これまでインスタントラーメンの袋麺を鍋(なべ)なしで作る方法やどんぶりもない時の作り方をご紹介して来ました。
ここまで来たら後はこれしかない!
そうです!
お湯もない時の作り方です。
本日はインスタントラーメンの袋麺(ふくろめん)を鍋もどんぶりもお湯も使わずに、水だけで調理する方法についてお話ししますね。
インスタントラーメンお湯がないときの作り方はこれ!
以前インスタントラーメンの袋麺を鍋(なべ)がないときにどんぶりに入れてお湯をかけるだけで食べる方法についてご紹介しました。
その時の様子はこちらの記事をご覧になってください。
インスタントラーメン袋麺お湯かけるだけで作るには何分が良い?
その次には鍋もどんぶりもなくてお湯だけがある場合の食べ方をご紹介しました。
その時の記事はこちらが参考になります。
インスタントラーメン鍋と容器と火を使わない熱湯を注ぐだけの作り方はこれ!
そして本日はいよいよ最終段階です。
「水だけしかない状況で、インスタントラーメンの袋麺を食べることが出来るのか?」です。
結論から申し上げます。
インスタントラーメンの袋麺を水だけで食べるには水を入れて40分でOK!
熱くないので袋のまま手に持って食べることも出来るのが良いですね!
災害等で避難所生活している時にいきなり「水だけで袋麺を食べろ!」と言われたら面食らってしまいますが、一度でも体験しておけば受け入れられるかも知れません。
ではさっそく、その作り方を見て行きましょう。
インスタントラーメンお湯がないとき水だけで作る方法はこれ!
こちらが今回使用したインスタントラーメンです。
サッポロ一番塩ラーメン
袋麺の定番ですな。
手に持って食べれば準備するものは水だけで良いんですが、今回は袋を立てるスタンドを用意しました。
40分と長い時間手に持ったままと言うのはしんどいですもんね。
箱でなくても壁にガムテープで固定する方法も大丈夫だと思います。
要は水を入れた袋麺が倒れなければ良いんです。
私はスティックコーヒーの箱を使いました。
前回、袋麺にお湯を直接入れて作る方法の時に使ったやつですね。
その時は熱くて持っておれなかったのですが、今回は水だけです。
今回の箱の役割は袋麺が倒れないようにする役割のみです。
このように袋麺をセットします。
袋をハサミで切ります。
手で破いても良いんですが、袋を容器として使うので綺麗に切った方が良いかなと思います。
調味料を取り出します。
先に調味料を入れても良いのではないかと思うかも知れませんが、先に入れると調味料が底の方で固まってしまい、後でかき混ぜる時に難儀します。
もしも先に調味料を入れたいなら、一度麺を抜いておいて水を入れてかき混ぜて粉末スープを溶かしてから麺を投入するのが良いです。
タイマーを準備しました。
水を入れます。
水道水です。
「じょうご」を使ったのは箱が濡れないようにです。
上手に入れれば「じょうご」はなくても大丈夫です。
麺が隠れるまで水を入れたかったんですが、あふれそうになったので、麺の頭が1cm飛び出したところでストップしました。
後から分かったことですが、麺が浮力で浮いていたようです。
そのために水に浸かっていない硬い部分が残ってしまったのではないかと分析しています。
なのでココで麺を沈めるように何か重しを乗せるのがコツです。
タイマーをスタートさせて先ずは10分様子を見ます。
約10分後に様子を見ましたが、まだカチカチでした。
20分過ぎにまた様子を見ました。
まだ硬いですが箸を差したら二つに割れました。
なのでここで強引に麺をかき混ぜました。
それが下の画像です。
このままあと10分放置しました。
30分が経過しました。
味見してみました。
まだ硬さは残っていますが何とか食べられそうです。
調味料を入れました。
調味料を先に入れると調味料をかき混ぜることが出来ずに下で固まってしまいます。
やはり調味料は後入れが良いです。
出来上がりました。
ここまで約40分かかりました。
食感は少し固めです。
柔らかい部分と硬い部分の両方がありました。
スープは意外と美味しく「冷麺」を食べているようでした。
スープを飲むときにはレンゲが便利です。
普通のスプーンではスープを上手くすくえません。
スープが少なくなってきたら箱から取り出した方が食べやすいです。
箱は濡れない限り何度でも使用できます。
今回は食べるときにスープをこぼしてしまったので箱が濡れてしまいました。
なのでこの箱は廃棄しました。
袋麺の切り口は結構鋭い感じです。
唇や舌を切らないように気をつけてくださいね。
食べ終わるまでの所要時間は48分でした。
インスタントラーメンを水だけで作って食べてみた感想はこれ!
実際にインスタントラーメンの袋麺を水だけで作って食べてみた感想です。
意外といけるやん!
スープが溶けなくて美味しくないかもしれないと心配していましたが、スープは割りと綺麗に溶けてくれました。
少し粉っぽくはありましたが、私は美味しいと思いました。
ウチの小学6年の息子も「美味しい!」と言っていましたよ。
麺は基本的に柔らかくなっていましたが、時々硬い部分もありました。
おそらく水に浸かっていない部分が硬いのだと思います。
なので反省点としては水に沈める一工夫が必要だということです。
熱湯の場合は下の部分がすぐに柔らかくなっていくのでそれほど時間差なく最上部がお湯に浸かります。
ところが、水の場合は麺の下の部分がなかなか柔らかくならないので最上部がいつまで経っても水に浸かりません。
その結果硬い部分が残ります。
どんぶりと水を使って作るときも麺を水に沈める工夫で麺が均一に戻るということです。
まとめ
本日はインスタントラーメンの袋麺を水だけで調理する方法についてお話ししました。
この方法を知っていればいざと言うときに役に立ちますね。
なるべくそういう状況は避けたいですけどね。
もしかしたらメーカーも水だけで作る場面を想定しているかもしれないと実験しながら感じました。
参考にしてくださいね。
他にもインスタントラーメンに関する記事をこちらにまとめていますので、ご覧になってください。