こんにちは。
あなたは、「あいうべ体操」のことを知っていますか?
テレビ番組「世界一受けたい授業」でも放送されたことがあるので、知っている方も多いかもしれませんね。
この「あいうべ体操」がインフルエンザの予防に効果があるんです。
我が家も毎日の夕食時に「あいうべ体操」をしています。
今日は、この「あいうべ体操」を紹介します。
私がこの体操と出合ったきっかけとその効果、そして我が家でどのように実践しているのかについてお話しします。
インフルエンザの予防方法を探しているあなたの参考になれば幸いです。
インフルエンザを予防する方法はこれ!あいうべ体操とは。
インフルエンザの予防方法の一つとして今注目を集めているのが、「あいうべ体操」です。
「あいうべ体操」は、福岡にある「みらいクリニック」の院長:今井一彰(いまいかずあき)先生が考案し普及されている口の体操です。
専門は内科医であり、東洋医学会漢方専門医でもあります。
【 あいうべ体操とは 】
「あいうべ体操」は口を大きく開けて「あ~!」、「い~!」、「う~!」、「べ~!」と言う4つの発声をします。
たったこれだけの体操を毎日繰り返していくうちに、インフルエンザにかかりにくくなるんです。
なぜ、この体操がインフルエンザの予防に効果があるのでしょうか?
「あいうべ体操」をすると、口を中心に顔全体の筋肉が鍛えられます。
そしてそれまで口で呼吸していた人が鼻呼吸に変わって行きます。
この口呼吸から鼻呼吸に自然と変化していくのが重要です。
大人が1日に吸う空気の量は約1万リットルを超えます。
重さにして10キログラム以上です。
この中には相当量のほこりやちり、細菌、ウイルス、カビなどの異物が含まれます。
口で呼吸すると、そうした異物と一緒に乾いた冷たい空気が直接肺に入るため、口の中やのどが乾燥し、免疫力が落ちるんです。
一方、鼻で呼吸をすると肺に入るまでの間に、鼻毛(はなげ)や絨毛(じゅうもう)、扁桃(へんとう)リンパ組織などを通過します。
なので鼻の穴で温められ、湿った空気が肺に入るため、感染のリスクが減るのではないかと考えられています。
さらには鼻呼吸によって免疫機能が十分に発揮されるので自律神経が整って来ます。
その結果、様々な症状や難病までもが改善しているのです。
詳しくは「みらいクリニック」のホームページをご覧になってください。
インフルエンザを予防する方法はこれ!あいうべ体操の効果は?
私が初めて「あいうべ体操」と出合ったのは昨年(2016年)の春、歯科医院の待合室ででした。
「床矯正(しょうきょうせい)」と言う歯列矯正に子どもを連れて行った先の病院に「あいうべ体操」の本が置いてあったんです。
タイトル:自律神経を整えて病気を治す! 口の体操「あいうべ」 マキノ出版 販売価格(税込): 950 円
もうかれこれ3年ほど通っている歯科医院ですが、この本の存在には気付きませんでした。
ある日、待合室の本棚の本を何気に手に取ると、2~3ページ読んだだけで衝撃を受けて、本の題名をしっかりと覚えて帰りました。
早速図書館で調べてみると、ありました!
すぐに貸し出しを依頼し借りて読んでみました。
すると口呼吸による弊害がいくつか指摘されていました。
・口臭の原因となる。
・歯並びが悪くなる。
・アトピーになりやすい。
・風邪を引きやすくなる。
他にもいろいろ書いてありましたが、私の気になったのはこれらの4つです。
これを読んでピンと来ました。
長男がアトピーと口臭と歯列の悩みを同時に抱えていたので、口呼吸が原因の一つかもしれないと思ったのです。
私は長男の悩みを改善したいと思い、早速取り入れてみることにしました。
一番やって欲しかったのは長男でしたが、家族全員で取り組んで家族みんなで健康になりたいと思いました。
【 あいうべ体操の効果 】
「あいうべ体操」と出会って1年半が経ちました。(2017年11月)
効果と言えば妻から「口角が上がってきた!」と喜びの声が!
私は活舌が良くなった気がします。
長男は口臭が気にならなくなりました。
歯列は矯正の器具をつけているのでまだ継続中です。
アトピーは他にもいろいろ取り入れているので「あいうべ体操」だけのおかげだとは言い切れませんが、かなり改善してきました。
長女はよくしゃべるようになりました。
まっ、そんな年頃の娘ですからね。
次男と三男は適当に取り組んでいるので効果の程は分かりません。
この2人、一応「あいうべ体操」やっていますが、ただ「あいうべ・・・」と言っているだけで口は小さいままです。
あまり強制して嫌になっても困るので、好きにやらせています。
【 インフルエンザの予防に効果があったか? 】
昨シーズン(2016年12月~2017年3月)の状況です。
次男がまず最初にインフルエンザにかかりました。
ちょうど年末大晦日の頃です。
初日の出を家族全員で近くの展望台まで見に行ったのですが、次男も行きたいと言うのでおんぶして連れて行きました。
次に1週間遅れで長男がインフルエンザにかかりました。
さらに1週間遅れて私がインフルエンザにかかりました。
私は熱がなかったので普通の風邪かと思っていたら、熱の出ないインフルエンザがあると聞いて病院へ行ったらインフルエンザでした。
それから5日間仕事を休ませてもらったんですが、もう治りかけだったようで、寝ていたのは1日だけ。
あとの4日間はノンビリと本を読んだり、テレビを見たりして過ごしました。
束の間のバカンスって感じで、「あ~、こう言うのも悪くないなあ~!」と思いました。
あとの家族は義父、義母、妻、長女、三男の5人ですが、インフルエンザにはかかりませんでした。
ですから我が家の場合、8人のうち3人がインフルエンザにかかりました。
5勝3敗ですね。
勝率で言えば6.25割。
う~ん、まずまずですな。
義父、義母は離れの部屋で寝ていますが、ウチの家族は同じ部屋で川の字になって寝ています。
6人ですから「川」の字ではなくて「州」の字です。
インフルエンザにかかった子を別室に隔離することはしません。
ただ一番端っこに場所を変えるだけです。
だから隣に寝ていた私や長男にうつったのかも知れません。
長女は「インフルエンザにかからなかった~!」と嬉しそうです。
インフルエンザ予防する方法はこれ!あいうべ体操、我が家のやり方。
我が家では毎日夕食のときに「あいうべ体操」やっています。
我が家では、「きらきら星」の音楽に合わせて「あ~、い~、う~、べ~・・・」とやっています。
代表者が「おばあちゃん、今日も夕食を作ってくださってありがとうございます!いただきます!」と言うと、みんなで「いただきます!あ~、い~、う~、べ~、い~、う~、べ~!」と始めます。
ん?2回目の「あ」が抜けてるって?
あっ!これはこれで良いんです。
これは我が家のオリジナルなやり方なんです。
なぜならば、「べ~」をもっと長く伸ばしたくて、「べ~」に2拍与えるために真ん中の「あ」を抜いたんです。
そして「きらきら光る~お空の星よ~!」の曲に乗せて言います。
英語の勉強で歌う「A~B~C~D~E~F~G~」のあの曲ですね。
曲に合わせるのも我が家のオリジナルです。
はじめは曲がなかったんですが、いちいち数えるのがめんどうだったので曲に乗せることにしました。
これで数えなくて済むようになりました。
また子ども達の反応がいいです。
時々、いとこの子ども達が遊びに来ると楽しそうにマネしています。
おかげさまで夕食時の「あいうべ体操」はすっかり定着しました。
あとはいかに大げさにやるかです。
口のみならず顔全体の筋肉をよく動かすようにしているので、「あいうべ体操」の時は家族全員で変顔をしている状態です。
子ども達は外食に行ったときも、「あいうべ・・・」と言っています。
それを親が必死に止めています。
だって周囲のお客様がドン引きしてしまいますからね。
まとめ
「あいうべ体操」は費用が0円なのも魅力です。
それにやってて楽しいですからね。
夕食に子ども達の好物が出ると「超高速あいうべ体操」をやってます。
「超高速あいうべ体操」は5秒で終わります。
私はこれだけでインフルエンザの全てを予防出来るとは思っていませんが、アイテムの一つとして積極的に取り入れています。
他には甘酒飲んだり、首を冷やさないように気を付けたりしています。
それらの総合力によってインフルエンザを乗り越えていきたいと考えています。
今井先生の「あいうべ体操」は今や中国や韓国その他多くの国で出版され、それ以外の国でも現地の人の手で紹介され普及活動が進んでいるんですよ。
インフルエンザの予防方法を探しているあなたの参考になれば幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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