卒業文集のメッセージに必ず入れたいこの一言！親から子への贈る言葉。

子供さんの小学校ご卒業おめでとうございます。

卒業文集に載せる親から子へ贈るメッセージは、もうお決まりですか？

本日は卒業文集に載せて欲しいとっておきの一言を紹介します。

　　

卒業文集のメッセージに必ず入れたいこの一言！親から子への贈る言葉。

最近は小学校の卒業文集に親から子供へのメッセージを載せる企画が増えています。

でもどんな言葉を載せれば良いのか迷ってしまう方が多いです。

そこで、「これだけは必ず入れて欲しい！」一言をご紹介します。

この一文を入れるだけで文章がグッと引き締まるからです。

その一言とはこれです。

ポイントはこの定型文をそのまま使うことです。

「あなた」を実名に変更したり、文末の表現を「だからです！」に変えるなどの細かい部分の変更は特に問題ありません。

大まかなところはこの型をそのまま使ってください。

その理由は文章のプロも使っている方法だからです。

本を執筆することを職業にしている人たちは、1冊の本を1週間くらいで書き上げます。

なんでそんなに早く書くことが出来るのかと言うと、文章の型を使っているからなんです。

「こういうテーマの文章を書くときにはこの形を使おう！」

「 今回はこちらの型を使って文章を書いてみよう！」

などと、いくつもの文章の型を持っているんです。

そして、その型を使って書くからサクサク書けるんです。

あなたが考えるところは「・・・」の部分だけです。

この型を使うことによって一見制約を受けてるように感じるかも知れませんが、実はとても作りやすいです。

この型はバリデーション・サークルを応用したものです。

バリデーション・サークルとは何か ？

バリデーション・サークルとは誕生日などのお祝いの日に行う言葉遊びのゲームのことです。

ゲームなので何を言ってもいいんですが、不思議と良い言葉しか出てこないと言うとっても面白いゲームなんです。

バリデーション・サークルのやり方はこうです。

これを参加者全員で行います。

つまりその日誕生日を迎えた子供は参加者全員から「あなたが生まれてきて本当に良かった！」というメッセージを受け取るんです。

これはすごい嬉しいです。

ウチでは子供たちの誕生日のみならず、お父さんやお母さんの誕生日、そしておじいちゃんおばあちゃんの誕生日にも家族全員でこれを行います。

「おじいちゃんが生まれてきてくれて本当によかった！」

「おばあちゃんが生まれてきてくれて本当によかった！」

と孫から言われると、おじいちゃんおばあちゃんは本当に嬉しくなります。

このをバリデーション・サークルを誕生日に行うようになってから、家の中がなんとなく明るくなったように感じます。

相変わらず兄弟喧嘩は激しいですが、いつまでも引きずる様なことがありません。

バリデーション・サークルを卒業文集のメッセージに応用するときの注意点はこれ！

バリデーション・サークルを卒業文集のメッセージに応用するときの注意点についてお話しします。

・ 恥ずかしがらない

・ つかみを大切にする

・ 最高の褒め言葉

【　 恥ずかしがらない　】

最も大切なのは「恥ずかしいがらない！」ということです。

「あなたが生まれてきてくれて本当によかった！」

この言葉ちょっと恥ずかしいですよね。

なぜ恥ずかしいかと言うと普段言わない言葉だからです。

「 早く宿題やりなさい！」とか「 何時までテレビ見てるの！」とか、 こんな言葉はいつも言い慣れているので恥ずかしくもなんともありません。

しかし普段から「あなたが生まれてきてくれて本当に良かった！」と言っているお父さんやお母さんが果たして何人いるでしょうか？

【　つかみを大切にする　】

「つかみ」というのはお笑いの芸人さんが舞台に登壇する時に行う独特のパフォーマンスや最初に披露するネタのことです。

お笑い芸人は「つかみ」で観客の心を「ギュッ」と掴んでしまうんです。

しかしそのネタは最初のうち「何これ？」と言われるようなものがほとんどです。

そのネタを何度も何度も、繰り返し繰り返し続けていくうちに、いつの間にかそのネタはその芸人さんのお家芸になってしまうのです。

ポイントは何度も繰り返すことです。

「あなたが生まれてきてくれて本当によかった！ならば・・・だからです！」

このフレーズも最初聞いたときには「ドキッ」とするはずです。

つまり「つかみ」の要素を十分に備えているんです。

このフレーズを何度も何度も口にして、あなたの持ちネタにしてください。

【　 最高の褒め言葉　】

子供を褒めるには三つの方法があります。

① 持ち物を褒める

1番目は持ち物を褒めることです。

これは「 have 」です。

「 そのクツかっこいいね！」「 この服似合ってるね！」

こういう風に言われると子供は嬉しくなります。

でももっと嬉しい言葉があります。

② 行動を褒める

それは行動を褒めることです。

「 do 」ですね。

「 いつも頑張ってるよね！」「 お掃除ありがとう！」

行動を褒められると子供は「もっとやってみたい！」と思うようになります。

でもこれが最上級の褒め方ではありません。

③ 存在を褒める

最上級は褒め方は存在を褒めることです。

「 あなたがいてくれると嬉しい！」「 あなたがいるとホッとする！」

これは「 be 」です。

存在を褒められた子は自分に自信を持つことができます。

自分に自信を持つことができると、「他の誰かに何かをしてあげたい！」と思うようになります。

その子は自分で自分を成長させることが出来るようになります。

「 あなたが生まれてきてくれて本当によかった！なぜならば・・・だからです！」

実はこのフレーズ、前半が一番大事だったんです。

後半の「なぜならば」以下の言葉は味付けです。

人間の言葉は不思議なもので、心の中で思っていても、言葉に出さなければ相手には伝わりません。

そしてもっと面白いのは、「心の中で思っているだけでは、自分の心にも定着しない！」ということです。

「 あなたが生まれてきてくれて本当によかった！」 という言葉を何度も何度も言う事によってお父さんお母さんの心の中にこの思いが刻み込まれるんです。

まとめ

本日は卒業文集に載せる親から子供へのメッセージに必ず入れて欲しい一文を紹介しました。

でしたね。

この言葉、お子様に何度も何度も伝えてあげてくださいね。

お子様のご卒業おめでとうございます。