放置自転車や不法駐輪、迷惑駐輪でお困りですね。
わが家は家の前に倉庫があってその前に家族の自転車を置いています。
そこに毎日のように自転車を止めていく人がいます。
ずーっと放置されているのではなくて、時々なくなってはまた止められています。
おそらく早朝にとめてどこかへ出勤し、深夜に乗って帰っているんだと思います。
なぜなら時々撤去されているからです。
この自転車をある方法で対策したら2度と来なくなりました。
本日は私が実践して上手くいった方法についてお話ししますね。
もしこの方法を実践してトラブルが起こったとしても当方は責任を負いかねますので注意してくださいね。
あなたの参考になれば幸いです。
放置自転車不法駐輪対策の成功事例はこれ!誰でも出来る方法はこれ!
私が家の前の放置自転車にした対策は次のことです。
【 放置自転車にしたことはこれ! 】
・貼り紙をした!
たったこれだけで本当に効果があるの?
あるんです!
しかし、これは序の口です。
本当は第2第3の手を考えた上での行動なんです。
たまたま第1の対策で上手く行ったので、第2第3の手を使うことなく終わってしまいました。
本日は、私が書いた貼り紙について詳しくお話ししますね。
私は手書きで次の文章を書きました!
「ここに自転車を置かないでください。あなたにお話ししたいことがあります。玄関の呼び鈴を押してください。」
以上です!
「えーっ? こんなんで放置自転車がなくなるなら苦労はしないよ! ウソつきー!」
いやいや、ちょっと待ってください!
これで本当に解決するんですってば!
先ずは普通の迷惑駐輪対策の不備について説明します。
普通の放置自転車対策が上手く行かない理由が分かると本当の対策が見えてきます!
それが分かれば上の手書きの張り紙で自転車がなくなった理由が分かるはずです。
そして私のやり方がなぜ上手く行くのかが分かります!
放置自転車対策が上手く行かない理由はこれ!
普通の放置自転車対策が上手くいかないのは本気度が違うからです。
常習者は管理者のやる気のなさを見抜いています。
常習者は管理地の管理人の本気度を敏感に感じて本気度の低いところにとめてしまうんですね。
それは常習者の本能とでも言うべき嗅覚で、とても自然に何の違和感もなく出来てしまうんです。
常習者は「あっ!ここは自転車とめても大丈夫だ!」と敏感に感じ取っているんです。
街中でよく見かける放置自転車対策は次のようなものです。
・駐輪禁止看板を設置する
・駐輪禁止札を自転車に取り付ける
・警備員を配置する
【 駐輪禁止看板を設置する 】
店の前に迷惑駐輪を禁止する看板を出しているところがあります。
でもその「駐輪禁止」看板の目の前にたくさんの迷惑駐輪の自転車がズラリって光景見たことありませんか?
常習者は他の自転車が止まっているのを見ると安心してとめます。
ここでも常習者は管理者が本気でないのを見抜いています。
本気なら警備員を配置しますが、それをしないで看板を出すと言うのは看板で迷惑駐輪を減らしたいがお金は掛けたくないという管理者の意図が見えるからです。
看板の費用が掛かるだけで何の効果もありません。
【 駐輪禁止札を自転車に取り付ける 】
またあるお店の前ではお店に2人しかいないのに、お店の前に自転車が10台も置いてあることがあります。
しかもお店の開店前からこの状態でお店が閉店するまで続きます。
夜中にはなくなっているので、おそらく通勤や通学でここを駐輪場代わりにしている人がいるんですね。
そんな自転車に「駐輪禁止」札(ふだ)を貼り付けてもムダです。
常習者は「駐輪禁止」札を貼り付けられても、それ以上の事は何もされないと知っているからです。
むしろ「駐輪禁止」エフを貼り付けたと言うことは「これ以上手荒なことはしませんよ!」と宣言しているようなもので全く効果がありません。
中には「駐輪禁止」札を10枚も20枚も貼り付けたまま止める輩(やから)がいます。
【 警備員を配置する 】
いよいよ最後の手段の警備員配置です。
いつもは放置自転車で溢れているのに今日はなぜか一台もとまっていません。
「エーっ!何で警備員のおっさんがいるんだよ!止められないじゃん!」と常習者は思います。
そして「仕方ねえなあ!あっちに行こう!」と目の前を素通りしていきます。
大体自転車を放置して通勤通学する人って、第2第3の候補地を熟知しているので本命がダメなら次へ行きます。
そして学校で「今日いつものところにチャリンコ止めようとしたらさあ!警備員のおっさんがいやがんだ!そのせいで電車に乗り遅れちまったぜ!」と吠(ほ)えているに違いありません。
そして数日して警備員の配置がなくなるのを待ち、また前のところに戻って行きます。
つまり警備員がいる間は放置自転車、迷惑駐輪はなくなりますが、警備員がいなくなればすぐ元に戻ります。
毎日警備員を雇えるほど余力のある個人商店はありませんから、この方法も無理ですね。
これらの不法駐輪対策が上手く行かないのは管理者の本音が見えているからです。
「迷惑駐輪は困る!でもそのためにお金や時間を費やすのは嫌だな!」という管理者の本音がバレバレなんです。
迷惑駐輪をなくそうと思ったらそれなりの覚悟が必要です。
あなたにはその覚悟がありますか?
放置自転車対策の成功事例はこれ!具体的なやり方はこれ!
迷惑駐輪は嫌だけど、トラブルはなるべく避けたいものですよね。
その気持ち分かります!
私もそうでしたから。
でも、少し冷静になって考えてみてください。
迷惑駐輪する人も、実はトラブルが嫌なんです!
なので、あなたが少しだけ勇気を出して行動を起こせば、状況は驚くほど良くなりますよ。
迷惑駐輪と戦うならあなたの少しの覚悟が必要です。
どんな覚悟かと言うと「裁判まで持ち込む覚悟です!」
放置自転車の常習者は「管理人は手荒なことはしない!」とたかをくくっているので、どんなに対策をしても直ぐに元に戻ります。
なので管理者のあなたの本気を示す必要があります。
具体的には次の四つの手順であなたの本気度を示します。
①手書きの張り紙
②常習者を追い詰める
③裁判を起こすと警告
④裁判を起こす
【 ①手書きの張り紙 】
やる気のない管理者は間違いなく印刷された禁止張り紙を使うので、手書きの張り紙は効果絶大です。
常習者も一瞬ビビリます。
しかも「話したいことがあるので、玄関の呼び鈴を押せ!」と書いてあります。
玄関の呼び鈴を押す常習者なんていません。
だって怒られるに決まっていると分かるからです。
これでビビッて自転車を止めなくなる人が多いです。
ウチの例がそうですね。
常習者の中では上質の初心者ですね。
これで迷惑駐輪が無くなれば万々歳!
肩透かしを食らったように感じますが、「戦わずして勝つ!」と言う孫子の兵法の言葉通りです。
【 ②常習者を追い詰める 】
ここからが大事な所です。
手書きの張り紙で効き目がなかったら、即座に次の手を打ちます。
次はキツイ内容の張り紙をします。
内容は次の通りです。
あなたは○月○日と△月△日に、この場所に迷惑駐輪をしましたね。
大変困っています。
管理費として600円請求します。
支払ってくれたら裁判は起こしません。
払いたくないのであれば今後一切ここには駐輪しないで下さい。
連絡先はこちらです。
と裁判をほのめかし、プレッシャーをかけます。
万が一のこのこと連絡してきたら張り紙と同様の事を伝えます。
管理費の600円を支払ってくれるかも知れません。
この金額が高すぎてもウソっぽくてダメです。
近隣の相場の2~3倍が妥当です。
支払ってくれなくてもあまり気にしないで下さい。
ここで「今後一切自転車は止めない」と約束してくれることがあります。
その時には名前や住所など聞き出せたら聞いてください。
言わなければそのままでかまいません。
偽名やウソの電話番号を言うかも知れません。
そこはあまり追求しなくて大丈夫です。
ここまでできればほとんどの人がもう二度とここには駐輪しません。
これらは中級者だったと言えます。
ほとんどの日本人が「裁判沙汰」を嫌います。
「裁判を起こされることを極端に嫌う」民族性を利用した方法です。
【 ③裁判を起こすと警告 】
数は激減しますが、二度の張り紙を完全無視する輩(やから)がいます。
そんな時でも心は冷静に行動しましょう。
常習者に遭遇(そうぐう)して言い合っても効果はありません。
法に裁いてもらうのが一番です。
3回目なると常習者の情報も大体つかんでいると思います。
学生なのか?、社会人なのか?
男なのか?、女なのか?
いつ頃止めるのか?、いつ頃帰って来るのか?
待ち伏せしましょう。
上手く捕まえられないかもしれませんが、その場合は記録だけとっておきます。
そして常習者を捕まえたら警告文書を渡してこう宣言します。
あなたの迷惑駐輪により大変困っています。
今までの管理費を支払ってください。
管理費は1日あたり300円です。
あなたはこれまで合計7日間ここに止めていますので、300円×7日=2,100円です。
支払っていただけないのであれば訴訟を起こします。
あなたのお名前、年令、住所、電話番号、会社名、会社の電話番号を教えてください。
内容がグンと難しくなりますので、手書きの文書を読み上げると良いでしょう。
◎支払ってくれた場合・・・「今回は訴訟はいたしません。今後はここに駐輪しないでください。」と言って帰ってもらいます。
◎支払ってくれない場合・・・名前等を聞き出して訴訟の準備を始めます。
◎名前等を教えてくれた場合・・・訴訟の準備を進めます。
◎名前等を教えてくれない場合・・・110番通報して警察を呼んでください。状況を説明し、後は警察の指示に従ってください。
【 ④裁判を起こす 】
実際に裁判を起こす準備を進めます。
まとめ
本日は放置自転車不法駐輪対策の成功事例についてお話ししてきました。
成功の鍵はあなたの本気度でしたね。
裁判を起こすのは大変です。
費用もかかります。
でもそれをすることで放置自転車がなくなるんなら、やる価値は十分にありますよ。
常習者は「手荒なことはしない!」と安心しているんですから。
でも本当にこの方法で上手く行くの?
いや~、どうでしょうか?
私も実は裁判まで行ったことありませんからねぇ~!
「えーっ!裁判やったことないんか~い!」
そうなんです。
私が言いたいのは「迷惑駐輪は裁判を起こす覚悟がないとどんな対策をやっても上手く行きませんよ!」と言うことなんです。
でも③の裁判を起こすと警告を言い渡すところまでは実は裁判に詳しくなくても誰にでも出来ることなんですよ。
ここまででほとんどの不法駐輪常習者が他へ移動してしまいます。
彼らがなぜそこに不法駐輪するのか?
それは「だれにも注意されなかったから!」なんです。
不法駐輪する人にうっとおしいと思われたらあなたの勝ちです。
あなたの参考になれば幸いです。
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