こんにちは。

自転車のタイヤの空気が抜けてお困りですね!

虫ゴムが原因かも知れません。

本日は自転車のタイヤの空気が抜けるときの原因の中で一番多い虫ゴムの事についてお話しします。

虫ゴムは主婦でも自分で交換が出来るんですよ!

この記事を読んで試してくださいね。

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自転車のタイヤの空気が抜けるときは虫ゴムが原因!

自転車のタイヤの空気が抜けるとき、虫ゴムに原因のある事が多いんですよ!

タイヤの空気が抜ける原因はタイヤのパンクと、虫ゴムの劣化ですが、その割合はおよそ3対7です。

舗装されていない砂利道を走ることが多いとパンクもそれなりにありますが、普通の舗装道路を走っている位ならパンクよりも虫ゴムの異常の方が多いんです。

【 虫ゴムとは? 】

ところで「虫ゴム」とは何でしょうか?

虫ゴムとは、タイヤの空気を入れるところの金具の中に入っている空気の逆流を防いでいるものです。

金属部分を「バルブ」とか「プランジャー」と言います。

そしてそのプランジャーを覆(おお)っているゴムの事を虫ゴムと言っています。

※余談ですが、トイレのつまりを取り除く時に使用する先端にゴムのカップの付いた器具をラバーカップと言うんですが、あれの別名がプランジャーって言うんですよ。

構造が似ているからでしょうかねぇ。

【 虫ゴムの役割 】

虫ゴムの役割は空気の流れを一方通行にすることなんです。

空気入れのポンプを押すとこの虫ゴムが広がって空気がタイヤに流れ込みます。

しかし一度タイヤに入った空気は逆流しないんです!

不思議ですよね~!

これを発明した人はスゴイですね!

こんな簡単な原理で出来るんですから!

と言っても極わずかではありますが少しずつは空気が抜けているんですけどね。

でもこれは仕方のないことなんです。

ゴムの表面に開いたミクロの穴から空気が分子レベルで抜けていくからなんです。

夏祭りで買ったゴム風船がだんだん小さくなっていくのと同じですね。

自転車の虫ゴムの取り方のコツはこれ!

それではこの虫ゴムの交換方法についてお話しします。

主婦の方にも出来る簡単な方法なので頑張ってチャレンジしてみてください。

まずは古い虫ゴムの取り外し方から。

手順は次の三つです。

1、プラスチックキャップと袋ナットをはずす

2、バルブを抜き取る

3、虫ゴムをはずす

【 1、プラスチックキャップと袋ナットをはずす 】

プラスチックキャップと袋ナットをはずします。

それぞて左に回すと外れます。

このとき空気圧でバルブが勢い良く飛んでいくことがあるので気をつけてください。

【 2、バルブを抜き取る 】

反対にバルブが固着して抜けないことがあります。

そんな時はバルブを上下左右に揺り動かすと外れやすいですよ。

【 3、虫ゴムをはずす 】

虫ゴムをはずすときの注意点は下記の三つです。

・切り取って良い → ゴムが千切れてしまっても構いません。どうせ捨てるんですからね。

・ゴムが溶けていることも → 長く交換していないと金属部分にゴムがベッタリ貼り付いていることがあります。

・綺麗に取り除く → ゾーキンではさんでギュギュッとねじる様にして綺麗にしてください。

金属部分にゴム片が残っていると新しいゴムを取り付けても段差が出来てそこから空気が漏れてしまいます。

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自転車の虫ゴムの入れ方のコツはこれ!

虫ゴムは自転車屋さんやホームセンターの自転車コーナー、他には100円均一ショップにも売っています。

価格は一袋に2~3本入って100円から200円位です。

虫ゴムにもいくつかの種類があってそれぞれ特徴があります。

・黒い虫ゴム

・白い虫ゴム

・長い虫ゴム

・スーパーバルブ

【 黒い虫ゴム 】

これが最も一般的な虫ゴムです。

自転車屋さんで交換してくれる虫ゴムもこれが多いです。

特徴は「丈夫で長持ち、しかし硬くて入れるのが苦労する」です。

丈夫なのは良いんですが、なにせ硬い!

プランジャーに入れるときに、入らなくて泣きそうになったことがあります。

【 白い虫ゴム 】

こちらは少し柔らかい虫ゴムです。

柔らかいのでプランジャーに入れるときが楽チンです。

欠点は傷むのが早いこと。

でも黒い虫ゴムに比べたら比較にならないくらい入れやすいです。

【 長い虫ゴム 】

白い虫ゴムが切れていない長い状態で売っていることがあります。

使う時には適当な長さに切って使います。

プランジャーにさした時に先端が少しはみ出るくらいがちょうど良い長さです。

【 スーパーバルブ 】

スーパーバルブまたはスペシャルバルブと言う虫ゴムの必要ないバルブがあります。

これはバルブ(プランジャー)自体が特殊な構造になっており、虫ゴムをつけずにそのまま使えます。

これに虫ゴムをつけると逆に使えなくなりますので注意してください。

「スーパーバルブ」とか「スペシャルバルブ」という名称で売っています。

こちらを使っても構いません。

<虫ゴムの画像はこちら>

虫ゴムの入れ方のコツは次の三通りです。

・水で濡らす

・ゴム引きの手袋をはめる

・木の板の上でかぶせるように入れる

【 水で濡らす 】

虫ゴムはなかなか入らないので、水を潤滑油の代わりにするんです。

自転車屋さんは唾をつけて入れています。

洗剤を付けて入れる人もいます。

【 ゴム引きの手袋をはめる 】

運送屋さんが使う手のひらにゴムの付いた手袋をはめて作業すると摩擦が多きくなって入りやすいです。

【 木の板の上でかぶせるように入れる 】

木の板の上にプランジャーを逆さまにおいて虫ゴムを上からかぶせるようにすると力が入りやすいです。

この三つのコツを同時にやると最強です。

また虫ゴムは写真の通りに黄色い線のところまで入れます。

ここがポイントですよ!

この上戸(ローと)のような山の形を越えたところまでゴムをいれるのがポイントです。

【 プランジャーがバルブ受けに入らないとき 】

虫ゴムをプランジャーに入れたら、タイヤのバルブ受けに入れます。

このときバルブ受けに入らないときには、古いゴム片が中に貼り付いています。

竹串(たけぐし)の頭でバルブ受けの内側をゴシゴシしてみてください。

古いゴム片はチューブの中に入っても大丈夫です。

プランジャーがバルブ受けに入ったら、袋ナットで締めます。

このときあまりきつく締める必要はありません。

「普通にしっかり」締めてください。

最後にプラスチックキャップをはめたら出来上がりです。

実際には空気の抜ける原因は他にもパンクとバルブのゆるみがあります。

パンクなのか、バルブのゆるみなのか、虫ゴムなのかを調べる方法はこちらの記事をご覧になってください。

自転車の空気が抜ける時の修理法はこれ!バルブ?虫ゴム?

まとめ

本日は自転車のタイヤの空気が抜けるときの原因の中で一番多い虫ゴムの事についてお話ししました。

虫ゴムは主婦でも自分で交換が出来るんですよ!

何事もチャレンジ!

その他、自転車に関する記事はこちらにまとめています。

自転車タイヤの修理を自分で!ブレーキのやり方とその他まとめ。

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