こんにちは。
この記事は、2013年の秋に大阪から東京スカイツリーに深夜の高速バスを使って車中2泊現地1泊の旅行に妻と4人の子供たちを連れて行った時の体験記の第5弾です。
前回は、「東京スカイツリーの観光スケジュールの決め方はこれ!」と題してお話ししました。
東京駅に着いてから東京スカイツリーまでの移動手段、そして朝食をどうするか、東京スカイツリーでどのように過ごすのかを検討しました。
本日はその続編です。
東京スカイツリーを出た後、浅草雷門と上野公園まで徒歩で移動するにはどのルートがあるか、そしてどう過ごすか、さらに地下鉄に乗って東京タワーまで移動するにはどの線が良いか、時間は間に合うかなどを検討したときのお話です。
大阪から東京スカイツリーに日帰り観光したいと考えているあなたの参考になれば幸いです。
東京スカイツリーから浅草まで徒歩で移動するにはこのルートがおすすめ。
東京スカイツリーから浅草まで徒歩で移動できるのかと言う質問ですが、出来ます!
電車でも移動出来ますが、1駅か2駅です。
東武スカイツリーラインに乗ると「東京スカイツリー駅」から1駅3分で「浅草駅」です。
また都営浅草線なら「押上駅」から2駅3分で「浅草駅」です。
前回お話した情報誌「るるぶ東京スカイツリー」に周辺地図が載っていました。
それを見ると、東京スカイツリーを出て西に進むと浅草があります。
距離にして1.5kmです。
時間に換算すると20分くらいです。
電車に乗ってササッと移動するのもありですが、私たち家族はビンボー旅行者の身です。
このくらいの距離なら歩いてササッと行ってしまいます。
それに東京スカイツリーが少しずつ小さくなる様子も見てみたいと思いました。
本当は「だんだん近くなる様子」を見たかったんですが、スケジュールの都合で朝一に東京スカイツリーに行くことにしたので仕方ありません。
余談ですが、地図から歩く時間を計算する方法を書いておきます。
【 地図から歩く時間を計算する方法 】
大人の歩く早さは時速4kmです。
これを元に計算するとおよそ次のような感じです。
1km=15分
2km=30分
3km=45分
4km=1時間
1分=70m
10分=700m
20分=1400m
30分=2,100m
40分=2,800m
50分=3,500m
60分=4,200m
少しずれていますが、だいたいこんな数字を頭に入れていると地図を読みやすくなります。
地図には縮尺というものが載っているので、それを見れば大体の距離が分かります。
距離が分かると上の式をあてはめて時間を計算できるのです。
話しを戻します。
東京スカイツリーを出て西へ進みます。
大きな道路は「浅草通り」と言います。
地名では「吾妻橋」、「本所吾妻橋」といった地名です。
ここを抜けていくと墨田区役所やアサヒビール本社ビルがあります。
【 アサヒビール本社ビル 】
アサヒビール本社ビルは全面ガラス張りのビルで金色をしています。
しかも最上階が白くモコモコしていて白い泡のようです。
これはビールのジョッキを表しているのです。
その隣の建物の屋上に光り輝く大きな物体はいったい何?
もう20年も昔にこの近くに住んでいたのですが、当時の友人達はみんな「う○こビル」と呼んでいました。
これを子供たちにぜひ見せたいと思いました。
だって子供たち「う○こ」ネタ大好きですから。
答えはアサヒビールのお客様相談室に書いてありますので下記をご覧になってください。
Q.浅草のアサヒビール本社ビルのとなりにある金色のオブジェは何を表わしているの?
【 隅田川 】
そしてそのほとりを流れている川は隅田川です。
小学校の教科書に載っている有名な「春の~、うらぁ~らぁ~の~、すぅ~みぃ~だぁ~がぁ~わぁ~」の、あの川です。
「花」と言う唱歌ですね。
子供たちも知っている歌なので一緒に歌いたいと思います。
季節が反対ですけどね。
【 吾妻橋 】
すぐ近くにある橋は「吾妻橋」と言います。
これを渡ればもう「浅草」です。
【 浅草雷門 】
東武浅草駅を右手に見ながら歩くとすぐに「雷門」が見えてきます。
ここでは雷門をくぐって、仲見世通りと呼ばれるおみやげ物屋さん街を歩いて境内まで進みます。
5月に鹿児島の両親の金婚式のお祝い旅行に同行した時に、この雷門も観光コースに入っておりました。
その時に三男がソフトクリームを食べたスポットがあるので、今回も先ずはそこに行ってソフトクリームをみんなで食べようと思いました。
スカイツリーから1時間ほど歩いて子供たちに疲れが見え始める頃だと予想してのことです。
そして境内を散策して、お昼ごはんの場所を探します。
東京スカイツリーを出発するのが10時30分の予定なので、雷門に着くのはおそらく11時30分を過ぎていると思います。
おそらくここで昼食になりそうです。
付近にはうなぎ屋さんやおそば屋さんなど和食のお店がたくさんありそうです。
昼食を食べて、1時頃には上野公園へ向けて出発できる予定です。
浅草から上野まで徒歩で移動するにはこのルートがおすすめ。
【 雷門通りを西へ 】
雷門まで戻ってきてまた西へ向かいます。
その前に、雷門の前の横断歩道を渡った左手に「アサクサ ミハラシ カフェ」なる建物があります。
カフェや土産物が売っていて、最上階は展望所です。
5月の金婚式旅行に同行した時にこの展望所から東京スカイツリーがきれいに見えたので、今回も時間があれば行きたいと思いました。
西へ進みます。
「雷門通り」という大通りも途中からは小さな細い路地のようになっていきますが、とにかく西に真っ直ぐ行けば1.5km、およそ20分で上野駅に到着します。
【 上野公園 】
上野公園は上野駅の西側です。
上野公園では西郷さんに会いたいので上野駅を左回りで回り込んで最初に西郷さんへ挨拶をしようと思います。
雷門を出発したのが1時過ぎですから、上野公園に着くのは2時過ぎだと思います。
上野公園はとても広いのでここでノンビリ過ごしたいなと思いました。
園内にはたくさんの施設があります。
上野動物園
国立西洋美術館
東京都美術館
国立科学博物館 日本館
国立科学博物館 宇宙館
不忍池(しのばずのいけ)
弁天堂
清水観音堂
上野東照宮
下町風俗資料館
上野大仏
私の知らない施設もいっぱいです。
このまま、夕方までここで遊んでも良いし、飽きたら東京タワーに行くことも出来ます。
上野から東京タワーまで移動するには地下鉄日比谷線がおすすめ。
【 東京タワー 】
東京タワーは時間調整用に押さえておきたいところです。
移動はさすがに徒歩では無理だなと思いました。
なぜなら地図上で10kmあるからです。
10kmは徒歩で2時間30分ほどです。
とてもじゃないけど、この距離を子供に歩かせたら非難の嵐になるので、ここは無難に地下鉄に乗って行きます。
地図を眺めていると地下鉄日比谷線なら乗り換えなしで行けることが分かりました。
上野は地下鉄東京メトロ日比谷線の「上野駅」、東京タワーの最寄り駅は「神谷町」です。
12駅で25分くらいです。
神谷町駅はら東京タワーまでは、距離にして700mなので歩いておよそ10分ですね。
日比谷線「神谷町」駅では①番出口から出て、左折します。
400mほどで交差点に出ますので左折して300mです。
※本日(2017年12月6日)の情報では①出口が閉鎖中とのことです。その場合は②出口を利用してください。
◎東京タワーの料金(当時のものではなくて2017年11月現在のデータです。)
・大展望台(150m)
大人(高校生以上)820円 子供(小・中学生)460円 幼児(4歳以上)310円
・特別展望台(250m)
大人(高校生以上)600円 子供(小・中学生)400円 幼児(4歳以上)350円
料金もそれ程高くないので、安心です。
到着する頃には日が暮れているので東京の夜景を見ることが出来ますね。
もしかしたら東京スカイツリーも見えるんじゃあなかろうか!
そう考えるとなんだかワクワクしてきました。
時間があれば東京タワーにも行きたいとの計画でしたが、調べていくうちに「ぜひ行きたい!」に変化していきました。
このことを正直に妻や子供たちに相談すると、「じゃあ、行こう!」と言うことになりました。
帰りの高速バスが東京駅を21時に出発なので20時には東京駅に着きたいです。
夕食を食べてからバスに乗りたいので、そう考えると逆算して19時には東京タワーを出たいですね。
上野公園には14時に到着しているので、3時間遊んで17時には東京タワーに行くことにします。
東京タワーには17時30分に着いて、1時間半の滞在時間。
う~ん?少しきちきちのスケジュールですが、まあ何とかなりますかね~!
時間がなかったら、夕食をカットしてお弁当をバスの中で食べれば良いですね。
※現在(2017年12月)リニューアル工事を行なっており、特別展望台へは入れません。
また大展望台も1面ずつのリニューアル工事を行なっているため、見学の日によって見ることの出来ない方面があります。
詳しくは公式ホームページをご覧になってください。
ホームページの右側に「本日の営業情報待ち時間」という欄があります。
それを見ると「現在の待ち時間」が分かります。
事前に行きたいと思う曜日・時間に合わせて見れば、混雑状況をリサーチすることが出来ます。
【 東京駅へ移動 】
東京タワーから東京駅までは実に様々な交通手段があります。
浜松町駅まで歩けば山手線で一本でいけるかなとも思ったんですが、来る時の日比谷線の神谷町駅の方が分かりやすいのではと思いました。
日比谷線神谷町駅から東武動物公園行きに乗って3駅の銀座駅で乗り換えます。
銀座駅で丸の内線に乗り換えて1駅で東京駅に到着します。
時間はトータルで15分くらいです。
東京駅に着いたら夕食を食べてお土産を購入してバスに乗り込みます。
東京駅なので夕食もお土産物屋さんにも困らないだろうと思います。
まとめ
前回の記事と合わせて、これで大阪発東京スカイツリー日帰り旅行のスケジュールが完成しました。
前回は東京駅に到着してから東京スカイツリーまでをいかに過ごすかのスケジュールをどのように考えて決めて行ったかをお話しました。
そして今回は東京スカイツリーを出た後、帰りのバスに乗るまでのスケジュールをどのように決めて行ったのかについてお話ししました。
時間調整用にと考えていた東京タワーですが、調べていくうちに行って見たくなり、正式にスケジュールに組み込んでしまいました。
でも前より良いスケジュールに仕上がって満足しています。
ついに「東京スカイツリー~浅草雷門~上野公園~東京タワー」コースの完成です。
次回の記事ではこのコースを時系列でまとめておきますので興味のある方はご覧になってください。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
東京スカイツリー公式ホームページはこちらをご覧になってください。
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