壁掛け扇風機を購入しました。
自宅の寝室にはエアコンがあるんですが、扇風機と併用で部屋の空気を循環させたいと考えました。
しかし壁に扇風機を固定するのが難しいと感じて購入を諦めてしまう人が意外と多いんですよ。
ところがこれ、実は簡単なんです。
本日は壁掛け扇風機の取り付け方法についてお話ししますね。
主婦の方でも出来るような方法で解説しますよ。
あなたの参考になれば幸いです。
壁掛け扇風機の取り付け場所はここ!
我が家は築50年の古い一戸建てです。
古民家と呼ぶには恐れ多いので、オンボロ家と呼んでいます。
その寝室の柱に壁掛け扇風機を設置しました。
壁掛けの扇風機はこちらです。
山善YAMAZENの30cm壁掛け扇風機 YWX-K302(W)と言う機種です。
製造は2015年製です。
取り付ける場所はこの時計のかかっている場所にしました。
その理由は次の三つです。
・エアコンの反対側である
・コンセントが近い
・家族全員に風が行き渡る
【 エアコンの反対側である 】
これまでエアコンと据え置き型の扇風機の併用で使用していましたが、据え置き型が壊れたので壁掛けタイプを購入したんです。
エアコンの空気を適当に拡散させるためには、エアコンと同じ位置にあるよりもなるべく遠い方が良いのではないかと考えたんです。
【 コンセントが近い 】
この柱の真下にコンセントがあります。
この位置なら延長コードを使わずに使用できます。
私の顔の位置の高さなんですが、小学4年生の息子でも手の届く高さです。
まあこれ以上高くすると電源コードの長さも足りないのでこの高さにしました。
【 家族全員に風が行き渡る 】
この部屋は我が家の居間兼寝室なんです。
夜には布団を敷いて家族全員でザコ寝します。
その時にこの位置だと頭の上から風が来るので満遍なく全員に風が行き渡ります。
「暑い~!寝られへん!」と一部の子供からクレームが来ないように、この位置が良いと決定しました。
「取り付け場所は柱が良いの?」
はい、その通りです。
壁掛け扇風機は重量があるので、丈夫な縦の柱に設置するのが一番良いです。
縦柱ならビス(ネジのこと)で金具を固定し、その金具に本体を差し込むだけで補強などは不要です。
差し込み式なので、冬場には撤去して倉庫に保管しておくことも出来ます。
金具をそのままにしておけば来年のシーズンに、再び扇風機を設置するのも簡単です。
ウチは古い木造モルタルの家なので木の柱がたくさんあり、迷うことはありませんでした。
でも最近のお家には柱がなかくて全面壁だったり、その壁も下地が板ではなくて石膏(せっこう)ボードと呼ばれるものだったりしますね。
石膏ボードの壁にはビス(ネジ)は使えません。
すぐにゆるくなってしまうからです。
下地の奥にある木の柱や梁(はり)の入っているところを探して、その木材に長さの届くビス(ネジ)を打ち込んで金具を固定してくださいね。
壁掛け扇風機の取り付け方法はこれ!木造の縦柱に金具で設置。
では実際に壁掛け扇風機の取り付け方法を見ていきましょう。
手順は下記の通りです。
①時計を外す
②金具の取り付け
③本体設置
【 ①時計を外す 】
まず時計を外します。
ネジで時計を引っ掛けていたので、ネジも取ります。
エアコンのリモコンホルダーも取り外します。
ここが第一の関門です。
なぜならば古いネジが取れないことがあるんです。
・ネジが錆(さ)びている
・ネジを反対に回している
・力が足りない
ネジが錆(さ)びていたりすることもありますが、そうでないときもネジが硬くて抜けないことが多いんです。
もう一つの理由はネジを反対に回しているんです。
特殊なネジでない限り、普通のネジは左に回すとゆるみます。
左に回すとは、時計の12時の位置を基準にどちらへ回すのかを意味しています。
下の写真を見てください。
12時を基準に向かって左へ回しているから「左回し」と言うんです。
このネジを回す方向は慣れないと訳わかんないんです。
私がそうでした。
下の写真のように「こう見たら右回しやないか!」と中学の時に技術の先生に文句を言っていたのは何を隠そうこの私です。
反対方向にネジを回したら、絶対に抜けませんよ。
こんな理由で諦めてしまっている方のナント多いことか!
また向きは正しくても、力が弱くてネジの回らないことがあります。
そんな時はなるべく太いドライバーを使ってみてください。
細いドライバーで回しても回りません。
これも100均で売っているもので十分なんで、太いドライバーを準備してくださいね。
また滑り止めの付いた手袋をすると大きな力が入りやすいですよ。
そして実際に回す時は、柱に押し付けるようにして左に回すと上手く行きます。
頑張って!
【 ②金具の取り付け 】
次に金具を取り付けます。
金具の取り付け位置を決めるために、扇風機本体を壁に当てます。
扇風機の後ろのすき間からのぞき込んで、金具の大体の位置の見当を付けます。
そして本体を下に置いて金具を取り付けます。
金具を柱に置いて穴の位置にペンで印を入れます。
ここに直接木ネジを入れて回しても入ることは入りますが、とても硬いです。
かなり大きな力が必要です。
そんな時は錐(きり)を使って下穴を開けましょう。
開けました。
すると小学生でも楽にネジを回せるようになります。
ウチも小学4年生の息子に手伝ってもらいましたが、上手にネジを回すことが出来ましたよ。
小学4年生と50歳の女性が同程度の体力なんです。
ウチの息子に出来たんですから、あなたにも出来ますよ。
頑張って!
【 ③本体設置 】
金具を取り付けたら後は本体を設置するだけです。
あっ、そうそう、この金具には上下の区別があります。
矢印が上になるようにしてくださいね。
間違えて矢印を下にしても本体は取り付けられますが、なんとなくしっくり来ないはずです。
そんな時は金具の向きが逆になっていないか確認してくださいね。
本体の裏側は金属のでっぱりがあります。
これを先ほど設置した金具に引っ掛けるんです。
金具の上から本体を差し込めばOK!
これは簡単です。
あとはコンセントを差し込んで運転開始!
完成です。
まとめ
これで夜も快適に寝ることが出来るようになりました。
柱にビス(ネジ)を打ち込むのが女性の皆さんにとってはハードル高いですよね。
でもウチの小学4年生でも出来たのであなたにも出来ますよ。
ポイントはキリで下穴を開けることでしたね。
キリは100円均一ショップの工具コーナーに売っているもので十分です。
頑張ってやってみてください。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
その他、扇風機に関する修理や分解、活用法についてはこちらにまとめています。