こんにちは。

TOTOサーモスタット混合水栓TMJ40V1Bのバルブカートリッジグリスアップをしました!

以前もカートリッジのグリスアップをしましたが、今回はその第2弾。

前回よりも念入りにグリスアップしてみました。

これでレバーの軽いのが続けば良いんですけどね!

あなたの参考になれば幸いです。

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TOTOサーモスタット混合水栓TMJ40V1Bのカートリッジグリスアップに挑戦!

前回グリスアップした時はレバーがとても軽くて感動しました!

ところが2~3日使用してみると、グリスアップ直後のような滑らかさがありません。

それから2週間たちますが、なんとなく少し固い気がします。

その原因を考えてみました。

考えられるものとしては下記の三つです。

・カートリッジの寿命

・グリスがウォーターグリスではない

・グリスを塗る場所が悪い

【 カートリッジの寿命 】

これはカートリッジの寿命ではないかと言う考え方です。

メーカーも水栓のハンドルが固くなったらカートリッジの交換を勧めているし、水道工事の方もそうです。

カートリッジのグリスアップをしても所詮は素人のお遊びみたいなもので、メーカーさんの技術には遥かに及ばないのかも知れません。

ここは潔く新品のカートリッジに交換すべきなのかも知れません。

【 グリスがウォーターグリスではない 】

次に白色ワセリンが混合水栓に合わないのかも知れません。

以前グリスアップをした時には、ウォーターグリスではなくて、代用品の白色ワセリンを使いました。

でも価格が高いんですよね、これが!

家に自転車修理用のグリスあったので私はそれを使おうかとも考えました。

しかし水道設備は水を飲むことを考えると、「私は自転車ではない!」と混合水栓が叫んだので、断念しました。

その点、白色ワセリンは皮膚の乾燥を防ぐ効果があり、医薬品や化粧クリームの基材として用いられる極めて安全性の高い物質です。

安全上は何の問題もありません。

混合水栓も拒否しませんでしたよ。

でもまだ2週間ほどでレバーの滑らかさが落ちてきました。

市販のウォーターグリスは白色ワセリンを遥かに凌ぐ凄いグリスなのかも知れません。

【 グリスを塗る場所が悪い 】

三つ目は私の技術力のお話です。

「私の技術が悪い!」のかも知れません。

白色ワセリンでも十分性能を発揮できるのに、ワセリンの塗り方の問題かも知れません。

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混合水栓のカートリッジの分解

今回は三つ目の「グリスを塗る場所が悪い!」に挑戦してみます。

混合水栓の分解方法はこちらの記事を参考にしてください。 → 混合水栓ハンドルが固い時カートリッジ交換なしの修理はグリスアップで!

今回はカートリッジを分解するところから説明します。

【 分解工程 】

1、ストッパーの金具を外します。

小さなマイナスドライバーを差し込むと外れやすいです。

2、白い棒を押し出します。

白い棒の部分を持って反対側へ押し出します

3、出ました。

4、黒い部分は2重になっています。

5、窓から金属部品が見えています。

6、この窓にドライバーを差し込み、テコの原理で金具を押し出します。

ちょっとだけ動けば大丈夫です。

7、こちら側からドライバーで引っ掛けて引き出します。

8、外れました。

この時、勢い余って中のプラスチック部品が飛び出して洗面台に当たり、金具とパッキンが散乱してしまいました。

そのとき洗面台の排水口に金具が落ちてしまいました。

それからの20分間は洗面台の排水口を分解して金具を取り出すというオマケがついています。

みなさん、小さな部品を排水口に落としてしまわないようくれぐれも注意してください。

排水口キャップをしとけば良かったんですね!

9、これらが飛び出した金具とパッキンです。

10、メラミンスポンジで磨くとこんなに汚れていました。

2週間前にも洗ったんですけどね。

長年使用していると、このパッキン類が真っ黒になってしまいます。

初めて分解する方はビックリするかも知れませんよ。

11、パッキンも石鹸で洗いました。

12、これらの部品にグリスを塗ります。

今回も白色ワセリンを塗りました。

前回私のワセリンの塗り方が中途半端だったのではないかとの反省がありましたから、念入りに塗りました。

塗る厚さは適当です。

はみ出しても構いません。

白色ワセリンは口に入れても害がないので安心ですね。

【 組み立て 】

13、白い棒の方から黒い部分に差し込みます。

14、窓に金具を乗せます。

金具には裏表があります。

曲面に合うように乗せます。

下の金属板の穴の位置が合っていませんが、このままで大丈夫です。

15、パッキンを乗せます。

16、黒い部品に差し込みます。

17、指でパッキンを押さえながら押し込むのがコツです。

18、お隣の窓にも金属を乗せて

19、パッキンを乗せて

20、パッキンを指で押さえて

21、最後まで押し込みます。

22、窓にパッキンのゴムが挟まったら、ドライバーで押し込みます。

23、ストッパーはペンチではさむと上手くはまります。

24、完成です。

後は、こちらの記事を参考にして組み立ててください。 → 混合水栓ハンドルが固い時カートリッジ交換なしの修理はグリスアップで!

まとめ

前回のグリスアップは「グリスの塗り方」が悪かったと考えて、今回はグリスアップを念入りにやってみました。

これでもすぐにレバーが固くなるようなら次はパッキンを変えてみようと思います。

しばらく使ってみてまた使用感を報告しますね。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

あなたのお役に立てると幸いです。

その後しばらく使いましたが、やはりすぐにハンドルが固くなってしまいました。

そこでパッキンの交換に挑戦してみました。

こちらの記事をご覧になってください。 ⇒ 混合水栓ハンドルが固い時カートリッジのパッキン交換方法はこれ!

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