自転車のタイヤの空気を入れるところの金具が斜めに曲がっていませんか?

そんな時は空気も上手く入らないものです。

本日は自転車に空気を入れるときのバルブ金物が斜めになる原因とその対策、そして予防法についてお話ししますね。

あなたの参考になれば幸いです。

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自転車バルブ空気入れるところの部品が斜めに曲がるのはなぜ?

自転車の空気を入れるところの金具部品のことをバルブと言います。

このバルブが斜めに出ていることがあります。

これです。

ウチのお得意さんが「なんか空気が入らねぇんだよ!これが斜めになっているのが原因か?」と修理に来られました。

「これは正常なんだろうか?」と不安に思ったあなたはエライ!

すぐに大事故に繋がると言うようなことはありませんが、放置していると色々な不具合が出てくるんです。

その不具合の兆候がこの斜めになったバルブに表れて来ているんです。

だから、この空気を入れる部分が斜めになっていることに不安を抱いたあなたはスゴイんですよ。

良いカンしてます。

では、このバルブにどんな危険が潜(ひそ)んでいるんでしょうか?

どんな不具合の表れなんでしょうか?

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自転車バルブ空気入れるところの部品が斜めに曲がるのはなぜ?

このバルブと呼ばれる空気を入れる部品は、正常ならばタイヤに対して垂直に出ています。

上の写真は真っ直ぐに出ていますよね。

これが正常です。

ところがこの部品が斜めになることがあります。

その主な原因は次の二つです。

・自転車屋さんの技術が未熟だったから

・タイヤの空気が少ないから



【 自転車屋さんの技術が未熟だったから 】

自転車屋さんでパンク修理をしてもらった直後からこの状態ならば、それは自転車屋さんの技術が未熟だったからです。

腕の良い自転車職人はこのバルブを真っ直ぐに取り付けます。

ところがまだ不慣れなスタッフはそこまで気が回らないんです。

でもほんの僅(わず)かに傾いているくらいなら特に問題はありませんので、大目にみてあげてくださいな!

なぜならば自転車の職人さんも失敗を繰り返しながらだんだん上手になっていくからです。

つまりあなたがその職人さんを育てているんです。

思い返せば15年ほど前の事になりますが、なにを隠そうこの私も自転車の修理を始めた時に色々な失敗を繰り返したんですよ!

パンク修理で穴を見落としてしまったり、変速機のカバーを壊したり、ブレーキのネジを締め忘れたりしました。

ブレーキのネジの締め忘れは重大事故に繋がります。

その時はすぐにお客様から「ブレーキが効かない!」と電話が入り、飛んで行きましたが、お客様にケガがなくて本当に良かったです。

話を元に戻します。

少し斜めに傾く程度ならばよくあることで特に問題はありません。

上の写真は何となく傾いて見えますよね。

自転車の職人さんの中にもバルブの少しの傾きは気にしない方もいるくらいですから。

問題はバルブの傾きが大きい場合です。

次の写真をご覧になってください。

これは曲がり過ぎです。

【 タイヤの空気が少ないから 】

バルブの傾きが大きい場合はタイヤの空気が少ないのが原因です。

空気が少ない状態で自転車に乗ると、ブレーキを掛ける度にタイヤと中のチューブが移動します。

1回のブレーキで1mmずれたとすれば、10回のブレーキングで10mmずれます。

タイヤに適正な空気が入っていると、空気圧によりタイヤは金属のフレーム(リムと言います)に強く押し付けられてブレーキしたくらいではずれたりしません。

ところが、空気圧が小さくなると、タイヤとフレームとの摩擦力が弱くなります。

その状態で自転車に乗るとブレーキングの度にタイヤとチューブが少しずつずれていくんです。

タイヤの方はドンドンずれていっても特に問題はありませんが、中のチューブの方は大問題です。

何故ならば空気を入れるところの金具が引っ掛かってしまうからです。

行き場を失ったチューブはタイヤの中で、二つに折り重なって更に伸びて行くんです。

チューブは風船と同じなのでドンドン伸びます。

私が過去経験した中では20センチメートルも伸びてしまったチューブがありました。

【 チューブが伸びるとこんな不具合が! 】

チューブが伸びてしまうとどのような不具合が出て来るんでしょうか?

チューブが伸びるとパンクしやすくなるんです。

長く伸びてしまったチューブは行き場をなくしてタイヤの中では団子状態になるか、キレイに二つに折れ曲がるかです。

次の写真は団子状態になった事例です。

団子状態、または二つに折れ曲がった所に穴が開きやすいんです。

3年程前の事例で、団子状態が酷(ひど)くなりとうとうタイヤからはみ出して修理に持って来られた方がいました。

自転車バルブ空気入れるところの部品が斜めに曲がらないようにするには?

そこで修理と対策です。

【 バルブの傾きの修理 】
 
まず、既に傾いてしまったバルブを修理しないと直らないので、自分で出来なければ自転車屋さんで修理してもらってくださいね。

自分で修理するにはこちらの記事が参考になります。

 → ママチャリ自転車タイヤチューブの偏りを調整する方法はこれ!

【 対策 】

バルブの傾きの原因が空気不足にありますから、空気を適正に入れて乗れば改善します。

つまり適正空気圧にして乗れば、このような事は起こらないんです。

順番としては曲がってしまったバルブを真っ直ぐにすること、そしてタイヤの空気を適正に保つことです。

自転車を適正空気圧にするコツはこちらの記事が参考になります。

 → 自転車の空気の入れ方のコツ!適正空気圧は?入らない時ここチェック!

まとめ

本日は自転車のバルブの部分が微妙に傾いてしまう現象についてお話しして来ました。

これは「空気が少ないよ~!」と言うタイヤからのサインでしたね。

あなたの参考になれば幸いです。

その他、自転車に関する記事はこちらにまとめています。

自転車タイヤの修理を自分で!ブレーキのやり方とその他まとめ。

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