みなさんの職場でミーティングはどうされていますか?

ミーティングは情報を共有したり、気軽に相談できるような横のつながりを強くすることを目的としています。

ところが気をつけないとただの業務報告会のようになってしまい、時間の無駄です。

本日はだれもが参加したくなるようなミーティングの方法についてお話しします。

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チームミーティングを活性化させる工夫はグッドアンドニュー!

チームミーティングがただの業務報告会になってしまったら本当に苦痛です。

ウチの会社でも毎日のようになんらかの会議があって自分の仕事をジックリ進めることができません。

中には上司のお話を聞くだけのようなミーティングもあります。

上司は言いたいことが言えて満足ですが、我々はたまったもんじゃありません。

そこでそんな苦痛を和らげるための一つのアイデアをお話しします。

それはグッドアンドニューです。

グッドアンドニューはアメリカの社会教育学者ピーター・クライン氏によって開発された ゲームです。

クライン博士は元々不良高校生の更生を目的としてグッドアンドニューを導入しました。

ピストルやナイフまで持ち出すほど荒れた学校を立て直すために取り入れられた方法です。

ところがこの手法が授業やセミナーなどに参加する普通の生徒たちの初期の緊張を和らげるのにも効果があることが分かってきました。

やがてスポーツチームのミーティングに導入され成績が向上したとか、職場で行い生産性が向上したなど、組織を活性化させるのに大きな威力を発揮することが知られるようになりました。

これが日本にも輸入され多くの企業で取り入れられています。

セミナーなどでも最初の10分間を使ってこのグッドアンドニューを行うと内容の理解度が格段に上がります。

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グッドアンドニューのやり方はこれ!

グッドアンドニューのやり方はこうです。

① 一人にクッシュボールを渡します。

② クッシュボールを渡された人は24時間以内に起こった良かったこと、または新しく起ったことを1分以内で話します。

③ そして全員で拍手します。

④ クッシュボールを次の人に渡します。



このようにして全員が発表します。

クッシュボールとは柔らかい素材でできたボールのことです。

ハリネズミやウニのように硬いトゲトゲが見えますが、実はとても柔らかくて手触りがいいんです。

うちの職場ではホームセンターのペット用品売り場で柔らかい素材のボールを買って代用しています。

チームミーティングにグッドアンドニューを導入するときの注意点はこれ

チームミーティングにグッドアンドニューを導入する時の注意点をお話しします。

・ プライベートな事を話す

・ キッチンタイマーを準備する

・ 毎回行う

【 プライベートなことを話す 】

グッドアンドニューを導入する目的は参加者の初期の緊張を和らげることにあります。

同時にお互いをよく知ることです。

お互いのプライベートな内容を知れば知るほどそのチームは強くなる傾向にあります。

ですから、なるべくプライベートな話をしてください。

なぜならば職場でプライベートな話をできる機会は限られているからです。

仕事の話を一切してはならないという訳ではありません。

仕事をする中での新しい発見、気づいたこと、嬉しかったことなどを話すのは特に問題ありません。

かといってあなたが仕事の話をしてしまうと他の社員たちも仕事の話ししかしてはいけなんじゃないかって思ってしまいますので、あなたはプライベートな話をしてあげてください。

そうすると他の社員も安心してプライベートのことを話してくれます。

【 キッチンタイマーを準備する 】

キッチンタイマーを準備してください。

これは時間を管理するためです。

発表の時間は一人1分と決められていますが長々と話してしまう人がいます。

グッドアンドニューの時間が長くなりすぎると上司の理解を得られなくなる可能性がありますので気をつけてください。

「もう時間ですよ!」と発表を遮(さえぎ)ってしまうよりも、キッチンタイマーを準備して、アラームが鳴るようにする方がスマートです。

1分、2分、3分と1分間隔でアラームが鳴るように設定してください。

つまり無言の圧力をかけるわけですね。

【 毎回行う 】

グッドアンドニューは毎回行うことによって威力を発揮するようになります。

定期的に行っているミーティングなどにはもってこいです。

毎回を行うことによって社員のプライベートの内容を詳しく知ることができるようになるので、やればやるほどミーティングが活性化していきます。

ミーティングの活性化は組織の活性化につながり業績の向上につながります。

ウチではグッドアンドニューそのものもが楽しいから継続してやっています。

ミーティングが終わった時に社員同士が「ねえねえ!さっきのアレ詳しく教えてよ!」とプライベートな話に花を咲かせている場面に遭遇するととても嬉しくなります。

まとめ

本日は職場のミーティングを活性化させる工夫、グッドアンドニューについてお話ししました。

グッドアンドニューを導入するようになって、「会議が楽しくなってきた!」「仕事が面白くなってきた!」という報告が多数寄せられています。

参考にしてくださいね。

グッドアンドニューを導入してミーティングが活性化してきたら、次はそれを加速させちゃいましょう。

もっとすごい方法があるんです。

それはバリデーション・サークルと言います。

バリデーション・サークルはこちらの記事が参考になります。

職場の誕生日メッセージ。バリデーション・サークルのやり方はこれ!

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