こんにちは。

子どもたちとキャンプに行かれるんですか?

キャンプはホント楽しいですよね~!

メニューはカレーライスですか?

それともバーベキュー?

でも結構大変なのが、お鍋(なべ)や鉄板の煤(すす)落としですね。

努力と忍耐と根性があれば、何とかなりますが、出来ればササッと片付けて、森に飛び出して子どもたちと一緒に遊びたいところ♪

なので本日は、お鍋に煤(すす)が付きにくくなる方法についてお話しします。

初めてキャンプに行かれる若いお父さんのお役に立てると嬉しいです。

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キャンプでお鍋のすすを防止するには、これがおすすめ。

キャンプでお鍋の煤(すす)を防止するにはこれを使います。

・クレンザー

「あれぇ?クレンザーは洗う時に使うんじゃないの?」

いえいえ!そうではないんです。

洗う前、しかもお鍋を使う前に使うんです。

【 クレンザーを使って煤(すす)を防止せよ! 】

クレンザーを使うとお鍋に付着するすすを防止することが出来るんですよ~!

「本当ですか?」

本当です!(キリッ!)

【 なぜクレンザーで煤(すす)を防止できるのか? 】

それはクレンザーが薄い膜となってお鍋を覆(おお)うからなんです。

クレンザーを塗ったお鍋にすすが付かなくなるわけではないんです。

すすは付くけれども、お鍋に直接付着しないで、クレンザーの上に付着するんです。

するとどうなるか?

クレンザーは洗剤の一種ですから水に溶けます。

お鍋を洗うと水と一緒に流れて行きます。

この時に、すすも一緒に流れて行くんです。

これが、すすを防止できる仕組みなんです。

【 クレンザーを塗らずにお鍋を火にかけるとどうなるのか? 】

クレンザーをお鍋に塗ることなくそのまま火にかけるとどうなるのでしょうか?

すすが直接お鍋の表面に付着します。

すす(煤)は、薪(まき)が不完全燃焼を起こして生じる炭素の微粒子のことで、お鍋を火にかけることでお鍋に付着します。

煤(すす)は主に炭素です。

みなさん書道の時に使う墨汁って知ってますよね。

墨汁が手に付くと洗ってもなかなかきれいには取れません。

あれと同じです。

墨汁は煤(すす)に膠(にかわ)と少しの香料、そして水を混ぜたものです。

煤と水は本来なじまないものなんですが、膠(にかわ)と呼ばれるゼラチン質のものがこの二つを結合させているんです。

墨汁の原料が煤(すす)ですね。

この煤はもともと水と結合しない性質を持っている訳ですから、水で洗おうとしても反発してしまいます。

水をかけても水玉がすすの表面を走るだけです。

まるで撥水加工してあるもののように水をはじいてしまうんです。

キャンプでお鍋のすすを防止するには。使い方は?

【 クレンザーの使い方 】

クレンザーの使い方はこうです。

・鍋の内側を洗う

・鍋の外側にクリームクレンザーを塗る

・鍋を乾かす

【 鍋の内側を洗う 】

まずお鍋の内側を洗います。

これから料理をするわけですから、最初に内側を洗います。

外側は洗っても洗わなくても良いです。

クリームクレンザーを塗るのに支障がなければ洗わなくても大丈夫です。

そしてひっくり返します。

【 鍋の外側にクリームクレンザーを塗る 】

ひっくり返しておいてクリームクレンザーを塗ります。

スポンジタワシでなぞると、薄く広がります。

スポンジタワシもクレンザーを吸収するので、時々絞ると有効に使えます。

薄くて大丈夫です。

経験上厚塗りしてもあまり効果は変わりません。

お鍋の淵(ふち)を塗る時は、内側に入らないように注意してください。

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だって、内側にまでクリームクレンザーを塗ってしまったら、「クリームクレンザー入りカレーライス」を食べることになってしまいますからね!

お鍋の淵(ふち)2~3cmのところまでで十分です。

【 鍋を乾かす 】

そのまま乾燥させます。

薪に火をつけると灰が舞い上がりますので、ひっくり返したまま、クリームクレンザーが乾くまで置いておきます。

乾いたら元に戻して、あとは、普通に調理するだけです。

キャンプでお鍋のすすを防止するには。洗い方は?

全ての調理が終わったら、お鍋を洗います。

洗う時のコツは次の三つです。

・流水で洗い流す

・スチールブラシを使う

・仕上げにクリームクレンザーで磨き上げる

【 流水で洗い流す 】

最初は洗剤をつける必要はありません。

水をかけるだけで、すすが流れて行きます。

【 スチールブラシを使う 】

そしてスチールブラシで軽くこすってやると更にドンドンすすが流れて行きます。

スチールウールでも構いませんが、手が真っ黒になります。

ヤカンの持ち手の付け根など入り組んだところは指が入らないのでスチールブラシがおすすめです。

【 仕上げにクリームクレンザーで磨き上げる 】

全体的にきれいになったところで仕上げにクリームクレンザーで磨き上げます。

これでキャンプ場のスタッフもビックリするくらいきれいになります。

「来た時よりも美しく!」

そうすれば山の神様が喜んでくれます!

お鍋の洗い方のコツはこちらの記事をご覧になってください。

キャンプでお鍋のすすを落とすにはこれが超便利!使い方と注意点。

最後に

キャンプは楽しいですよね~!

でも後片付けも楽しいんですよ!

なぜならば、知恵があると簡単に終わることを知っているからで~す!

隣の炊事場で悪戦苦闘しているマッチョなお兄さんグループを横目で見ながら、軽々とお鍋を洗い上げたりすると気持ちが良いもんです!

あと、施設の方に「スゴいキレイに洗いましたね!」とほめられるのも嬉しいですね!

そんな時は、「息子がやったんです!」と言って、更にビックリさせて喜んでいます。

ボーイスカウトの皆さんは、クレンザーの変わりに泥(どろ)を塗っているそうです。

クリームクレンザーは洗剤の一種ですから、洗い場で流せますが、泥は洗い場では流せませんのでご注意を。

泥を塗る時もお鍋の内側には絶対に塗らないようにしてください。

なぜならば、泥入りのカレーライスはジャリジャリしていて美味しくないからね!

最後まで読んでくださりありがとうございます。

下記の記事も参考にしてください。

薪の火おこしの方法は?組み方はかまどに合わせて!

薪の火おこしの方法はこれ!かまど編。必要な道具も【体験記】

マッチの擦り方はこれ。キャンプ火おこし木に移すやり方教え方。

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