F1の日本グランプリを見に行ったことありますか?

本日はF1観戦初心者の方を対象に、開催日、開催場所、チケットの価格、観戦ポイントなどについて解説しますね。

F1を初めて観戦してみたいなと考えている方の参考になれば幸いです。

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F1の日本GPの日程はいつ?

F1ってご存知ですか?

テレビやニュースで一度は目にしたことがあるでしょうが、あまり詳しく知らない方もいらっしゃると思いますので、はじめにF1とは何かについて簡単に説明したいと思います。

F1は正式名称が「F1世界選手権 」といいます。

英語では「 FIA Formula One World Championship 」です。

これは、国際自動車連盟 (FIA) が主催する世界最高峰の自動車レースの一つで1950年イギリスで最初に行なわれました。

この大会は4輪の1人乗りのフォーミュラカーと呼ばれる車で競います。

F1世界選手権はグランプリ(Grand Prix)と呼ばれる複数のレースを世界各地で行います。

例えば日本で開催するなら「F1日本グランプリ」という風に呼びます。

各国でのレースの順位によって「チャンピオンシップ・ポイント」が与えられ、1年間の点数の合計によってチャンピオンが決まります。

F1は車輪が車体から外に飛び出しているという特徴があります。

フォーミュラ(Formula)とは英語で「形式、公式」と訳しますが、レース車の「規定、きまり」のことです。

F1のエンジンは排気量2400cc、V型8気筒といった規定があります。

1レースの走行距離は約300キロで、最高時速は300kmを越えます。

とまあ、前置きはここまでにして本題に入ります。

F1の日本グランプリの日程はいつでしょうか?

例年10月頃に三重県の北部鈴鹿市で開催されています。

『なぜそんなところにレース場があるの?』って疑問に思う方が多いんですが、ここにレース場を作ったのはHONDAの創業者本田宗一郎なんです。

いくつかあった候補地の中でスーパーカブの工場のあったこの鈴鹿が選ばれました。

当時水田を潰してコースを作ろうとしていましたが、本田宗一郎が「お米のできる水田を潰したら、目が潰れる! お米を粗末に扱うな!」と一喝され、あえて丘陵の松林に造成したという逸話が残っています。

開催日が10月の初旬と言うのは、毎年少しずつ日程が変わるからです。

ちなみに2017年の日本GPは10月6日(金)~10月9日(月)

2018年は10月5日(金)~10月8日(月)

2019年は10月11日(金)~14日(月)です。

つまり日本GPは例年10月の第一週か第二週の金曜日から月曜日です。

これは10月の第二月曜日が体育の日で祝日となるからです。

今後も10月の体育の日を含む金曜日から月曜日となるでしょう。

このうち金曜日と土曜日はフリー走行と予選です。

そしてメインレースである決勝の行なわれるのが三日目の日曜日です。

テレビで放映されるのはこの決勝レースの様子です。

ほとんどの方はこれで帰ってしまいますが、実は翌日の月曜日までが開催日なんです。

月曜日はファン感謝デーとなっており、様々なイベントが開催されます。

巨大オーロラビジョンに前日の決勝の様子がハイライトで上映されます。

そして、メインストリート(コース)が開放されます。

前日までマシンが実際に走っていたコースに降りて、自分の足で歩くことが出来るんですよ。

過去には出場選手のトークショーなども行なわれたことがあります。

【 F1日本グランプリの日程 】

10月の体育の日(第二月曜日)を含む金曜日~月曜日



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日本GPチケットの価格はいくらぐらい?

では気になる日本GPの観戦チケットの料金はいくらでしょうか?

チケットの価格はおおまかに言えば次のとおりです。

大人(24歳以上) 14,900円~78,700円

小人(23歳~15才) 10,000円~78,700円

子ども(中学生~3才) 3,000円



「ひょえ~!高っけ~!」と思ったことでしょう!

そうなんです。

テレビで見るような良いポジションから観戦しようとすれば、このくらいの料金を覚悟しなければなりません。

普通の遊園地と比べてももの凄く高価に感じてしまいますよね。

でも安心してください。

安いチケットもあります。

私がF1観戦初心者におすすめしているのは格安の「西エリア」です。

西エリアとは?

西エリアとは鈴鹿サーキットの西側のコース部分です。

西コースには立体交差のある「Gエリア」、スプーンと呼ばれる「L・M・Nエリア」、ストレートの「Oエリア」があります。

この西アリアのどこでも自由に観戦できる『西エリアチケット』というものがあります。

この西エリアチケットならば大人(24歳以上)9,000円、23歳~15歳までが6,000円、中学生以下3才までなら3,000円で入場できます。

これでも他の遊園地のチケット比べたら高額ですが、このチケットは開催期間中有効なんです。

芝生の勾配のところにシートを敷いて観戦できる場所もあります。

そのすぐそばをマシンが走り抜けるので迫力満点です。

まさに観戦初心者にとっておすすめのポイントと言えます。

いきなり高価なスタンド席は敷居が高いので、西エリアでF1観戦デビューしてみてはいかがでしょうか?

F1鈴鹿サーキットに初めて行くならどこを見たらよい?

東側は筋金入りのF1ファンで埋め尽くされますが、西側エリアはF1観戦初心者や常連でも家族連れや妊婦さんなんかもいらっしゃいますよ。

初めて行くなら全てのものが異次元で新鮮に感じると思います。

なのでレースだけを見るのではなく、一つのお祭りに行くつもりでイベント自体を楽しんでください。

西エリアの格安チケットを購入すれば、西エリアの観覧席はどこでも自由に動き回ることが出来ます。

芝生にレジャーシートを敷いてお弁当を食べながら車の走っている姿を遠目に見ることも出来ます。

鈴鹿サーキット西側エリアの画像はこちら

西エリア観戦の注意点

鈴鹿サーキットの西エリアで観戦する時の注意点は次の通りです。

・レースだけではなくイベントを楽しむ

・動きやすい服装で

・雨合羽を準備

・FMラジオ、双眼鏡を



【 レースだけではなくイベントを楽しむ 】

F1日本グランプリはレースだけではありません。

フリー走行も、予選も、そして月曜日の感謝デーも含めてお祭りです。

イベントにも参加してF1を体感してください。

【 動きやすい服装で 】

芝生や土の部分が多いので、動きやすい服装に歩きやすいスニーカーが便利です。

パンプスは避けた方が良いです。

【 雨合羽を準備 】

傘を差しての観戦は禁止されています。

悪天候に備えてカッパやポンチョを準備してください。

10月とは言え、寒いことがあります。

フリースなどの上に羽織るものがあると安心です。

【 FMラジオ、双眼鏡を 】

場内でレースの実況を行なっています。

FMラジオで聞くことが出来ます。

双眼鏡もあれば尚いいですよ。

まとめ

本日はまだF1観戦に一度も行った事のない方を対象にF1日本グランプリの日程、チケット料金、初心者におすすめの観戦ポイントをお話ししました。

西エリアは初心者におすすめの観戦ポイントでしたね。

なんとなく西エリアで観戦デビューし、すっかりF1の魅力に取り付かれてしまったという人が、実はとても多いんですよ。

なので初めていくなら西エリアがおすすめです。

参考にしてくださいね。

その他、鈴鹿サーキットやF1に関する情報はこちらにまとめています。

F1日本グランプリ鈴鹿サーキットの楽しみ方はこれ!

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