しているはずです。

最新式の高性能電気シェーバーでも1万円台です。

メーカーは電気シェーバーの本体価格を安くする代わりに、替え刃の価格を高くして利益を回収しようとしているんです。

だから替え刃は5,000円~10,000円もするんです。

電気シェーバー剃り味切れ味が落ちる原因は刃の鈍化だった!

刃の鈍化とは何でしょうか?

刃がなまくらになるということです。

「鈍ら」と書いて「なまくら」と読みます。

刃先が丸みを帯びてくるということです。

刃先が丸みを帯びてくるとなぜ切れなくなるかはもうお分かりですよね。

包丁やカミソリがだんだん切れなくなって行くのと同じです。

包丁はときどき研がないと野菜やお肉を切れなくなるのは皆さん経験済みですね。

もしも一生研がなくても良い刃物というものが販売されたら、これはノーベル賞ものです!

電気シェーバーも刃物でヒゲを剃っているのですから包丁やカミソリと同じように少しずつ切れなくなっていくんです。

でも「電気シェーバーは刃を研がなくても使える!」と思い込んでいる人はとても多いんです。

というか、「切れ味が落ちたら刃を交換すれば良い!」という方がほとんどだと思います。

取り説にも「1年を目安に外刃と内刃をセットで交換することをおすすめします」と記載されていますからね。

カンの良い方ならここでピンと来ると思います。

「じゃあ、電気シェーバーも刃を研いだら替え刃を交換しなくても良いの?」

おお~、鋭いですね~!

そうなんです。

電気シェーバーは刃を研いだら替え刃の交換はもっと少なくて済む

私も試しにやってみました。

ところが、自分で研ぐと動かなくなるんです!

詳しい友人に聞くとこんな答えが!

「電気シェーバーの刃はミクロの単位で正確に研いであるんだ!人が手作業で研いだら刃先が波打ってしまってデコボコになるんだよ!機械が止まってしまったのも摩擦が大きくなりすぎてモーターの安全装置が働いたんだよ!素人が電気シェーバーの刃を研ぐなんて無理!無理!新しい替え刃を購入したほうが良いよ!」

そうか~!

素人では無理なのか~!

でも最近素人でも電気シェーバーの刃を研げる技術のあることを知りました。

最後の方でそのことについて書いた記事を紹介しておきますよ。

とにかく電気シェーバーも使っていくうちに少しずつ刃が丸みを帯びていくことを覚えていてくださいね。

まとめ

本日は電気シェーバーの剃り味が落ちていく原因についてお話ししました。

・油切れ

・刃の鈍化

これが切れ味の落ちていく原因でしたね。

電気シェーバーも適切に注油することによって驚くほど刃の寿命が延びます。

ちなみに私の使っている回転式の古い電気シェーバーの替え刃は3年ほど持ちます。

先ずはプレシェーブローションを購入してください。

この辺りはこちらの記事に詳しく書いています。 → 電気シェーバーオイルの代用品は肌につけるこのローションとあれ!

もうひとつが刃の鈍化です。

電気シェーバーの刃を素人が研ぐのは出来ないので替え刃を全部交換することになる訳ですが、実は素人でもある程度研ぐことが出来るんですよ。

その方法はこちらの記事をご覧になってください。 → 電気シェーバーの切れ味を復活させる!刃を自分で研ぐには?

最後まで読んでくださりありがとうございます。

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