海水浴場やプールでビーチボールや浮き輪の空気入れはどうしていますか?
始めから口でくわえて息を吹き込んではいけませんよ!
なぜなら酸欠で頭がクラクラしてしまうからです。
本日は簡単な道具を作って空気入れを楽々行なう方法についてお話しします。
この方法なら口で息を吹き入れるのはせいぜい5回です。
酸欠にならずにすぐに海に飛び込むことが出来ます。
楽しく夏の海を楽しみたいあなたの参考になれば幸いです。
ビーチボールや浮き輪の空気の入れ方は?こうすれば簡単楽々!
ウチの浮き輪は70cmサイズのごく一般的な浮き輪です。
ここで問題です。
この浮き輪に口だけで空気を入れると何回深呼吸しなければならないでしょうか?
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答えは11回です。
時間にして2分10秒でした。
ちょっと頭がクラクラしています!
しかも軽い呼吸ではなくて、かなり力(りき)むんです。
もしも浮き輪やビーチボールが2個~3個とあったら、お父さんは確実に酸欠状態でヘロヘロになってしまいます。
そこで私がいつもやっている方法についてお話しします。
【 準備するもの 】
準備するものは下記の通りです。
・レジ袋
・ストロー
・ガムテープ
・爪楊枝
爪楊枝は先端をハサミでカットしておきます。
※ガムテープはセロテープでも絶縁テープでもなんでもOKですよ~!
爪楊枝も特にこだわりはないので、家にあるもの何でも代用してください。
【 レジ袋の加工 】
レジ袋を加工します。
レジ袋の真ん中に切れ込みを入れます。
ストローを差す穴を開けるだけなのでちょっとだけカットします。
ストローを差します。
そして空気が漏れないようにガムテープで補強します。
反対側からもガムテープで補強します。
これはここから空気が漏れないようにするためです。
【 ストローを浮き輪に差し込む 】
ストローだけだと浮き輪の空気弁が固くてストローが折れ曲がってしまいます。
そこで爪楊枝を添え木にして一緒に差し込むと上手く入ります。
ストローが太くて入らない時は、ストローを細く二つ折りにして差し込んでください。
爪楊枝は外しても良いし、そのまま付けていても構いません。
【 レジ袋を膨らませる 】
レジ袋に空気を入れます。
この時、なるべく沢山空気を取り込んだほうが早く浮き輪を膨らませることが出来ます。
しかし、慣れるまでなかなか難しいですよ。
なので初心者の方は適当で良いです。
ちょっとしか膨らまなくても回数を稼(かせ)げば浮き輪に空気が入りますよ。
【 空気を送り込む 】
レジ袋の口を素早く縛(しば)って、膨らんだレジ袋を押します。
手で押しても良いですが、レジ袋の上に自分が乗っかるようにすると楽チンですよ~!
最初の2~3回は浮き輪に全然空気が送り込まれていないように感じますが、心配ありません。
空気は確実に入っているんですが、浮き輪が膨らむのに回数が必要なだけなんです。
4~5回目から目に見えてどんどん膨らんで来ます。
この方法を一度は挑戦したけど上手く入らなかったという方の50パーセントが、この最初の3回の壁を越えられずに「な~んだ、この方法ダメじゃないか!」と諦(あきら)めてしまっているんです。
もったいないことです。
【 途中でレジ袋が破けたら? 】
この空気を入れる作業中にレジ袋が破けてしまうことがあります。
それは、あまりにも勢い良くレジ袋の上に乗ってしまった時です。
子どもさんが喜んで上に乗ってくれるのは楽しいんですが、レジ袋の耳の付け根に亀裂が入りやすいです。
破れたら急にレジ袋が萎(しぼ)むのですぐに分かります。
そんな時はガムテープで修理しながらやります。
下記の写真も左側が破けて補修したものです。
ついでに右側は破れる前に補強しておきました。
経験上レジ袋はこの部分が最も破れやすいですね~!
気を取り直して、もう一度完全に空気を抜いてから空気を入れ直してみます。
一体、何回くらいで空気が入るんでしょうか?
【 回数と時間を計測 】
ストップウォッチを使って計測してみました。
すると、1分46秒で浮き輪に8割の空気を入れることが出来ましたよ。
回数は5回でした。
もっと大きなレジ袋やゴミ袋があれば、もっと早く少ない回数で出来ますね。
【 仕上げの空気入れ 】
残念ながらレジ袋で最後まで空気を入れることは出来ないんです。
最後はやはり空気ポンプを使うか、口で息を入れなければなりません。
それは、空気圧を高くしなければならないからです。
今回は最後の仕上げ空気入れは口を使って5回でパンパンにすることが出来ました。
お陰で頭がクラクラすることなく次の作業に入ることが出来ましたよ。
ビーチボールや浮き輪の空気の入れ方は?全て口でする時のコツ!
レジ袋やストローが無い時など仕方なく全て口でしなければならないことってありますよね。
そんな時の頭がクラクラしないコツについてもお話ししておきます。
頭の片隅にでも入れて置いてくださいね。
口でする時のクラクラしないコツは下記の3点です。
・あせらない!
・吸わない!
・すぐに遊ばない!
【 あせらない! 】
子ども達が「早く!早く!」と急(せ)かすので、ついつい思いっきり力を入れて空気を吹き込みます。
これが間違い、時間をかけてゆっくりゆっくり膨らませることで酸欠を予防することが出来ます。
【 吸わない! 】
深呼吸をするから頭がクラクラするんです。
普通、空気を入れる前に思いっきり息を大きく吸い込みますが、これが間違いです。
息を吐くことに専念して息を吸う時は肺が元に戻る力に任せてください。
息は吐いて吐いて吐いて、もうこれ以上吐けないところまで吐いたら、あとは自然に肺が元に戻る力を利用して肺の中に空気が流れ込んで来るものなんです。
私は胃潰瘍持ちで胃痛を改善するためにいつも深呼吸をしていますが、「吸う」に力をいれるとすぐに貧血になっていました。
しかし「吐く」ことだけに専念するようになってから頭クラクラがなくなりましたよ。
【 すぐに遊ばない! 】
空気を入れるのは思いのほか重労働なんです。
口で空気をいれたら、15分ほどゆっくりしてから遊ぶようにしてください。
別記事で浮き輪の空気の抜き方もお話ししています。
この方法を知っていると海から帰るときが楽です。
まとめ
本日はビーチボールや浮き輪の空気を簡単に入れるコツについてお話ししました。
レジ袋を使って7~8割の空気を入れておいてから仕上げに口で空気圧を高めるんでしたね。
この方法なら頭がクラクラすることなく、すぐに海へ飛び出すことが出来るんですよ~!
暑い夏を楽しく乗り越えてくださいね。
その他、海やプールで必要な情報はこちらにまとめています。