年に一度の大掃除!
普段はなかなか出来ないところもキレイに仕上げて新年を迎えたいところですよね!
皆さんはフローリングの掃除はどうされていますか?
床面の汚れは主に手垢(てあか)などの皮脂の汚れです。
本日はこのフローリングに付着した皮脂の汚れをキレイに落とす方法についてお話ししますね。
あなたの参考になれば幸いです。
大掃除でフローリングの黒い汚れをキレイに取る方法はこれ!
日常的にはフローリングは乾いた雑巾で軽く拭くだけで大丈夫です。
そして月に一度の水拭きで十分です。
ところが長年使っているとどうしても黒ずんで来ます。
特に塗装していない無垢材(むくざい)は手触りが良い代わりに汚れが付きやすいという欠点があります。
これは垢(あか)や皮脂(ひし)などの汚れです。
年に一度の大掃除では、この皮脂の汚れを取り除いてフローリングをピカピカにしたいものです。
そして新年を気持ち良く迎えたいですね。
それでは、垢や皮脂のしつこい汚れを取るにはどうしたら良いのでしょうか?
それにはメラミンスポンジが便利です。
本日はメラミンスポンジで床面をピカピカにする方法をお話ししますね。
一度メラミンスポンジで磨いてやると3年ほど持ちます。
フローリングの掃除でメラミンスポンジの使い方はこれ!
私の家は築52年の木造モルタルの一軒家です。
父が結婚した時にここに新築したんです。
築50年ですからあちこちに傷みが出てきました。
床面も垢(あか)で黒ずみ、かなり汚くなりました。
それを徹底的に掃除したのが3年前のことです。
その後は特にメンテナンスなどしていませんが、幸いそこそこ綺麗な状態を保っています。
では3年前に一体どのような掃除をしたのかをご紹介します。
全体が茶色くなっていたので、初めは素材本来の色かと思っていました。
ところが、子供がアイスクリームを落とした時に雑巾で拭き取ったら、そこだけで白くなったんです。
その時に悟りました。
「あっ、これは素材の色ではなくて、古い塗料と手垢(てあか)の汚れだ!」と。
それでこのフローリングを磨いてみることにしたんです。
先ず試したのはサンドペーパーです。
「おおっ!みるみる白い木目が見えて来た!」
ところがです。
白い粉も大量に舞い上がりました。
そりゃそうですよね!
サンドペーパーは木の表目を軽く削っているわけですから。
サンドペーパーの削り粉が気になって作業に集中出来ません。
隣は畳(たたみ)の部屋でしたから、大量の粉が舞って、畳を水拭きすると、雑巾に黄色い粉がたくさん付きました。
「う~ん、どうしたもんじゃろの~!」
「そうだ、メラミンスポンジ使ってみよう!」とひらめきました。
おおっ、こちらもキレイになります。
しかも水に濡らして使うのでホコリが飛びません。
ということで、メラミンスポンジを使ってフローリングのしつこい汚れを取る方法を説明します。
【 床面の状況 】
こちらがウチの廊下です。
左下が3年前に磨いたところです。
それに対して右上は3年前には大きな荷物があって、磨かなかったところです。
色の違いがはっきり分かりますね。
【 準備するもの 】
・メラミンスポンジ
・バケツ
・タワシ
メラミンスポンジは「激落ちくん」の商標名で販売されているものが有名です。
100円均一ショップで売られているもので大丈夫です。
メラミンスポンジを大量に使うので、ホームセンターでまとめ買いしておくと良いですね。
大きさは手のひらサイズのものが使いやすいです。
バケツは水を汲(く)んで入れておくためのものです。
雑巾のように、このバケツの中でメラミンスポンジを何度も洗いながら作業して行きます。
私は洗面器で代用しました。
タワシは床面を磨く時にタワシでメラミンスポンジを押さえながら磨くとやりやすいのではないかと考えて準備していましたが、かえってやりにくかったです。
結局タワシは使わなくなりました。
【 メラミンスポンジをカットする 】
適当な大きさにカットします。
包丁で簡単にカットできます。
ハサミでもOKです。
私は手のひらサイズにしたくて6等分にしました。
サイコロ型に小さく切ってあるスポンジは指の力だけで作業をするので範囲が広くなると握力がなくなります。
手のひらサイズにして手のひらで押し付けながら作業をするのが楽です。
【 メラミンスポンジを濡らす 】
メラミンスポンジを水に濡(ぬ)らして軽く絞(しぼ)ります。
板が水をドンドン吸います。
固く絞るとうまくいきません。
【 フローリングの表面を水で濡らす 】
メラミンスポンジに水を吸わせてフローリングの表面に水を薄く延ばします。
今回はこの部分だけ磨いてみます。
5分ほど待つと汚れが落ちやすくなります。
【 フローリングを磨く 】
濡れたメラミンスポンジでフローリングをこすります。
10回磨いただけで、白いメラミンスポンジが茶色になりました。
結構力が必要です。
床面を軽くこする程度ではこびりついた汚れは取れません。
床面を強く押しながら磨いていく感じです。
メラミンスポンジは両面使えます。
片面が真っ黒になったら、ひっくり返して反対側も使います。
次の画像は50回ほど磨いた状態です。
これくらい磨くと床面に消しゴムのカスの様なものが出てきますがこれは異常ではありません。
メラミンスポンジはもともと消しゴムが文字を消すのと同じ原理で汚れを落としているんです。
【 メラミンスポンジを洗う 】
メラミンスポンジがだんだん目詰まりを起こすので、真っ黒になったら適当なところで洗います。
すると白いのが少しだけ甦ります。
そしてまた使います。
何度も使っていると、メラミンスポンジが薄くボロボロになってきます。
サンドペーパーと同じ仕組みでフローリングの表面を薄く削るからです。
使いにくくなったら新しいものと交換します。
【 バケツの水は時々変える 】
バケツの水は一発で汚れますが、汚れたままでも構いません。
ドロドロになってきたら、水を変えます。
そしてまたメラミンスポンジで床面を磨いて行きます。
これの繰り返しです。
【 乾燥 】
床面が乾いてくると、綺麗な木目が見えて来ます。
磨いたところが四角形になっていますね。
乾燥してくると消しゴムのカスも乾いてきます。
掃除機で吸わせれば綺麗に取れます。
フローリングのしつこい汚れをサンドペーパーで取る方法はこれ!
先程サンドペーパーも使ってみたとお話ししたので、サンドペーパーの使い方についても説明します。
サンドペーパーは水を付けずに磨くだけです。
サンドペーパーも力を入れなければ汚れは落ちません。
サンドペーパーを手に持って磨くのはとても疲れます。
疲れないようにするには木片にサンドペーパーを巻き付けて使うのがおすすめです。
またホームセンターに行けば、サンドペーパーホルダーというものが販売されているので、それを使うのも手です。
サンドペーパーホルダーを使うと力が入りやすいんです。
私はホームセンターに買いに行くのが面倒臭くて、木片に巻き付けて使いました。
使いやすい道具を揃(そろ)えられるのがプロですね。
私はまだまだ半人前です。
サンドペーパーホルダーの画像はこちら
サンドペーパーで磨くと白い粉がたくさん出ますので、これを取り除きます。
濡れた雑巾で拭き取るか、掃除機で吸わせるかです。
でも広範囲に白い粉が飛び散りました。
ドアや障子(しょうじ)を閉めて他の部屋が汚れないような工夫が必要です。
まとめ
本日は大掃除の時にフローリングの黒い汚れを簡単に取る方法についてお話ししてきました。
サンドペーパーやメラミンスポンジがキレイになります。
私は個人的にメラミンスポンジがやりやすかったです。
あなたの参考になれば幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。