阪急電車の「京とれいん雅洛」に乗ったことありますか?
私たちは先日のゴールデンウィークに京都の嵐山に行った時に京とれいん雅洛に乗ってみました。
その時の混雑状況などについてお話しします。
阪急電車の京とれいん雅洛に十三駅から桂まで乗ってみた!
ゴールデンウィーク期間中に嵐山に行ってみようという話になり、3月(2019年)に運行開始したばかりの京トレイン雅洛に乗ってみることになりました。
時刻表で調べてみると朝一の電車が梅田駅を09時33分に発車します。
座席に座っていくには発駅である梅田駅から乗るのが鉄則ですが、お年寄りが立っているのに子どもだちを堂々と座らせるのはまずいと思い、十三駅から立って行く事にしました。
十三駅に09時25分ころに到着しました。
十三駅はホームドアの設置が進んでおり、京都線にもホームドアが設置してありました。
先ずは足元を良く見て「京とれいん雅洛」の並び列の場所を探します。
ありました。
「普通」と「準急」のところに「京とれいん雅洛」もありました。
私たちは4号車の1番ドアに並びました。
私たち以外は誰も並んでいません。
もしかしたら車内も座席が少し余っているかも知れないと期待が高まりました。
ホームドアにも表示があります。
ちなみに以前から走っている「京とれいん」とは車両編成や内装が全く異なります。
そして停車駅が変更され、十三駅には止まりません。
十三駅には「京とれいん雅洛」しか停まりませんので、気をつけてくださいね。
1本特急電車を乗り過ごしてすぐに、十三駅09時36分発の「京とれいん雅洛」が入線して来ました。
ホームドアが邪魔になって外装の写真は撮れませんでした。
後ほど桂駅で撮った外装写真を掲載しますよ。
京とれいん雅洛の混雑状況について。
残念ながら車内はすでに多くの立ち見客がおります。
もちろん座席は一つも空いていません。
なんとかすり抜けて4号車の中央部分に立つことが出来ました。
立ち客が少なかったら、他の車両へも移動して内装を見てみようと思っていましたが、人をかき分けて行くには混雑しすぎていました。
なので諦めて4号車にじっとしていることにしました。
乗ってすぐに気付いたことですが、窓が低いんです。
基本的に座席に座っている人の目線で作られており、立ち見客の目線では作られておりません。
そのため、車窓から外の風景を眺めることは出来ませんでした。
車両中央に大きな丸い窓がありますが、わずかにここから見える程度です。
その他の窓からは線路くらいしか見えませんでした。
そのため、今どこの駅を通過したのかも分かりません。
4号車は進行方向向かって左側に外向きのシートがあるので山崎蒸留所などが見えるかなと期待しておりましたが、全く見えませんでした。
残念!
仕方ないので内装を堪能することにしました。
内装は落ち着いた和風の雰囲気です。
ランプです。
壁は市松模様に杜若(かきつばた)の花があしらってあります。
網棚の位置は竹を模してあります。
そういえば網棚が一つもありません。
つり革もありません。
綺麗なデザインの扇が飾ってありました。
座席は畳の素材を使っていました。
座席も幅が広いです。
座って行けたら本当に快適だろうなと思いました。
そうこうしているうちに乗換駅の桂駅に到着しました。
ここで外装写真も摂りました。
なるほど、窓は普通の阪急電車の窓ですが、上部に内装が施されているのが分かりますね。
これでは立ち客からは外が見えませんね。
中央の丸い窓はこんな感じでした。
デザインが凝っていますね。
このあと私たちは嵐山線に乗って嵐山まで行きました。
京とれいん雅洛と京とれいんはどこが違うの?
「京とれいん雅洛」と従来の「京とれいん」は全く違う車両です。
【 車両の違い 】
従来の「京とれいん」は阪急電車の6000系を改装したもので、2011年から梅田駅~河原町駅間を走っています。
種別で言えば「快速特急A」です。
内装は京都町家風の内装が施されていますが、基本的に阪急京都線の特急と同じような座席配置で窓も普通の特急車両と同じ大きさです。
一方「京とれいん雅洛」は2019年3月に登場したばかりの車両です。
7000系車両を改装した観光列車で、1両ごとに季節感の異なる内装が施されています。
【 停車駅の違い 】
停車駅も異なります。
「京とれいん雅洛」の途中停車駅は「十三・淡路・桂・烏丸」ですが、「京とれいん」は十三駅に停まりません。
これは2019年3月に十三駅京都線5番ホームに可動式ホーム柵を設置したためです。
今後、可動式ホーム柵が各駅に設置されるにしたがって従来の「京とれいん」は廃止されるかもしれませんね。
まとめ
本日は阪急電車の観光列車「京とれいん雅洛」に乗車したときのお話しをしました。
近くに住んでいるので一度は乗ってみたいと思っていました。
こんな素敵な車両なら有料でも座って乗りたいなと思うくらい素敵な車両でしたよ。
あなたの参考になれば幸いです。
そのあと嵐山で観光しました。
渡月橋の手漕ぎボートに乗りましたよ。
その時の様子はこちらの記事を参考にしてください。