毎日暑い日が続いていますね。

本日は私の体験談です。

もう10年ほど前の話になりますが、夏場に急にエアコンが効かなくなった事があります。

最終的には修理してもらったんですが、その時の修理に至るまでの考え方が参考になるなと思いますので、ここで紹介したいと思います。

今まさにエアコンの効きが悪くて悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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エアコンの効かない原因は室外機だった!

ウチのエアコンです。

SHARPのWindomと言うエアコンです。

型番はAY-G25SEです。

1996年製の年代物です。

先ずは症状からお話しします。

ウチのエアコンは次のような症状でした。

・電源スイッチを入れると風は出るがなかなか冷えない。



電源スイッチは普通に入りました。

切ることも出来ます。

ファンも回っています。

風量の調節も可能です。

温度設定を変えることも出来ます。

しか吹き出し口から生暖かい風しか出てこないんです。

若干冷たいような気もしましたが・・・

そこで室外機を見に行きました。

すると室外機が全然動いていないのが分かりました。

電源を入れてもウンともスンとも言わないんです。

室内で電源を入り切りしてもらっても、室外機には何の変化も起きないんです。

『は~、これは室外機の異常だな~!』と言うのが分かりました。

取り扱い説明書には『一度電源コンセントを抜いてしばらくしてから差して電源を入れなおしてみてください。』と書いてありましたのでやってみましたが変化なし。

そこで本格的な修理が必要と思いました。

既に購入から13年が経過しており、保障期間は過ぎていました。

たまたま家の近くに家電製品の修理専門店がありました。

以前ここで冷蔵庫の修理をしていただいたことがあります。

その時の印象が良かったので、今回も相談してみました。

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エアコンの修理を依頼するときのコツ!

その家電修理専門店に電話して症状を伝えました。

電話する時に伝えることはエアコンのメーカー名、名称、型番です。

エアコンの側面に型番が書いてあります。

受付は年配の女性で、そこからサービスマンに連絡をして日程を調整するとのことでした。

その時に『予算20,000円くらいで何とかなればお願いしたい!』とはっきりと告げました。

そして1時間後にサービスマンから電話があり、その日の夕方に見に来てくれることになりました。

サービスマンは室内のエアコンの電源を入れて室外機の様子を見て『おそらく基盤の交換で治るでしょう!』と言って作業を始めました。

そして室外機のフタを開けて基盤と呼ばれる電子機器の詰まったところの装置を一式交換しました。

そして、再び室内に入り電源を入れてみるとナント室外機も動き始めめたんです!

いやはや、とても感動しました!

ちょうど妹の出産が近くて実家に里帰りしていたので、妹の体調を心配して最悪は買い換える積りでしたが修理で復活したんです。

『室外機が全く動いていなかったので同じ型番の基盤を探して来ました。妹さんの出産が近いと聞いていたので何とか修理できて良かったです!』とおっしゃいました。

私はサービスマンに聞いてみました。

「こんな異常はよくあることなんですか?」

『そうですね~!割と多いですね~!もっと細かく点検すれば基盤のどの部品が悪いとか分かるんでしょうが、そこまでしても結局修理費用は変らないので、基盤ごと交換する方が早いですね!』

そして修理費用は19,800円でした!

なんと予算範囲内にピッタリ!

あっ!『2万円の予算で~』と電話したので、予算内に抑えてくれたのか、もっと安かったけれどもこの価格にしたのか定かではありません。

後に知り合いの修理屋さんにこの時の価格に聞いてみたところ、『妥当なラインだ!』とのことです。

修理屋さんは出張費用だけで8,000円~10,000円が相場なんです。

そしてプラス部品代と技術料です。

私は趣味で自転車修理をしますが、パンク修理なんて材料費は100円もかかりません。

でもパンク修理代は1,000円くらいしますよね。

ほとんどが技術料なんです。

あれと同じです。

最初に電話で修理依頼したときに「予算は○○万円くらいで~!」と宣言することはメリット・デメリットあります。

【 予算提示のメリット・デメリット 】

最初に予算を提示して申し込む方法のメリットは全然予算に合わないときに初めから『その予算では出来ません!』と言ってくれることです。

デメリットとしては見積もりが予想以上に低い場合でも予算ギリギリ請求して来ることです。

私の場合は「このデメリットが働いてしまったかな~!」とも思いましたが、逆の場合もあり得ると知り合いの電気屋は言います。

『本当は予算をオーバーなんだけど、ここはサービスしてあげよう!』と考える修理屋さんも多いそうです。

つまり『本当の価格は23,000円だけど予算20,000円と提示しているから、ここはサービスしちゃおう!』と言うわけです。

なので修理費用の相場を知ることはとても大切です。

エアコン修理費用の大まかな相場を書いておきます。

室内機・室外機の基盤交換:20,000円~40,000円

冷媒(冷却ガス)補充:10,000円~30,000円

コンプレッサー修理:50,000円~100,000円



エアコンの出張修理店にも色々あります。

電話口で大体の見積もりを出してくれるところもありますが、多くは『故障の状態を見てから見積もりを提示します』というところが多いです。

私の場合は最初から『予算2万円で!』と宣言していたので、すぐに交換作業に入ってしまいましたが、普通は作業に入る前に『2万円に収まると思いますよ!』とか言ってくれるのが普通です。

業者さんの方から予算について言わないときは『いくらぐらい掛かりそうですか?あまり高くなるならもう買い換えようかと思っているんです!』と作業前に聞いてみてください。

中には何の説明もせずに作業が終わってから『工事費10万円です!』なんて言う悪徳業者もいるらしいですから。

エアコンもいつかは壊れます。

そして最新のものは省エネがドンドン進んでいます。

なので10年も使ったら買い替えも視野に入れてください。

まとめ

本日は10年前の夏にエアコンが急に効かなくなって室外機の基盤を交換して修理してもらったときのお話しをしました。

その時の特徴は室外機が全く動いていなかったんでしたね、

エアコンは室内の機械と屋外に置いてある室外機のセットで動く仕組みになっているので、『なんか冷えないなぁ~!』と感じたら一度室外機を観察してみてくださいね。

そしてその様子を詳しく修理屋さんに話して相談してください。

あとは予算との相談になります。

『○万円までなら修理してもらおう!』と限界値を決めておくと判断しやすいです。

ちなみに私の考えるエアコン修理の限界値は3万円です。

それ以上になると『買い換えたほうがお得!』って思っちゃいます。

なのでもしも『コンプレッサーの修理で50,000円!』なんていわれたら簡単に諦めます。

あなたにとっての最適な解を見つけてくださいね。

その他、夏の暑さ対策に関する情報はこちらに書いています。

暑さ対策の工夫についてまとめました。

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