夏の全国高校野球選手権大会が始まりましたね。

私は子どもたちを甲子園球場に連れて行ってあげたいと思い何度か一緒に見に行きました。

その中で苦労したのが当日チケットの取り方です。

当日早朝から何時間も子どもたちと一緒にチケット購入の列に並ばなければならないのかと考えると、「とてもじゃないけど無理!」と思って初めから諦めていました。

ところが意外と負担なくチケットを購入することが出来るんですよ。

本日は夏の甲子園大会のチケットを取る方法や並ぶ時間などについてお話ししますよ。

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甲子園の当日券は一人何枚まで購入できるの?

夏の甲子園の高校野球を一度は球場で見てみたいですよね。

ウチの子どもたちも毎年テレビで高校野球を良く見ていますが、3年前から甲子園球場に連れて行って一緒に観戦しています。

それまで出来なかったのは「小さな子ども達と一緒に何時間も当日券の購入チケットの列に並ぶなんて出来ない!」と思っていたからです。

しかし職場の先輩から「チケットは一人で複数購入出来るんだよ!」と教えていただいたんです。

夏の甲子園大会は一人5枚まで購入することが出来ます。

ということは子ども達と一緒にチケット購入の列に並ぶ必要はないんです。

それでウチの場合は、まず私が一人でチケット購入の列に並ぶようにしています。

そして嫁さんと子ども達が開場時間に合わせて後から到着するようにしています。

・高校野球夏の甲子園大会の当日券は一人5枚まで購入できる



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甲子園当日券の値段はいくら?

夏の甲子園大会の当日券の値段は次の通りです。

◎ 1・3塁特別自由席

  大人 2,000円 小人 800円

◎ 1・3塁アルプス席

  大人・小人共通 800円

◎ 外野自由席

  大人 500円 小人 100円



夏の甲子園球場の料金、意外と安いですよね。

特にアルプス席は!

こども料金は4歳以上小学生以下になります。

4歳未満は無料です。

第1試合成立後、降雨等で以降の試合が中止となった場合、入場券の払い戻しはありません。

第1試合が降雨等で成立せず、以降の試合も中止となった場合、その日の入場券は翌日有効となります。

中止当日に限り、払い戻しを希望する場合は、阪神甲子園球場窓口で払い戻し可能です。

【 前売り単日券について 】

1・3塁特別自由席は前売りでチケットを購入することも出来ます。

料金は当日券と一緒です。

「前売り単日券」とは前売りの「連券(通し券)」との混乱を避ける為にこのような名称が付いていますが、いわゆる「普通の前売り券」のことです。

ただしアルプス席と外野席の前売りはありません。

それでアルプス席は人気があるんです。

【 前売り単日券の発売場所 】

前売り単日券の発売場所はローソンとチケットぴあ、セブンイレブンです。

◎ローソン

ローソンチケットはネットで予約してローソンおよびミニストップ店頭にある端末のLoppiにて店頭で受け取ります。

Lコードは「59200 」です。

下記ローチケサイトから申し込んでください。

ローチケでは今年から「中央特別指定席(バックネット裏)」の【連券(通し券)】、【単日券】も購入可能になりました!

もしも指定席が空いていれば、指定席でのんびりと観戦することも出来ます。

一度確認してみてください。

ローソンチケットサイト「ローチケ」はこちら

◎チケットぴあ、セブン-イレブン

チケットぴあはネットで予約してチケットぴあ、またはセブンイレブンの店頭で受け取ります。

Pコードは「591-212」です。

チケットぴあのサイトはこちら

前売り券が入手できるなら確保しておいた方が良いです。

料金も変わりませんから。

甲子園当日券は何時に並ぶのがいいの?

当日券の売り場は阪神甲子園駅を降りて球場に向かってすぐのところにあります。

では当日券を購入するとして、一体何時から並べばよいのでしょうか?

開場は7時で試合開始は8時です。

混雑時は時間を繰り上げ開場することがあります。

ここは過去の状況を調べて、しっかり予想して並びましょう。

2015年は、早稲田実業の清宮選手フィーバーで、当日券購入は過去に例を見ないくらいの早い時間で売り切れました。

大体次のような条件がそろう日には外野席も10時ころに売り切れることがあります。

・注目の選手が出る

・注目のチームが出る

・近畿勢のチームが出る

・土日

・お盆期間(13日~15日)

・開会式

・準決勝

・決勝

後の方が条件は厳しいです。

下記にだいたいの目安をまとめておきます。

下記の時間までに球場入りすれば90パーセントの確率でチケットを取ることが出来ます。

◎ 1回戦の平日

全てのチケットが8時で大丈夫。
良い席にこだわらなければ何時に行っても大丈夫。

◎ 1回戦の土日
  特別自由席 6時
  アルプス席 5時
  外野席   9時

◎ お盆期間
  特別自由席 4時(始発前)
  アルプス席 22時(前日)
  外野席   4時(始発前)



特別自由席よりも価格の安いアルプス席の方が早く売り切れる印象です。

お盆期間は2回戦の後半です。

なので内野席は試合終了後すぐに翌日の当日券のための並び列が出来ます。

始発電車でも間に合いません。

外野席なら始発電車でも取れると思います。

上記は過去の混雑状況を考慮しただいたいの予想です。

関西勢の人気校が出場するなどの条件がそろうと、この時間に行ってもチケットの取れないことがありますので気をつけてくださいね。

高校野球の期間中は、阪神甲子園駅で「ただいま甲子園球場は入場出来ません。」とアナウンスがあります。

そんな時は球場周辺でも『今からお並びいただいても購入できない可能性があります。』と広報しています。

そして実際に列に並べたとしても途中で売り切れることが多いです。

まだ子どもさんが小さい場合には、混雑はすごいストレスになるので、なんとか仕事の都合を調整して、平日に行くようにしてくださいね。

その方がストレスなく観戦できますから。

平日は混雑状況よりも暑さ対策の方が深刻です。

【 2017年のお盆の様子 】

ちなみに2017年の8月13日(日曜日)に始発電車で当日券売り場に並んだことがあります。

その日は9日目第二回戦でした。

球場に着いたのは5時を過ぎていましたが、既に1塁・3塁の特別自由席には長蛇の列が出来ていました。

私たちはなんとか席を確保することが出来ましたが、私のちょっと後で売り切れていました。

なのでお盆1塁・3塁の特別自由席を確保したいなら5時がギリギリです。

外野席なら10時くらいまでなら確保できると思います。

行く前に「1塁・3塁の特別自由席」に空きがあるかどうかをチェックしてみてください。

特別自由席の前売りが売り切れていたら相当な混雑が予想されます。

当日券は始発電車で行っても手に入らないかも知れません。

一方、平日や1回戦2回戦の注目カード以外の日ならば何時に行っても大丈夫です。

【 2019年のお盆の様子 】

2019年8月13日(火)に行って来ました。

お盆とは言え平日だったので、開場の7時に行けば間に合うかなと油断していたら、案の定甲子園駅で既に「入場できません!」の案内が始まっていました。

そして駅と球場の間にチケット購入の長蛇の列が伸びていました。

そして『今からお並びいただいても購入出来ない可能性が高いです!』と積極的に広報していました。

実際に球場に行って見ると「こりゃ無理だな!」と言う印象でした。

その日は『大阪・履正社 VS 三重・津田学園』『京都・立命館宇治 VS 石川・星稜』『和歌山・智弁和歌山 VS 高知・明徳義塾』『西東京・国学院久我山 VS 福井・敦賀気比』とどの試合も関西勢が含まれており、人気校ばかりでした。

そのため多くの観客が押し寄せてきたのだと思います。

仕方なく「甲子園歴史館」を見学して甲子園をあとにしました。

他のお客さんも『こんなに早く売り切れるとは思わなかった~!』と言う方が何人もいました。

その日は第二試合の追加販売もなく、追加販売が再開されたのは第4試合に入ってからでした。

2回戦でも人気の高い出場校が出る日は始発で行くべきだと思いました。

まとめ

本日は「甲子園の当日券は一人何枚まで購入できるのか?」「値段はいくらか?」「何時に並ぶ必要があるのか?」についてお話ししました。

一人5枚まで購入できるので、「お父さんが先に並んで家族が後から到着する」で大丈夫でしたね。

1回戦の平日ならば空いているので大丈夫ですよ。

しかし、お盆や土日は覚悟を決めて並んでくださいね。

そして日程よりも重要なのが関西の高校や人気校です。

早めに現地入りしてくださいね!

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