こんにちは。

ハブダイナモを後付けで取り付けることを検討されているんですね。

この春娘が高校に入学し、自転車通学になったので、倉庫から古いママチャリ自転車を引っ張り出してきました。

せっかくなので、ヘッドライトをオートライトに変えてみました。

本日はママチャリにハブダイナモを後付けで取り付ける方法についてお話しします。

あなたの参考になれば幸いです。

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ママチャリにハブダイナモを後付けで取り付けてみた!

交換前のダイナモです。

ライト部分が取れています。


交換前のダイナモ

ハブダイナモ付きの前輪の購入も検討しましたが、前輪の状態がとても良かったので後付けの外装式ハブダイナモを取り付けてみることにしました。

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後付けしたハブダイナモは丸善電機のマグボーイMagBoy!

今回購入したのはこちらの商品です。


後付けハブダイナモ マグボーイ MagBoy


MagBoy 内容物一式

以下取扱い説明書から一部を抜粋します。

【 商品名 】

丸善電機産業 マグボーイ MagBoy MG-2型

【 適応サイズ 】

本製品はハブ軸サイズBC 5/16で24インチ~27インチの軽快車専用となっております。ただし車種によっては上記サイズの軽快車でも取付が出来ないことがあります。

【 目安 】

・取り付け前の状態で前輪ハブ軸のネジ部分に4mm以上の余裕があること

【 注意 】

・本製品は自転車専門店(自転車安全整備士や自転車整備の技能を有する方)にて取付を行なってください。

・本製品は取付寺に車輪の着脱を行ないます。本製品及び自転車・車輪等は慎重に取扱い、怪我には注意してください。

【 取り付けてみての感想 】

自転車の修理をある程度行なったことのある人なら取付可能です。

前輪のタイヤ交換程度の技能があれば可能です。

この商品に取り付け工具は付属しておりません。

工具はご自身で準備してください。

上記の「目安」のところに記載してあることが重要です。

私の場合、4mmの余裕がなかったので、ハブ軸を長いものに交換しなければなりませんでした。

ハブダイナモの取り付け方法

では実際のハブダイナモの取り付け手順を取扱い説明書に従ってお話しします。

1、自転車から前輪を取り外す

2、自転車の状態を確認する

3、ロックナットの高さ測定

4、発電機の取り付け位置の調整

5、前輪を自転車に取り付ける

6、カゴ脚ステー・泥除けステー等を元の通りにつけて、自転車と車輪を固定する

7、LEDライトの取り付け

8、端子への接続

9、点灯の確認

【 1、自転車から前輪を取り外す 】

ご自身でお持ちの工具を使って前輪を外します。

ちなみにウチの自転車の前輪は14mmのレンチで外れました。

【 2、自転車の状態を確認する 】

取り説に「突き出ている場合は、金具の先端を加工するか、付属の脱輪防止金具をご使用ください」と写真付きで書いてありますが、意味が理解出来ませんでした。

もう一つの説明に「前フォークの内側にバリや塗装ダレなどがないこと。バリや塗装だまりはヤスリ等で削り、前フォークの内側を滑らかにしてください」と書いてありました。

前フォークの状態を確認したところ、特に問題はなさそうでしたので、このまま取り付けることにしました。


前フォークの状態

【 3、ロックナットの高さ測定 】

取り説の裏側に「ロックナット高さ測定」の方法が記載されていました。

これが「ゲージ」と言うロックナットの高さを測定するものです。


ロックナット高さ測定器(ゲージ)

これをハブのつばにかぶせて、ロックナットの高さを測定します。


ロックナット高さ測定の境界線

ロックナットの高さによって次の三通り。

①ロックナットの高さがゲージの下境界よりも低い場合 ⇒ 発電機とロックナット間に小形ワッシャーを挿入して発電機を取り付けます。

②ロックナットの高さがゲージの下境界と上境界の間にある場合 ⇒ そのまま使える。

③ロックナットの高さがゲージの上境界よりも高い場合 ⇒ ロックナットを厚みの薄いものに取り替える。

ウチの場合、①と②の間の微妙な感じでした。

なので一度ワッシャーをいれて発電機を取り付けてみましたが、ハブ軸の長さが全然足りないことに気付いて、そのまま取り付けることにしました。

これでも上手く取り付けられましたよ。

【 4、発電機の取り付け位置の調整 】

発電機をハブにセットします。

裏側のゴムの位置を見てください。

スポークのクロスの内側の狭い三角形の中に納まるのがベストですが、クロスの外側でも問題ありません。


ダイナモ本体をセット

【 5、前輪を自転車に取り付ける 】

前輪が自転車の中心に来るように調整します。

やり方は発電機のない方に「左右バランス調整ナット」を入れます。


左右バランス調整ナット


左右バランス調整ナットをセット

この状態で前輪を前フォークにセットします。


前フォークにセット

と、ここで問題が発生!

なんと発電機をセットしたら前フォークの幅が狭くて前輪が入りません!

これは前フォークの幅を広げなければなりません。

私は応急処置として、角材を適当な長さに切ってクサビのように挟んでフォーク幅を広げてなんとか押し込みました。


クサビで前フォークを広げる

そして発電機の溝を前フォークに合わせるように取り付けます。


溝に前フォークを合わせる

【 6、カゴ脚ステー・泥除けステー等を元の通りにつけて、自転車と車輪を固定する 】

カゴ脚ステーや泥除けステーを組んでみるとまたまた問題発生!

下記の写真をご覧になってください。


ネジが足りない


ネジが足りない2

反対側(左側)はそれほどでもありませんが、右側はナットが凹んでいます。

これでは強度不足が心配なので、ハブ軸を長いものに交換しました。

ハブ軸を長いものに交換するにはハブのベアリングをばらさなければなりません。

ここではその詳細は割愛しますね。

ハブ軸の交換方法は後日、別の記事で書きたいと思います。

ハブ軸を長いものに交換してセットしてみると、今度はなんとかネジの長さが足りました。


ネジ山がなんとか足りた


ネジ山がなんとか足りた2

【 7、LEDライトの取り付け 】

ライトは車体の右サイドのもともとダイナモのついていた場所につけるか、前カゴの下です。

この自転車はもともとライトがカゴの下についていたので、新しいライトもカゴの下に付けることにしました。

前カゴのステー(カゴ脚)のネジを外してカゴの下にライトを取り付けます。


カゴの下に取り付けた

しかし、またまた問題発生。

配線の長さが足りないんです。


配線が届かない

配線が届かない原因はこれです。


配線が届かない原因

配線が遠いところから出ているんです。

そこで配線が近いところから出るように反対向きにつけました。


ライトを反対につける

【 8、端子への接続 】

端子は大小の2本です。

①コネクターの大は右側に差します。

線の色は黒色、発電機側の端子の色はシルバーです。


コネクターの大は右に差す

下記の写真のようにこの向きで差し込み、カバーをかけます。


この向きで差し込む


差し込んだ状態


カバーをかける

②コネクターの小は左に差します。

線の色はグレー、発電機側の端子は真鍮(しんちゅう)に保護チューブがかぶっています。


コネクターの小はこちらに差す

保護チューブを取り除きます。


保護チューブを外す


この向きで差し込む2


コネクターを差し込む様子


半分差し込んだ状態

と、ここで失敗!

もっと奥まで押し込もうと力を入れたらコネクターが途中でポキッと折れてしまいました。


無理に差し込もうとして折れてしまった

「あ~あっ!もうダメか!」と心も折れそうになりましたが、気を取り直して、ハンダ付けしました。


ハンダ付けした

なんとか付きましたが、無理に差し込まなくて良かったんですよね。

慎重に差し込んでカバーをかけました。

これで取り付け完了!

【 9、点灯の確認 】

車輪を回すと無事に点灯しましたよ。

LEDライトには常時点灯と、暗くなった時に自動で点灯させる2通りの設定が出来ます。

夜、日が暮れてから点灯状況を確認し、角度調整もしました。

なめらかな動きで満足しています。

ライトの角度調整はペンチで行いました。


ペンチで曲げて角度を調整

完成しました。

最後に

いやはや、途中様々な障害がありましたが、なんとか取り付けることが出来て良かったです。

娘は本日から自転車登校を始めました。

「この自転車はお父さんが調整しているから、何か変だなと思ったらすぐに教えてね!」と一言付け加えました。

普通のママチャリをオートライト化することが出来て本当に良かったです。

楽天で、この商品が販売されています。

大きな自転車屋さんにも売っていますよ。

その他、自転車修理に関する記事はこちらに集めています。

自転車タイヤの修理を自分で!ブレーキのやり方とその他まとめ。

メンテナンスの記録

【 ここから2018年12月14日の追記です 】

娘から「前輪から音がする!」と申告がありました。

さっそく調べてみました。

「グググッツ!・・・グググッツ!・・・グググッツ!」という音でした。

車輪1回転に付き「グググッツ!」と音が1回しているのでブレーキに車輪(リム)が接触しているのかと見てみましたが異常なし!

とどうもハブダイナモ本体付近から音がしているように感じました。

そこでハブダイナモ発電機本体の外側と内側のすき間に注油してみました。

でも状況は変わらず。

そこで発電機本体内側のヘソに注油してみました。

発電機内側のヘソを車輪のスポークが押して発電機を回す仕組みです。

この部分に注油してみました。

すると見事に音がなくなりました。

よく見るとだいぶゴムがヘタっているのが分りますね。

へそ内部の金属とスポークがこすれて異音が発生していたのです。

また油が切れてきたら音がすると思いますがしばらくはこれでいけます。

この部分はネジで固定されているのでゴムを適当に加工したものを取り付けても良いかもしれませんね。

現在娘は毎日この自転車で通学しています。

少々の雨ならレインポンチョ着てビュンビュン走っていますよ。

2018年の10月にはこの自転車を内装3段変速機に改造しました。

その時の記事はこちらをご覧になってください。

ママチャリ自転車に内装3段変速機を移植し取り付ける方法はこれ!

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