元保育士です。
保育園や幼稚園では毎年行なわれる運動会の親子競技選びが大変です!
本日は過去に実際に行なわれた親子競技でおもしろいなと感じたものを集めてみました。
なるべく保育士さんの負担にならないものが良いですね!
幼稚園や保育園の年長組、年中組、年少組と組別に書いていますが、他の組で使用しても構いません。
参考にしてみてくださいね。
幼稚園保育園の運動会親子競技のアイデア!年長組はこんなん出来る?
年長さんは最上級生とあってお兄さんお姉さんの風格があります。
ちょっと難しいゲームも楽々こなして憧れの存在をアピールしましょう。
【 恐竜ジャングル障害物競争 】
平均台・トンネル・跳び箱などに草木のイラストを作って貼り付けてジャングルの雰囲気を出します。
親は恐竜(こども)を手なずける調教師の役目で、恐竜の目の前にエサをぶら下げて誘導したり、後からつついたりして盛り上げます。
親を置いて子どもがドンドン先に進む場面が観客の笑いを誘います。
【 クジ引き競争 】
親子でくじを引きながら走ります。
手をつないでポイントまで走ります。
ポイントでクジを引くと「二人で縄跳びしながら走れ!」とか「ムカデで走れ!」とか「二人三脚で走れ!」などが書いてあります。
クジの通りのスタイルでゴールまで走ります。
くじ引き競争は指令の内容を「おんぶで走れ!」とか「抱っこして走れ!」などにすると年中さんや年少さんにも使えます。
【 クジ付き障害物競走 】
クジ付き競争に似ています。
ポイントでくじを引いたら「子どもが親の周りを3周する」とか「親が子どもを3回高い高いする」とかその場でする事が書いてあります。
ポイントでそれを行なってから手をつないでゴールまで帰ります。
【 早着替え競争 】
親子で手をつないでポイントまで走ります。
ポイントに仮装などの衣装が置いてあり、着替えるのを親が手伝います。
そのままゴールまで走ります。
クジも付けて「シンデレラに変身せよ!」とか「金太郎になれ!」とか指定し、それに相応しい衣装を探させるともっと難しくなります。
【 魔法使い競争 】
箒(ほうき)にまたがり走ります。
子どもが前で、親は後にまたがります。
カラーコーンをグルッと回って来るようにすれば後ろの親が振り回されるので面白いです。
【 ぐるぐるタイフーン 】
親子で横に並んで棒を手に持って走ります。
カラーコーンを回って帰ってきます。
外側を回る親が振り回されるのが面白いです。
カラーコーンを2ヶ所設置すると難易度が上がります。
【 UFO競走 】
フラフープの中に親子で入って走ります。
子どもの首が締まらないように腰の位置にするように呼びかけてください。
背中合わせに入り横走ります。
子どもが前向きに走ってもOKです。
この場合は親が後ろ向きに走らなければならないので大変です。
他にも横走りするように指定しても楽しいです。
親子が横に並んで走れば簡単なので年少さんでも出来ます。
【 フラフープ競争 】
こちらは単純にフラフープの技を競う競技です。
子どもはフラフープがとても上手ですが、大人はなかなか出来ません。
親子で何回回せるか競争だ!
ポイントまで走って「フラフープを10回回せ!」と指令を出しても良いです。
幼稚園保育園の運動会親子競技のアイデア!年中組は楽しさいっぱい。
年中さんは、楽しさあふれる競技で運動会を満喫しましょう。
【 恐竜の引越し 】
ダンボールの箱に恐竜の絵が描いてあります。
ダンボール4個~6個を積み重ねて恐竜を1体作るのが良いです。
ポイントを二つ作って、第一ポイントから第二ポイントまで恐竜を親子で運びます。
移動したときに恐竜の姿を完成できるかが勝負です。
親子で一緒に運ぶか、二手に分けて運ぶか作戦が必要です。
慌てているので恐竜の絵が簡単には完成しないのが面白いところです。
次の走者は逆で第二ポイントから第一ポイントへ恐竜を運びます。
【 ボール運び 】
親子でボールをお腹に挟んで運びます。
身長差があるのでなかなか上手く運べません。
ボールを装飾して恐竜の卵にすると「恐竜の卵運び」になります。
【 恐竜の玉入れ 】
普通の玉入れをバージョンアップさせたものです。。
カゴに段ポールで恐竜の頭を貼り付けておきます。
「恐竜にエサをあげて、お腹いっぱいにしたほうの勝ちですよ!」とアナウンスすると子ども達のテンションが上がります。
【 はらぺこあおむし 】
はらぺこあおむしの絵本からあおむしが蝶に変身する様子を表現します。。
キャタピラの中に親子で入り押してポイントまで行きます。(あおむし)
ポイントでキャタピラから抜け出て(蝶々になって)、親が子どもを脇腹に抱えてゴールまで走ります。
【 コックさん競走 】
大き目のフライパンにホットケーキを乗せて走ります。
親がフライパンの持ち手を持って、子どもはフライ返しでホットケーキが飛び出さないように押さえて走ります。
本物のフライパンとフライ返しを使っても良いし、ダンボールで作っても良いです。
幼稚園保育園の運動会親子競技のアイデア!年少組は親子のふれあい。
年少組さんはかわいらしさであふれています。
親子のふれあいをテーマに甘えられるゲームでそのかわいらしさをアピールしましょう。
【 プレシオサウルスごっこ 】
プレシオサウルスは首長竜のことです。
プリオサウルスとも言います。
海に住む首の長い恐竜です。
それを真似た競技です。
子どもを親が肩車もしくはおんぶして、椰子の木などに見立てた背の高い木に付いている実を採ってそれを落とさないように帰ってきます。
椰子の木を支えている先生は木を揺らして取りにくくすれば盛り上がります。
【 恐竜の卵ごっこ 】
恐竜が卵からかえる様子を表現します。
親子で手をつないで走り最初のポイントでダンボールで作った白い卵を頭に被ります。
二番目のポイントで卵から恐竜のお面に変えてゴールまで走ります。
【 アンパンマン競走 】
ポイントまで親子で手をつないで走ります。
ポイントでアンパンマンの衣装を着ます。
親がアンパンマン(子ども)を脇に抱えてゴールまで走ります。
子どもは空を飛んでいるんですね!
【 魚釣り競走 】
親子で1本の釣竿(つりざお)を持って走ります。
この釣竿でポイントにある魚を釣って帰ってくる。
磁石でくっつくようにすると簡単。
釣竿の先を二股にしたり、持ち手の部分を二股にしたりすると難易度が上がります。
【 パティシエ競走 】
第一のポイントでエプロンを子どもに着せる。
第二のポイントで果物を取る。
第三のポイントでケーキにデコレーション。
親子でゴールします。
【 ウルトラ○×クイズ 】
ウルトラ○×クイズです。
クイズを出して親子で○か×を選びます。
正解するとこどもにごほうびがあります。
ごほうびとはこんな感じです。
1問目・・・親におんぶしてもらえる
先生はこう言います。
「正解したらお父さんお母さんは子どもさんをおんぶしてあげてください!」
2問目・・・親に抱っこしてもらえる
先生はこう言います。
「正解したらお父さんお母さんは子どもさんを抱っこしてあげてください!」
3問目・・・親にチューしてもらえる
3問目がポイントです。
先生はこう言います。
「正解したらお父さんお母さんは子どもさんにチューをしてあげてください!」
子ども達は「キャー!」と言って逃げます!
お父さんお母さんは子どもを追いかけてチューしてあげてください。
なので3問目は全員正解するような簡単な問題にしてくださいね。
スキンシップをだんだんとエスカレートさせていくと盛り上がります。
まとめ
本日は幼稚園保育園の運動会で行なう親子競技について面白いものを集めました。
どれも少しアレンジするだけでリレー方式にもなります。
また難易度を変えるだけで年少さん用の競技が年長さん用になったり、その逆もあります。
参考にしてくださいね。
その他、運動会のアイデアはこちらにまとめています。