毎日暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしですか?

外気温が35℃を越えるとエアコンの効かなくなります。

その理由をご存知ですか?

その理由が分かれば対処方法が分かります。

本日は猛暑日にエアコンが効かなくなる理由とその応急処置についてお話ししますね。

あなたの参考になれば幸いです。

【 2019年8月5日追記 】

これまでの記事内容に認識間違いや誤解を招くような表現がありました。

ごめんなさい。

文中に解説を追記しています。

読みにくいかも知れませんが、お許しください。

今後とも正確な情報の記載に努力してまいりますのでよろしくお願いします。

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猛暑日にエアコンが効かない理由はこれ!

猛暑日にエアコンが効かなくなるのには理由があります。

それは下記の三つです。

・外気温が高すぎるから

・家が熱を持っているから

・猛暑日を想定していないから(※追記あり)

【 外気温が高すぎるから 】

これは猛暑日の特徴です。

外気温が35度を越えると放熱が上手く出来なくなるんです。

エアコンと言う機械の役割は熱を移動させることです。

夏場は熱を室内から室外に移動させることによって部屋を冷やします。

下記の絵をご覧ください。

エアコンは室内機と室外機のセットで成り立っています。

夏場は冷房運転にして室内の熱をどんどん外に追い出しているんですね。

つまり室内機の役割は部屋の熱を奪(うば)うことなんです。

熱を奪うから部屋が冷えるんですね。

これが冷房ということです。

室内機は電気の力でギンギンに冷やすんです。

効きの良いエアコンのフィンを一度触ってみてください。

冷蔵庫の製氷室のような冷たさです。

一方家の外に置いてある室外機は電気の力でガンガン熱せられています。

これは室内にあった熱をどんどん室外機に集めているからなんです。

室外機にもフィンと呼ばれる薄い金属のヒダヒダがありますが、触ってみてください。

アッチッチ!です。

約40℃~50℃位の熱を持っています。

そしてこの室外機の熱を大気中に放出しているんです。

室外機にも扇風機のようなファンが付いているのはこのためです。

ここに注目してください。

外の気温が30℃くらいなら室外機の熱はどんどん外に逃げていきます。

ところが外の気温が35℃を超えると急に熱が逃げなくなるんです。

なぜだか分かりますか?

「直射日光があたるともっと温度が高くなるから?」

その通りです。

気温30℃の時でも直射日光が当ると室外機付近の気温は35℃を越えます。

ということは猛暑日には室外機付近の温度は40℃~50℃になるんです。

気温40℃~50℃の空気で40℃~50℃の室外機を冷やすことが出来るでしょうか?

出来ません!

これが猛暑日にエアコンが効かなくなってしまう最大の理由です。

【 家が熱を持っているから 】

もう一つの理由が家自体がアツアツになっているからなんです。

特にマンションの最上階や2階建ての2階の部屋は暑さが酷(ひど)いです。

マンションの最上階のエアコンの室外機はどこにあるでしょうか?

ほとんどが屋上に設置しています。

だから猛暑日のエアコンは効かないんです。

大型ショッピングモールでも同様のことが起こります。

オープンして1~2年目のショッピングモールのエアコンは最新の冷房機器が入っています。

ところがそのような最新の施設でも猛暑日になるとエアコンが効かなくなります。

店員さんから設備担当者へ「店内が暑いです!」と言うクレームの電話がジャンジャン鳴ります。

でも設備担当者もどうしようもないんです。

「すみませんね~!外が暑いですからね~!これでMAXなんですよ~!」としか説明のしようがないんです。

これは設備担当者が職務怠慢しているのではありません。

規定通りに規定の仕事をされているだけなんです。

【 猛暑日を想定していないから 】(※追記あり)

それではビルのオーナーが建設費用を抑えるためにショボイ機械を入れてしまったのでしょうか?

いえいえそうではありません。

ビルはその場所の年間の気温を十分調査して妥当と思われる機械を入れているんです。

ただその妥当と思われる基準が異なるんです。

我々一般人の感覚からすれば「猛暑日に耐えうる機械を入れるべき!」と考えます。

ところがビルのオーナーはコスト意識も持っているんです。

つまり、「年間の最高気温に耐えうる機械を入れると莫大な費用がかかってしまうから」なんです。

その費用は結局お客様に負担してもらうしかないんです。

そこで年間数日ある猛暑日は除外して計算していると言うことなんです。

これは家庭用のエアコンもそうです。

「このエアコンは木造10畳用です」とか「このエアコンは鉄筋コンクリート作りの15畳用です」とか書いてありますよね。

あれも年間数日ある猛暑日を除いて計算してあるんですよ。

そうしないと「このエアコンは猛暑日にもガンガン冷えます!ただし価格は他の3倍します!」てな事になるんです。

つまり「猛暑日は効かないかもしれない!」程度のものを選ばないと、どこまでも価格が釣り上がってしまうんです。

猛暑日にエアコンが効かなくなる理由が分かりましたか?

その理由が分かった上で対策です。

【 2019年8月5日 認識の間違いに関するお詫び 】

この部分において明らかな認識間違いがありましたので訂正し、お詫びいたします。

日本工業規格(JIS)においては日本で販売されるエアコンの『冷房過負荷試験条件では43℃』となっています。

一方、『猛暑日』の定義は摂氏35℃以上の日です。

2018年の夏は記録的な暑い夏でしたが、それでも年間最高気温を記録したのは埼玉県熊谷市で41.1℃(2018年7月23日)です。

日本で最も暑い日でも日本の工業規格43℃内に収まっているので、『猛暑日を想定していないから』というのは明らかに誤りです。

申し訳ありません。

しかし「気温35℃を越える猛暑日にエアコンの効きが悪くなる!」と言うのはよく言われていることです。

それは直射日光が当る場所では室外機周辺の温度が43℃を超えることがよくあるからです。

たとえば周囲をコンクリートやアスファルトに囲まれたような環境などです。

つまり「猛暑日になると気温は35℃程度であるが、直射日光にさらされたアスファルト付近は室外機周辺の気温が43℃を超える為にエアコンの効きが悪くなることがある!」と言う事になります。

私の以前の書き方だと「エアコンの設計そのものに問題がある!」と言うような内容になってしまいました。

改めてお詫び申し上げます。【追記はここまで】

猛暑日にエアコンが効かない時は応急処置で乗り切ろう!

猛暑日にエアコンが効かなくなる理由が分かりましたね。

では諦めるしかないのでしょうか?

いえいえそんなことはありません。

原因がわかればその原因を取り除けばいいんです。

別に機械を買い換えなくても出来ることはたくさんあるんですよ。

ここからは自分で出来る猛暑日の応急処置についてお話しします。

自分で出来る応急処置は次の3つです。

・室外機周辺を冷やす

・家全体を冷やす

・考えを冷やす



【 室外機周辺を冷やす 】

猛暑日の室外機周辺は50℃にもなるとお話しました。

室外機周辺を冷やすにはどうしたらよいでしょうか?

まずは直射日光を遮(さえぎ)ることです。

ウチはすだれを掛けています。

すだれを掛ける時には室外機から1mくらい離すことです。

室外機は空気の流れで冷やしているので空気の流れが悪くなると逆効果なんです。

そして時々水をまいています。

横から勢いよく水をかけると基盤に浸水して故障する可能性があるので、上から雨を降らせるように掛けてください。

水は蒸発する時に気化熱を奪います。

「打ち水」の原理ですね。

私は夕方から夜にかけて1日三回は水まきしていますよ。

【 家全体を冷やす 】

ついでに家にも水をかけています。

玄関や縁側そして壁面にも水をタップリとかけています。

平屋なので屋根にも水をかけています。

反対側の家にまで水が飛んで怒られたことがありますが、そうならないように気をつけて屋根に水をまいています。

【 考えを冷やす 】

まあ、頭を冷やすと言うのも効果があります。

夏の暑さは風邪を引きにくい体質を作るんです。

夏に熱を身体にどんどん溜め込んでいるんです。

そしてその熱を冬の間少しずつ放出しているんです。

夏場に冷房の部屋で過ごすことの多かった人は身体に熱が少ないので冬場に風邪を引きやすいんです。

反対に夏場にしっかり暑いところにいた人は、冬にも身体に熱が残っていて風邪を引きにくいんです。

岩盤浴というものが流行っていますが、夏の暑い時は無料で岩盤浴をさせてもらっていると考えてはいかが?

夏場は熱中症にならない範囲で汗をたくさん流すのが良いんです。

私も猛暑の中、夜勤帰りのお昼の12時頃に近くの河川敷をジョギングして家に帰っています。

直ぐにシャワーを浴びることが出来るので爽快ですよ!

猛暑日にエアコンが効かない理由はこれ!我が家の状況はこれ!

ウチにもエアコンが3台あります。

1台は昨年(2017年)の夏に購入したものです。

他の2台は2002年頃のものと1995年製です。

2017年製のものは元気よく動いてくれていますが、他の2台も20年、30年近く使っているにも関わらず、頑張って働いてくれています。

部屋数が8部屋ですから、エアコン設置率は37パーセントです。

来年はもう一台買おうかと相談しているところです。

我が家の場合は猛暑日にエアコンが効かないのではなくて、エアコンのない部屋が異常に暑くて困っています。

エアコンのある部屋はちゃんと効いています。

でも先ほどお話ししたように、屋根に水まいたりエアコンの周辺を日陰にしたりと色々な工夫もしていますよ。

エアコンが効かないからと言うより、エアコンがなくても快適に過ごしたいと願って色々な工夫をしています。

それが結果的にエアコンの効きを良くしている印象です。

同じように猛暑日になると冷蔵庫の利きも悪くなります。

冷蔵庫の暑さ対策はこちら参考にしてください。

夏に冷蔵庫が冷えない理由や原因はこれ!側面が熱い時の応急処置!

まとめ

本日は猛暑日にエアコンが効かなくなる理由についてお話ししました。

それは想定の範囲内でしたね。

しかし猛暑日でもないのに冷たくないと言う場合には明らかに故障なので、修理するなり買い換えるなりしてくださいね。

あなたの参考になれば幸いです。

その他にも暑さ対策の記事をいくつか書いています。

暑さ対策の工夫についてまとめました。

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