我が家で使用していたコンパクトデジタルカメラNikonクールピクスS5100のレンズエラーが直りました。

しかも全然分解せずに修理出来たんです。

修理代はもちろんタダです。

原因もだいたい分かりました。

本日はこのデジカメのレンズエラーを分解せずに直す方法についてお話ししますね。

あなたの参考になれば幸いです。

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ニコンクールピクスS5100レンズエラーの症状はこれ!

ウチのコンパクトデジタルカメラはNikon COOLPIX S5100です。

表面の塗装が剥(は)がれているように見えますが、塗装ではなくて出荷時の保護フィルムです。

電源を入れるとレンズが一旦出ますが、直ぐに引っ込み、画面に「レンズエラー」と出るんです。

もう一度電源ボタンを押すと「レンズエラー」の表示が消えます。

そしてまた電源を入れるとレンズが一旦出ますが、直ぐに引っ込み、画面に「レンズエラー」が出るんです。

これの繰り返しでした。

特に落としたりぶつけたりした記憶がありません。

一昨日も普通に使えていたのに、昨日の夜に花火遊びをしている時に使おうとしたらレンズエラーが出るようになったんです。

音もじっくり聞いてみました。

「ジー、ジジジ」と言う音がします。

最後の「ジジジ」が何となく歯車の空回りしたような音だなと思いました。

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ニコンクールピクスS5100レンズエラーの修理方法の検索!

ネットで「ニコン レンズエラー」と入力して調べて見ました。

この検索結果の中から次の三つの記事を読みました。

【 価格.com – 『レンズエラーの解消法?』 ニコン COOLPIX 3700 のクチコミ掲示板 】

こちらのサイトでは『電源OFFの状態でレンズとレンズ周辺にハーハーハーッっと暖かい息を10回くらい吹きかけたら直った!』らしいです。

しかも同じようにして直ったと言う声が沢山来ているんです。

でもこの方法では上手く行きませんでした。

【 Nikon COOLPIX S7000のレンズエラーを直したよ。 | カブログ 速報 】

こちらのサイトではデジカメを実際に修理した様子を写真付きで公開していました。

症状も同じようなもので、分解してレンズ部分の何かの引っ掛かりが直ると改善することが分かりました。

それで私も分解に挑戦したいと考え始めました。

そして問題の次のサイトが目に入りました。

【 ちょっとした不具合は工夫で直せて、長く使えるカメラです – アマゾン 】

このサイトはアマゾンのカスタマーレビューです。

投稿者は「SmartForce」さん。

2012年10月6日の日付が付いております。

27人の方が役に立ったと考えています。

一部引用します。

■レンズエラーが多発する場合■
レンズが2段で繰り出すタイプなので、だいたい、引っ掛かってしまうことが原因です。
かなり初期不良で持ち込まれることや、落したことがきっかけで発生することが購入後の多いケースです。

仮に一度も衝撃を与えたことがない、落したことがない。こんな場合にレンズエラーが多発する場合は、わざと衝撃を与えると、だいたい直ります。もちろん、引っ掛かりの原因にはいろいろありますが、駆動部などが正常で、引っ掛かっている場合は、「電源オンでレンズを出した状態で、座布団などの上に落す」です。

引っ掛かりが外れると、レンズが収納されて電源がオフになるはずです。これで、直ることがあります。

この記事を読んでビックリ仰天!

分解せずに衝撃を与えるだけで直ってしまうと言うんです!

「ホンマかいな?!」

同時に「私もやってみたい!」と思いました。

ダメで元々ですからね。

ニコンクールピクスS5100レンズエラーの修理方法はこれ!

この方法はカメラに衝撃を与えますから、小さな衝撃から始めて少しずつ大きくしようと考えました。

テーブルの上にカメラを載せて1cmだけ持ち上げて落とします。

そして電源を入れます。

これの繰り返しです。

これで直ったら電源を入れたときに「レンズエラー」が出なくなるはずです。

他の角度からも衝撃を与えてみました。

上げて、

落とす。

上げて、

落とす。

上げて、

落とす。

でもなかなか上手く行きません。

開始して20分経過した頃、もう一度アマゾンのカスタマーレビューを読み直しました。

すると電源を入れてから衝撃を与えると書いてありました。

「そうかレンズが出たときに止まらない不具合だからレンズが出た状態で衝撃を与えればいいんだ!」

もう一度作業を繰返しました。

今度は電源を入れてから衝撃を与えることを繰返しました。

そしてとうとう「レンズエラー」が出なくなりました。

レンズが引っ込まなくなりました。

その前はどのような衝撃を与えたかと言うと、次の通りです。

デジカメの液晶画面左側の角を電源を入れた直後に「ゴン!」とテーブルにぶつけました。

【 テスト 】

本当にこれで直っているのか電源を入れなおして数回テストしてみました。

すると、最初の2~3回は「レンズエラー」が出たものの、その後は何度やってもスムーズに電源が入るし、電源を切るのもスムーズになりました。

音を聞いてみると、「ジー、カチャ」と何か部品の収まる音がするんです。

「レンズエラー」が出ていたときは「ジー、ジジジ」でしたから、その違いは明らかです。

ヤッター直りました。

修理時間はたったの35分です。

妻と子供たちに見せたところ「え~!お父さんすご~い!」と拍手喝采(はくしゅかっさい)です!

「やったね!」

これでお父さんの株がドンドン上がるというもの!

ムフフフフ!!!

まとめ

本日はコンパクトデジタルカメラNikonクールピクスS5100のレンズエラーを分解せずに直す方法についてお話ししました。

小さな部品が引っかかっていて衝撃を与えることでその部品が元のところに収まったんだと思います。

分解しなくてもここまで出来るなんて凄いです!

いやはや修理ってホント面白いですね!

【 2019年5月22日追記 】

その後、レンズエラーは1度も出ませんでした。

しかし、ピントが合わない、ズームが出来ないなどの不具合が時々起こりました。

でも使っているうちに直っています。

不思議ですね♪

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