こんにちは。

寒い季節になってまいりましたが、お元気ですか?

あなたのお子様、インフルエンザですね。

症状は今のところ大丈夫ですか?

早く治るといいですね。

本日はインフルエンザで子供に起こる可能性のある異常行動についてお話しします。

正しい知識を得ておけば、その場面に直面した時に慌てなくて済みます。

この記事を読んでその時に備えましょう。

あなたの備えになれば幸いです。

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インフルエンザでの子供の異常行動とは何か?厚生労働省の発表より。

インフルエンザにかかった子供が飛び降りて亡くなってしまったと言う信じられないようなニュースが流れたことを覚えていらっしゃいますか?

平成19年の冬のことでした。

タミフルという薬を飲んだことで、その因果関係が問われていました。

この事故を受けて、厚生労働省ではすぐに「薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会」を設置し、調査・審議を行って来ました。

その内容は副作用等報告、非臨床試験(動物実験等)、臨床試験、疫学調査等に渡る広範囲なものでした。

その調査結果が平成21年6月に報告されました。

ポイントは下記の3点です。

【 薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会の報告 】

・タミフルと異常な行動の因果関係について、疫学調査の解析結果のみから明確な結論を出すことは困難であると判断された。

・タミフル服用の有無にかかわらず、異常行動はインフルエンザ自体に伴って発現する場合があることが明確となった。

・平成19年3月の予防的な安全対策以降、タミフルの副作用報告において、10代の転落・飛び降りによる死亡等の重篤な事例が報告されていない。

(報告のポイントはここまで)

はじめは、抗インフルエンザ薬が異常行動の原因ではないかと疑われていましたが、現在では抗インフルエンザ薬との因果関係は否定されています。

むしろ、インフルエンザという病気自体が引き起こす可能性があるのです。

インフルエンザは38℃を超える高熱が短時間のうちに出るので、その急激な体温変化が脳に何らかの影響を及ぼしていると考えられます。

インフルエンザにおいて報告されている主な異常行動には次のようなものがあります。

【 インフルエンザによると思われる異常行動 】

・突然立ち上がって部屋から出ようとする。

・興奮状態となり、手を広げて部屋を駆け回り、意味のわからないことを言う。

・興奮して窓を開けてベランダに出ようとする。

・自宅から出て外を歩きはじめ、話しかけても反応しない。

・人に襲われる感覚を覚え、外に飛び出す。

・変なことを言い出し、泣きながら部屋の中を動き回る。

・突然笑い出し、階段を駆け上がろうとする。

・体育座りのまま膝に頭を何度もぶつける。

・すぐ近くにいるのに「お母さんは?」と探す。

・お風呂場でオシッコをしてしまう。

・スポーツドリンクを上手く飲み込めない。

・壁に向かって走り出す。

・顔の片方の筋肉が硬直しているようだ。

・表情が別人のようだ。

・手足を上手に動かせないように見える。

・身体が硬直している。

・体が左右に揺れている。

・身体が震えている。

・会話中に突然話しがかみ合わなくなる。

・顔がけいれんしている。

・死んだ人が見える。

・人の声が聞こえる。

・誰かと会話をしている。

・無い物が見えるといいう。

・激しくうわごとを言う。

・泣きわめく。

・ぴょんぴょん飛び跳ねる。

・物を壊す。

・徘徊する。

などなど・・・。

とにかく、親がビックリするよな行動を取る可能性があります。

【 異常行動の発現に関する特徴 】

その他の特徴を挙げます。

・インフルエンザ患者数に比例する。

インフルエンザ患者総数が増えると異常行動も増え、患者総数が減ると異常行動も増える。

つまり、発症した時期や季節に関係はなく、発症すれば年中いつでも起こる可能性がある。

・10代の男の子に多い。

男の子が7割で女の子が3割です。

・5~15才が多い。

特に10才前後が多い。

0~5才、15才以上もあるが、割と少ない。

・目覚めた時が起こりやすい。

起きている時にも起こりますが、一番多いのが眠りから覚めてすぐのタイミングです。

ガバッと起きてすぐに外に出て行ったなどの報告があります。

・10分程度でおさまる。

長く続くようなことはなく、ほとんどが10分程度で正常に戻り、また眠りに就くことが多いです。

・予防接種には関係がない。

予防接種を受けていても受けていなくても、どちらの子供にも起こります。

・38℃以上で起こりやすい。

38~39℃が最も多く、40℃を超えると減っていきます。

・発症して1~2日に起こりやすい。

急激に熱の上昇しているときに起こりやすいです。

・薬の服用には関係がない。

抗インフルエンザを服用していても、服用していなくてもどちらも起こります。

また薬の飲み合わせにも関係がありません。

(異常行動の特徴はここまで)

こういうことがあり得ると知っていれば「ああ、これが異常行動だな!」と冷静に対処できます。

しかし何も知らずに直面すると親がパニックになってしまいます。

なのでここに書いてあることを全て覚える必要はありませんが、インフルエンザにかかったらビックリするような行動をとることがあるとだけ、覚えて置いてください。

(参考資料)

上記の内容は下記の2つの資料を参考にして分かりやすく説明したものです。

詳しくは下記リンク先より本資料をご覧になってください。

①厚生労働省 平成29年度インフルエンザQ&A

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html

②インフルエンザ罹患に伴う異常行動研究 2016年3月31日までのデータ取りまとめ 2015/2016シーズン報告

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka/0000142736.pdf

次にこの異常行動が出た場合にどのように対処したらよいかをお話しします。

インフルエンザにかかった子供の異常行動への対処法は?

上記のお話しを踏まえたうえで、では一体親はその時、どうしたらよいのでしょうか?

ポイントは次の3点です。

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・協力体制を整え冷静に見守る。

・危険な場合は制止するなどの実力行使を。

・救急車・警察の要請も視野に入れておく。

家族で協力して乗り越えてください。

お母さんだけではなく、お父さんも仕事の都合をつけて看病してください。

近くにおじいさんおばあさんがいる時には協力要請をしてください。

インフルエンザに子供がかかったら決して1人にしてはいけません。

寝ていたかと思うと突然起き上がり歩き出すことがあるからです。

そしてもしも異常行動が出ても、慌てないことです。

10分ほどで落ち着くことが多いからです。

万が一外に出るような時は止めてください。

場合によっては救急車や警察に助けを求めることも必要です。

自治体には救急安心センターなどのような「救急車を呼ぶほどではないが、今診察してもらえる病院を教えて欲しい」といった要望に応えてくれる電話サービスがあります。

ちなみに私の住んでいる大阪府では下記の通りです。

【 大阪市 救急安心センターおおさか 】

・救急車を呼んだほうがいい?

・病院に行った方がいい?

・近くの救急病院はどこ?

・応急手当の方法は?

突然の病気やケガで困ったときは、電話「 #7119 」または「 06-6582-7119 」へかけて下さい。

市民からの救急医療相談を看護師、相談員が医師の支援体制のもと、24時間・365日対応してくれます。

相談の結果、緊急性がある場合は、直ちに救急車を出動させてくれます。

【 大阪府 救急医療情報センター 】

電話は「 06-6693-1199 」

こちらも救急車を呼ぶほどではないが適切な医療機関がわからないなどの場合にかけてください。

365日・24時間対応可能です。

インフルエンザで子供の異常行動、我が家の場合は発現なし。

我が家の場合ですが、幸いなことに今まで子供はインフルエンザにかかっても、異常行動を起こしたということはありません。

現在(2017年11月)、中3女、中1男、小5男、小3男の4人の子供たちですが、異常行動はありませんでした.

しかし、まだまだ長女がやっと15才になったばかりなので、油断は禁物だと思っています。

もしも、誰かがインフルエンザにかかったら、大人が交代で看病します。

もちろん私も例外ではありません。

仕事を休んで看病するようにしています。

インフルエンザの異常行動ではありませんが、救急医療情報センターに相談した例を一つお話しします。

真夏のとても暑い頃に、当時2才の三男が風邪をひいて夜中にひきつけを起こしたことがありましたが、このときは熱性けいれんでした。

三男は夜中に突然「ヒッ、ヒッ、ヒッ、ヒッ!」と不思議な呼吸を始めて、身体を硬直させていたんです。

夜勤の多い私ですが、たまたま休みで一緒に寝ていたので、妻が私を叩き起こしてくれました。

私が抱っこしてあげても状況は変わりませんでした。

三男は両手を握り締めていて、身体が「ビクッ、ビクッ!」と痙攣しているのが分かりました。

妻は半分パニックになっていたので、私が急いで救急医療情報センターに問合せました。

そしたら、子供の状況を聞いた看護師さんが「安心してください、大丈夫ですよ!念のために救急車を呼びますね!」と言ってすぐに救急車の手配をしてくださいました。

私は子どもを抱えて救急車に乗り込みました。

「けいれんしている時に、身体の左右で反応が異なりましたか、一緒でしたか?」とか聞かれたのを覚えています。

救急車に乗り込んだ時にはけいれんは治まりましたが、今度は大声で泣き始めました。

そして病院へ着くと今度は眠り始めました。

「熱性けいれんですね。もう大丈夫ですよ。」ということで、しばらく点滴してらかすぐに退院できました。

その後は至って元気な三男坊です。

他の子供たちもインフルエンザには毎年1人か2人がかかりはします。

けれども異常行動は一度もありません。

ちなみにインフルエンザの予防接種を子供たちは一度も受けていません。

大人でも異常行動の報告があるので、これからも気をつけて看病していきたいと思います。

まとめ

本日はインフルエンザでの子供の異常行動についてお話ししました。

あなたはもう、その場面に直面したとしても、慌てずに冷静な対応が取れますよ。

そして分からないことは医療情報センターに電話して聞くのが一番です。

医療情報センターに問い合わせる人は人口10万人あたり年間に1,200件に上ります。

つまり気軽に相談していいって事なんです。

365日24時間対応してくれるのも心強いですね。

1人で悩まないでぜひ利用してくださいね。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

あなたの備えになれば幸いです。

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