お仕事お疲れ様です。

あなたの職場の会議は楽しいですか?

ウチの会社の会議はかなり楽しいです。

本日は職場の会議を楽しくするコツについてお話ししますね。

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楽しい会議の進め方のコツは発言を保障すること!

会議を楽しくするにはコツがあります。

それは次の三つです。

・発言の自由が保障されていること

・楽しい仕掛けがあること

・発言に承認を与えること



【 発言の自由が保障されていること 】

会議が楽しいものである条件で最も大切なものは発言の自由が保障されていることです。

なぜならば発言の自由が保障されていない会議では、自分の思っていることを言えなくなるからです。

よくあるのが会議が終わった後で「お前なあ、さっきの発言はなんだ!そんなことを言うもんじゃないよ!」と上司が部下をたしなめる場面です。

こうなると自分の考えを自由に発表することが出来なくなります。

会議は討論の場です。

討論とは意見を闘わせる場、つまり闘論の場です。

ウチの場合は司会者が「この会議の場での発言はその後責任を問われることは一切ありません。」と冒頭で宣言してから始めています。

【 楽しい仕掛けがあること 】

次に大切なのが楽しい仕掛けを作っておくことです。

発言の保障がされただけでは「本当かな?」と疑ってかかるのが会社員の常です。

本日は会議を楽しくするための仕掛けを一つご紹介します。

それがグッド&ニューというゲームです。

【 発言に承認を与えること 】

三つ目は会議の終わった後に個々の発言を承認することです。

「今日の君の発言、良かったよ!」「あなた面白い考えを持っているね!また発表してね!」などの言葉掛けをして参加者が発言して良かったと思える場にしなければなりません。

これら三つの事はどれも大切なことで相互に密接な関係を持っています。

時間的な流れになっているのが分かると思います。

つまり会議の前に自由な発言をして良いと保障してやり、会議中に楽しい企画を実施し、会議後に発言を承認してやるんです。

この三つが揃って初めて会議を楽しくすることが出来ます。

どれから取り組んでも大丈夫です。

出来ることからやってみましょう。

本日は二つ目の楽しい企画グッド&ニューについて詳しくお話ししますね。

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グッド&ニューとは?

みなさんはグッド&ニューというのをご存知ですか?

日本語に訳すと「良いことと、新しいこと」です。

ウチの会社では略して「良新(りょうしん)」と呼んでいます。

「では最初に良新やりますよ~!」と言ってゲームを始めます。

みんなニコニコしています。

なぜならば会議の席上でプライベートの話しが出来るからです。

そのやり方はこうです。

【 グッド&ニューのやり方 】

①発言者はクッシュボールを持って、24時間内に起った「良かったこと、新しいこと」について1分以内に発表します。

②発表が終わったら全員で拍手します。

③発表者は次のメンバーにクッシュボールを手渡します。



クッシュボールを渡された人は同様に24時間以内に起った「「良かったこと、新しいこと」について1分以内で発表します。

そしてまた全員で拍手します。

これを繰返していきます。

このグッド&ニューというのはアメリカの社会教育学者ピーター・クライン氏によって開発されたものです。

元々はアメリカで素行不良の高校生の通う更生施設において生徒の心を落ち着かせる為の心理療法の一つだったんです。

これがアイスブレイク、すなわち会議やミーティングなどの初期の緊張感を和らげるのに効果があるとの報告が多くなされるようになりました。

これが日本にも紹介され、今では大手企業のセミナーにも取り入れられている緊張を解く手法の一つになりました。

グッド&ニューではクッシュボールを使います。

クッシュボール(Kooshball)とはアメリカの玩具メーカーが販売している子供用おもちゃのボールの商品名です。

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ハリネズミやウニのようなトゲトゲが付いておりますが、実は天然ラテックス製の柔らかい素材でとても手になじむボールです。

アマゾンや楽天でも販売されていますが、ウチの職場ではペット用品コーナーで購入した手触りのよいボールで代用しています。

その他、かわいいぬいぐるみでも大丈夫です。

ナデナデしたくなるようなものを選んでください。

職場の会議にグッド&ニューを導入する方法はこれ!

職場の会議にグッド&ニューを導入するには次の点に気をつけてください。

・責任者の了解を取り付ける

・何度も行なう

・プラーベートの事を言わせる



【 責任者の了解を取り付ける 】

これさえ出来ればもう完璧です。

私の職場でグッド&ニューを導入出来たのは会議の責任者(具体的には課長)が理解を示してくれたからです。

もしあなたが会社で責任ある立場なら何の問題もありません。

すぐに導入しましょう。

部下の意見を聞くまでもありませんよ。

多くは責任者が「知ってはいるけれども、そこまで必要性を感じていない!」という場合です。

それならあなたが下っ端であっても「やりたい!」と声を上げる事によって実現する可能性が高いです。

一方責任者の了解が取れないと、実現は難しいです。

いままで通りのドヨ~ンとした空気の漂う会議でじっと我慢するしかありませんね。

【 何度も行なう 】

グッド&ニューは何度も行なうのが大事です。

1~2回やったくらいで効果は期待できません。

特にいつもメンバーが同じと言う場合、威力を発揮します。

ウチの職場でも会議はいつも同じメンバーが参加するのですが、グッド&ニューの導入後しだいに会議が楽しくなって行ったのを覚えています。

「会議は面白くないけどグッド&ニューは面白いから行く!」というメンバーまで出て来ました。

でもそれで良いのだと思います。

お祭りと一緒です。

お祭りは元々神事です。

神聖な儀式なんです。

ところが子どもたちは神事だから行くのではなくて、屋台で買ってもらえる食べ物や射的が楽しいから行くんです。

儀式の側面しかなかったら誰も行きませんね。

でもやがて大人になったときにお祭りが神事であることに気付きその後継者になっていくんです。

グッド&ニューもお祭りの屋台と同じような効果があるんです。

そしていつの間にか会議の内容にも触れていく!

これが自然な流れです。

ですから「グッド&ニューが面白いので会議に行きたい!」というメンバーが出てきたら大成功です。

【 プラーベートの事を言わせる 】

これはゲームなんで基本的には何を言っても構いません。

仕事の話でも良いですが、出来ればプライベートなことを発言するように上手く誘導してください。

なぜならばプライベートなことを発表出来ると心の窓が一気に開くからです。

心を開けない相手に自分の思いをぶつけることは出来ません。

これは逆に自分の思いをぶつける事が出来たら、心が開いて行くということでもあります。

プライベートな発言が出て来ない限り、本題の会議で本音が出てくることはありません。

本音の出ない会議では上司の顔色をうかがって、当たり障りのないことしか発言しなくなります。

酷くなると上司を「よいしょ」する発言しか出てこなくなります。

そんな会社の行く末は誰の目にも明らかですね。

まとめ

本日は会議を楽しくするにはグッド&ニューの導入が大切であることを説明してきました。

ポイントは自由な発言の保障と心を開かせる仕掛けです。

ウチの職場でもグッド&ニューを導入して以来、社員同士のプライベートの会話が増えました。

ウチの課長がいつも言っています。

「プライベートの充実なくして仕事の充実はありえない!」と。

まっ、そんな課長だからこそ導入を許可してくださったんですけどね。

本当に責任者の一言でここまで変わるのかと実感した瞬間でした。

参考にしてください。

ウチはこれを応用して家庭内でもグッド&ニューをやってみました。

楽しいですよ~!

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