このシーズンになると子どもたちの水筒が大活躍します。
しかし水筒の中身が臭くなってしまうのも早いです。
あなたは水筒の中の臭いの原因をご存知ですか?
本日は水筒内部の臭いの原因と茶渋の取り方、内側の洗い方についてお話ししますよ。
水筒の中のにおいの原因はこれ!
水筒の中身は何ですか?
ウチはお茶です。
麦茶が多いかな!
で、その水筒の内側が臭くなりませんか?
長い柄の付いたスポンジで洗っても臭いがなかなか取れませんよね!
その原因をご存知ですか?
実は水筒の内側の臭いの原因は茶渋(ちゃしぶ)なんです。
水筒の内側はステンレスや耐熱ガラスが多いですが、少しずつ汚れがたまって行くので汚れに気付きにくいんです。
それで「洗っても洗っても中の臭いがとれないな~!」となるんです。
その臭いの原因は水筒の内側に溜まった茶渋です。
そのことを証明してみましょう。
水筒の茶渋の取り方はこれ!
これがウチの長女(高1)の水筒です。
これの内側を掃除してみますので、よく見ていてくださいね。
普段はこの長い柄の付いたスポンジで洗っているだけですが、内側に臭いがしてくると茶渋を落とす作業を追加します。
その時はまずこのスポンジを取り除きます。
こんな感じになります。
これにメラミンスポンジを取り付けます。
家にあったメラミンスポンジです。
大きさは適当で構いません。
大きいほうが作業しやすいかな。
取り付けました。
これを水に濡らして水筒の内部をこすります。
それ程力は必要ありません。
水の量も適当で構いません。
上下に動かしたり、グルグル回転させたりすれば大丈夫です。
特に水筒の内側の底の部分に汚れが溜まりやすいので丁寧にこすってください。
【 メラミンスポンジの働き 】
メラミンスポンジはヤスリと同じです。
自ら削れながら対象物を薄く削っていきます。
と言っても爪やすりよりも柔らかいので、水筒内部のステンレスや耐熱ガラスを傷める心配はありません。
ステンレスは傷めずに茶渋だけを取り除いてくれます。
ただし、柔らかいプラスティック素材は表面が傷ついて白く曇ることがあります。
昔会社で使っていたレターケースの引き出しのような透明なプラスティック製品をメラミンスポンジでこすって、透明な部分を白く濁らせてしまったことがあります。
気を付けてくださいね。
普通のスポンジは長く使ってもスポンジが柔らかくなる程度ですが、メラミンスポンジはすぐに傷んでボロボロになっていきます。
なのでメラミンスポンジは使い捨てだと思っていてくださいね。
このように水筒内部の壁面をこすっていきます。
すると真っ白だったメラミンスポンジがこんな風になります。
いや~!汚いですね~!
実はこの汚れこそが茶渋なんです。
こちらがメラミンスポンジで洗う前の水筒内部です。
そしてこちらがメラミンスポンジで洗った後の水筒内部です。
なんとなく後の方がステンレス面の輝きが増していますよね!
ちょっと分かりにくいかな?
後は水やお湯ですすぐだけです。
洗剤を使っていないので、安心です。
これで臭いをかいでみてもほとんど気になりません。
つまり臭いの原因は茶渋だったということなんです。
水筒の内側の洗い方はこれ!
水筒の内側の洗い方には次の二つの方法があります。
・化学的清掃方法
・物理的清掃方法
【 化学的清掃方法 】
化学的清掃方法とは化学薬品と汚れの化学反応を利用して綺麗にする方法です。
たとえば重曹を入れて汚れを浮かせたり、漂白剤やを使う方法です。
手の入らない細かいところまで清掃できるのがメリットです。
デメリットは残留薬品の濃度や臭いが気になったりすることです。
【 物理的清掃方法 】
物理的清掃方法とはヤスリや研磨剤を使って物理的な力を加えて汚れをこそぎ取る方法です。
上で紹介したメラミンスポンジの方法は、薬品を使わない物理的力のみを用いた清掃方法です。
メリットはすぐに使えること。
普通のスポンジの近くに置いておけば、お茶碗の内側が汚れてきたなと思ったときにすぐに使えます。
薬品臭がしないのも嬉しいですね。
デメリットは手の届かないところには使えないことです。
急須の注ぎ口の内側や水筒の底などは手が届きません。
それで長い柄を準備するなどの工夫が必要です。
実際にはどちらか一方だけのやり方というのは少なくて、ほとんどが薬品を使って汚れを柔らかくしておいて、物理的な力で汚れを完全に取り除くのが多いです。
まとめ
本日は水筒の内側が臭う原因とそれを掃除する方法についてお話ししました。
メラミンスポンジがおすすめでしたね。
洗剤を使わないので安心です。
試しにやってみてくださいね。
メラミンスポンジを使ってフローリングの清掃も出来るんですよ。
こちらの記事が参考になります。