パソコンを使って調べ物をしているとこんなメッセージが出てサイトを閲覧できないことがあります。

このサイトは安全に接続できません。

(サイトURL)ではサポートされていないプロトコルが使用されています。

ERR_SSL_VERSION_OR_CIPHER_MISMATCH

詳細



そのサイトを見ようとしてクリックしてもこんな風なメッセージが出て接続できません。

そんな時でも、このサイトをボタン一つで簡単に見る方法があるんです。

セキュリティ上も問題ありません。

本日はその方法について説明しますよ。

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クロームでサポートされていないプロトコルが使用されています。と出たらどうする?

上記のエラー画面の下にある『詳細』という所をクリックするとこんなメッセージが出てきます。

クライアントとサーバーで、共通の SSL プロトコル バージョンまたは暗号化スイートがサポートされていません。原因として、サーバーで RC4 が要求されている可能性があります。RC4 は安全とみなされなくなりました。



なんのこっちゃ?

全然意味が分かりませんよね!

しかしこのサイトを簡単に閲覧出来る方法があるんですよ。

その方法について詳しく説明します。

例えばこちらの画面をご覧になってください。

私は調べ物をしていて、この一番上のサイトを見ようとクリックしました。

するとこんな画面になったんです。

何度やってもダメです。

パソコンの再起動でもダメ!

同じエラーメッセージが毎回出ます。

パソコン操作の専門家の書いたサイトには実に様々な対処法が書かれていますがどれも難解です。

なので本日お話しする内容は『このエラーの場合は、こうすれば簡単に閲覧出来るよ~!』というものです。

この方法は裏ワザ的な対処法ですがセキュリティ上も安全な方法なので安心して行なってくださいね。

では具体的にその回避方法をお話しします。

まず先ほどの検索結果の画面で赤丸の『▼』マークをクリックしてください。

すると『キャッシュ』という文字が現れます。

この『キャッシュ』をクリックするとこのサイトが閲覧出来るようになります。

私はこのエラーが出たときにはいつもこの方法でサイトを閲覧しています。

この方法は『キャッシュリンク』を用いた手法です。

Google は、現在のページが表示されなくなった場合のバックアップとして各ページのスナップショットを作成しています。

ユーザーが『キャッシュ』をクリックするとGoogle が保存したバージョンのサイトが表示されるようになっています。

具体的な手順は上記で説明した通りです。

この手法はアクセスしようとしているウェブサイトの読み込みに時間がかかった場合やサイトが反応しなかった場合はにも、代替手段としてキャッシュリンクをクリックしてサイトを表示させることが出来るんです。

デメリットもあります。

これはGoogle が最後にこのサイトにアクセスしたときのウェブページの状態を表示しているので、その後運営者が新しく書き換えている可能性があるんです。

つまり最新版でないということ。

上記の画像に「このページは 2019年5月17日 15:16:07 GMT に取得されたものです。 」と記載されていますね。

Googleのクローラーロボットが最後にこのサイトを訪れた日時です。

今日の日付が2019年6月30日ですから1ヶ月以上前の状態ですね。

このキャッシュページから現在の最新のページに移行させることも出来ます。

そんな場合には下記の画像のように『このページの最新版』という文字をクリックすれば最新のページに移行します。

ただし、再び同じようなエラー表示の出る可能性はあります。

この参考サイトでも最新版を表示させようとしてもエラーが出て最新版へは移行出来ませんでした。

『最新版でない可能性はあるけれども・・・』ということに注意して閲覧してくださいね。

この方法で出来る事・出来ない事

この方法で閲覧したサイトに記載されている別の関連記事を閲覧しようとすると再び同じエラーメッセージが出てしまいます。

その時は見たいサイトのタイトルとコピペして検索しなおすしかありません。

その時もタイトルをクリックするとエラーの出ることがほとんどなので、再び『キャッシュ』をクリックして閲覧します。

目次をクリックしても目当ての場所へは行かず、同じようなエラーメッセージが出ます。

ところが記事内に貼り付けられている広告やインスタグラムの画像にはアクセス出来ます。

この記事から広告として貼り付けられているサイトへも飛びます。

そしてそのページで買い物も出来ます。

面白いですね!

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プロトコルとは何?

そもそも「プロトコル」とは一体何でしょうか?

プロトコルとは英語で「protocol」と書きます。

日本語に訳すと「規約」、「規定」、「決まり事」となります。

インターネット関係でプロトコルを説明すれば次のようになります。

プロトコルとはインターネットを介してコンピュータ同士が通信を行なう際の相互に決められた約束事のこと。

通信手順、通信規約などと呼ばれることもある。



普段パソコンでホームページを見たり、メールを送受信したり、ネットワーク内で他のパソコンとデータを共有したりしますが、すべてプロトコルによって通信しています。

そのサイトを作った人はWindowsのパソコンかもしれません。

でも閲覧しようとする人はMacのパソコンかもしれないし、AndroidやiOSのスマートフォン・タブレットかも知れません。

このように異なるハードウエアやOS(オペレーティングシステム)であっても相互に閲覧出来るのは、共通のプロトコルを使って通信しているからなんです。

例えばスペイン語の人が日本語の人とは会話が出来ませんよね。

でも双方が英語を話せたら英語で意思疎通を図ることが出来ます。

同じようにインターネット通信においても、対応しているプロトコルが異なると通信することが出来ません。

インターネット上にあるサイトを自由に閲覧出来るのは共通の通信規約のプロトコルに翻訳してから通信しているからなんですね。

HTTP、POP3、SMTP、FTP、DHCP、TCP、UDP、Ethernet、PPPoE・・・

これらの単語を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

これらは全てプロトコルの一種で、これらを単体、またはいくつか組み合わせて通信を行なっています。

まとめ

本日は下記のようなエラー表示が出たときのサイトの表示の仕方についてお話ししました。

このサイトは安全に接続できません。

(サイトURL)ではサポートされていないプロトコルが使用されています。

ERR_SSL_VERSION_OR_CIPHER_MISMATCH

詳細



このエラーの時は『キャッシュリンク』をクリックすることで表示させることが出来るんでしたね。

そのサイトで買い物をしたりは難しいですが、単に閲覧するだけなら可能ですので参考にしてくださいね。

私はこの方法で閲覧出来ないサイトを頻繁に閲覧しています。

セキュリティ上の問題もありませんので安心してください。

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