もうすぐ卒業式ですね。
子供さんの小学校の卒業文集のタイトルでお悩みですね?
本日は卒業文集の表紙タイトルにおすすめな一言をご紹介しますよ。
子供さんにアドバイスする時の参考にしてくださいね。
卒業文集の表紙タイトルにおすすめの一言はこれ!
6年生の3学期になると卒業文集作りが本格化しますね。
その文集の表紙を飾る言葉に悩む子が多いです。
「何か記念に残るような素敵な言葉を選びたい!」と考えての事ですね。
よくあるのは「飛翔」とか「明日に向かって」などこれからの旅立ちを表す言葉ですが、あまりにも在り来たりで少し変ったものを書きたいということがあります。
そんな時に私がおすすめするのがこれです。
このタイトルのポイントは次の三つです。
・存在を褒める
・漢字よりも思いが伝わりやすい
・卒業文集のテーマになる
【 存在を褒める 】
人を褒めるには三つの方法があります。
① 持ち物を褒める
一つ目はこれです。
「この服かわいいね!」「この靴カッコイイね!」
そんな風に言われたら子供たちも嬉しくなります。
でももっと嬉しい言葉があります。
② 行動を褒める
もっと嬉しいのは行動を褒められることです。
「 運動頑張ってるよね!」「 勉強頑張ってるね!」
行動を褒められると子供達はもっと頑張ってみようと思います。
でもこれが最高の褒め言葉ではありません。
③ 存在を褒める
最高の褒め言葉は存在を褒めるということです。
「 あなたといると楽しい」「 一緒に行こう」
存在を褒められると子供は自分に自信を持つことができます。
自分に自信を持ってると何にでもチャレンジすることができます。
あなたがいてくれて本当に良かった!なぜならば・・・
このタイトルは子供たち一人一人の存在を褒める言葉です。
【 漢字よりも思いが伝わる 】
「 飛翔」とか もうすぐやね 迎えに行くか今日お迎え行くか 45分ぐらいね「 跳躍」「 躍動」などの漢字の熟語は少し硬い感じがします。
その点このフレーズは少し柔らかい感じがして、思いが伝わりやすいです。
更にこのフレーズは「つかみ」の効果があります。
つかみというのは笑い芸人さんが登壇した時に行う独特のパフォーマンスや最初のネタのことです。
今人気のあるお笑い芸人さんも最初デビューした時には「コイツ何やねん!」というようなパフォーマンスが多かったんですよ。
でもそれを何度も何度も繰り返すことによって、お客さんの心に定着し、今はそれが彼らの持ちネタになっています。
このように人の心をつかむ言葉というのは、最初みんなに受け入れられないものが多いです。
それは誰もやったことのないものたからです。
メジャーリーグのイチロー選手だって登録名を「イチロー」に変えた時に多くの人から批判を受けました。
今はみんなイチローの真似して似たような名前をつけていますよね。
卒業文集のタイトルをこんな長ったらしい名前にしている小学校は日本全国の中でまだ10校しかありません。
【 卒業文集のテーマになる 】
このフレーズは卒業文集のテーマとしてそのまま使えます。
この文章を作るとき、そしてこの文章を読み返すとき、「あなたがいてくれて本当に良かった!」というメッセージを常に思い出してほしいものです。
このフレーズはバリデーション・サークルを応用したものです。
バリデーション・サークルとは何か?
バリデーション・サークルとは誕生日などの記念日に行う言葉遊びのゲームの一つです。
ゲームなんで何を言ってもいいんですが、良いことしか出て来ないという不思議なゲームです。
誕生日に行うバリデーションサークルのやり方はこうです
② 全員で拍手します。
これを全員で送り返します。
つまりその日誕生日を迎える人は参加者全員から「あなたが生まれてきてくれて本当に良かった!」という言葉をシャワーのように浴びせかけてもらえるんです。
想像してみてください。
これはすごいことで、 誕生日を迎える人はその日1日ヒーローなんです。
子供の誕生日だけではなく、お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんの誕生日にも行います。
子どもたちは私に対しても「父さんが生まれてきてくれて本当によかった!なぜならば・・・だからです!」と言ってくれるんです。
だから私も誕生日はとても楽しみです。
いつも涙をぬぐうハンカチを用意しています。
先月私の誕生日でした。
その時に子どもたちが発表してくれた言葉を紹介します。
長女:「 父さんが生まれてきてくれて本当によかった後ならば、行動力が凄いからです。」
先月下の弟達(小6と小4)を連れて淡路島一周自転車旅行に行ってきました。
一泊二日で100キロの道のりを自転車で駆け抜けました。
「家族運営は企画力だ!」と思って色んな企画をしていますがそれが評価されてとても嬉しかったです。
長男:「 お父さんも出てきてくれて本当によかった。 なぜならば家が楽しいからです。」
長男は小学1年生の時に登校拒否になりかけましたが、自分で乗り越えた子です。
そのことを知ったのは私も妻もだいぶ後になってからのことです。
この言葉は本当に嬉しかった。
次男:「 父さんが生まれてきてくれて本当によかった。 なぜならば何でもやらせてくれるからです。」
次男は園芸にはまっています。
果物を食べた後に種を取って発芽させたり、庭の植木の剪定枝に土を被せて肥料を作ったりしています。
先日はたい焼き屋さんで購入した10個入りのたい焼きが1個少なかったんですが、自分でお店に電話して話をつけていました。
面白い子です。
「 子供達は私のことをそんな風に見てるんだな!」 ということが分かってとても面白い瞬間です。
どうやって子どもに説明するか?
ここまで読んできてこのタイトルがとても良いものであるということはわかったと思います。
問題はこれを子供にどうやって説明するかです。
あなたは理解できたかもしれないけれども子供はなかなか理解できないからです。
そんな時には次のように説明してください。
・ 全国の小学校で、流行っているんだって!
子供に細かい理屈を説明してもほとんど理解してもらえませんでした。
それに比べて「全国の小学校で流行っている!」、この言葉はとても説得力がありました。
「 ふーん、そうなんだ!」と言ってこのタイトルにしてくれましたよ。
「みんながやるからやる!」これぞ日本人の証です。
「果たしてこれでいいのだろうか?」という疑問もわきますが、それはまた別の機会で・・・
まとめ
本日は卒業文集の表紙タイトルにおすすめの一言を紹介しました。
でしたね。
「その理由を知りたかったらこの文集を読んでね!」 という意味になります。
ちょっと変わったタイトルなんで勇気がいるかもしれませんが、ぜひ使ってみてください。
5年もしないうちに卒業文集のタイトルの定番になると思っています。
私だけかしら~?