こんにちは。
あなたインフルエンザにかかってしまいましたね。
本当は仕事を休めたら良いんですが、そうとも言ってられませんね。
今が一番しんどい時ですのでなんとか頑張ってください。
今日はインフルエンザの時に飲む薬の効果がどれくらいかについてお話しします。
インフルエンザでも仕事を休めないあなたの参考になれば幸いです。
インフルエンザ薬の効果はどれくらい?
インフルエンザの時に病院で処方される薬と言えばタミフルですね。
タミフルはインフルエンザウイルスの増殖を抑える薬で、発症後48時間以内に服用すると効果があります。
一時、タミフルと子供の異常行動の関係についてニュース等で報道されたことがありました。
その後の調査研究の結果、タミフルと異常行動との間には因果関係がないことがはっきりしています。
しかし、異常行動そのものがなくなったわけではありません。
未だにインフルエンザ患者の異常行動は報告されています。
薬の影響と言うよりもインフルエンザ発症による急激な体温上昇が脳に何らかの影響を与えていると考えられています。
他にはリレンザ、ラピアクタ、イナビル、シンメトレルという薬があります。
さてインフルエンザは薬を飲んでどのくらいで治るのでしょうか?
インフルエンザにかかったら、発症後5日、そして解熱後2日は休んでください。
発症後5日と言うのは発症した日を含みません。
例えば2月1日に発症したら、翌日の2日から5日間すなわち2月6日まで休んでください。
もう一つの条件は「解熱後2日は休む」ですから、例えば2月5日に熱が下がったとしたら翌日の6日から2日間の2月7日まで休んでください。
これは発症後病院へ行ってインフルエンザの薬を正しく飲んだという前提で計算されているんですよ。
ですから、「病院へ行って薬を飲んだから、もっと早く治るはず」と考えてはいけません。
これ、多くの方が誤解しているので気をつけてください。
もしも病院へ行かずに自力で治す場合は、1週間は休んだほうがいいです。
インフルエンザは免疫力を高めるのが重要。
先ほど「病院へ行かずに自力で治す場合は1週間休んでください」と言いましたが、これには根拠があります。
世界保健機関のホームページに次のような一文があります。
(引用はじめ)
Most people recover from fever and other symptoms within a week without requiring medical attention.
(日本語訳)ほとんどの人は、医師の診察を必要とせずに、1週間以内に発熱や他の症状から回復します。
(引用終わり)
詳しくは下記の記事をご覧になってください。
インフルエンザ治るまで何日かかるの?自然治癒世界保健機関の発表。
そうなんです。
インフルエンザは自力でも治すことが出来るんです。
というか本来は自力で治すものなんです。
インフルエンザの薬はウイルスの増殖を抑えるだけであって、ウイルスを殺すものではありません。
ウイルスを撃退するのはあなたの免疫機能です。
だから、免疫力を高めることが重要だと言われているのですね。
免疫力を高めるには十分な休養と栄養が必要です。
出来れば1週間くらい休めたらいいんですけどね。
インフルエンザで仕事を休まずに治そうなんて実はかなり無謀なことなんですよ。
でも責任感の強いあなたはついつい頑張ってしまいますよね。
あなたのその気持ちもよく分かります。
インフルエンザでも仕事を休めない時は。
インフルエンザにかかった時に1週間ものんびりと休めるなんて結構なお身分ですよね。
しかしそんなこと普通のサラリーマンには出来ません。
そこで仕事を休めない時に、どうするかですが、ありとあらゆる手段を講じて頑張りましょう!
要は身体の免疫力を高める以外にないんですから「十分な休養と栄養」をいかにしたら確保できるかを考えて実行してください。
以下に私がインフルエンザにかかって仕事を休めなかった時に実行したことを書いておきます。
・白桃にヨーグルトをかけて食べる。
子供の頃から風邪をひくと母親が決まって白桃の缶詰を開けてくれました。
なので半分は「白桃=風邪が治る」という暗示です。
ヨーグルトは単に好きだからです。
しかもヨーグルトは腸内環境を整えます。
腸内環境が良くなると免疫力が上がるのでこれを狙っています。
またしんどい時はこんな食べ物くらいしか喉を通りません。
・栄養ドリンクに葛根湯を入れてレンジでチンして飲む。
葛根湯にはインフルエンザを予防する力があると薬屋さんに教えてもらって以来、風邪ひくといつもこれやってます。
栄養ドリンクを温めても葛根湯が溶けにくく、飲みにくいのが難点。
・出勤時は毛糸の帽子、ネックウォーマー、自転車用のグローブなどで完全武装。
「あんたこれからスキーに行くつもりか?」と会社の上司に言われますが、これくらいで良いんです。
首から上を暖めると直りが早いと実感しています。
・細切れの休憩時間に寝る。
少しでも休憩時間があれば寝ています。
おしゃべり厳禁です。
・熱いものを飲む。
これは私のかかりつけ医がいつも言うことなんです。
「とにかく熱いものを飲め!やけどしてもいいから!」
いつもこればっかり言ってますよ。
「やけどしたらあかんやろ!」ってツッコミ入れてますが、それくらい熱いものが大事だよという意味だそうです。
・電車の中では床に座り込む。
そうしたら誰かが席を譲ってくれます。
インフルエンザで仕事休まずに治そうと思ったらそれくらいの覚悟が必要です。
プライドを捨ててください。
「本当にプライドの高い人とは、いつでもプライドを捨てることの出来る人である!」
まとめ
インフルエンザの薬を飲んでどのくらいの効果があるのかをお話ししました。
発症後5日、解熱後2日と言うのが薬を飲んだ時の目安でしたね。
つまり「これ以上早くは治せませんよ!」ということです。
治すのはあくまでもあなたのからだの免疫機能ですから、休養と栄養を工夫してくださいね。
仕事に責任を持って投入するあなたの姿はカッコいいです。
インフルエンザに負けずに頑張ってください。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
あなたのお役に立てれば幸いです。