部下が異動する時は寂しいものですね。

新天地でも力を発揮して活躍して欲しいものです。

そんな部下の為に職場で送別式を開催してはいかがでしょうか?

本日は部下が異動する時の送別式の開き方についてお話ししますね。

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異動する部下に贈る言葉はこれ!

私の職場でも毎年人事異動で部下が巣立って行きます。

新しい職場で上手くやって行って欲しいとの願いを込めて送別式を行なっています。

「送別会」ではなくて業務の最終日に行なう簡単な「送別式」です。

普通の送別会は仕事が終わってからワザワザ他のお店に移動しなければなりません。

そうなると帰宅の時間が遅くなります。

社員には家族も大事にしてもらいたいと思っているので、ウチの職場ではいわゆる送別会は行なっていません。

その代わりに勤務最終日に就業時間を1時間繰り上げて全員参加での「送別式」というものを行なっています。

その時に異動する部下に贈る定番の言葉がこれです。

鈴木君(仮名)が生まれてきてくれて本当に良かった!

なぜならば・・・だからです。



このフレーズはバリデーション・サークルを応用したものです。

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バリデーション・サークルとは何か?

バリデーション・サークルという言葉をご存知ですか?

日本語に訳すと「承認の輪(しょうにんのわ)」と言います。

バリデーション・サークルはもともと誕生日などの記念日に行なう言葉遊びのゲームです。

そのやり方はこうです。

【 バリデーション・サークルのやり方 】

①誕生日を迎える人を立てて参加者の一人が「あなたが生まれてきてくれて本当に良かった!なぜならば・・・だからです。」と言います。

②全員で拍手します。



これを参加者全員で繰返すだけです。

この日の主役はもちろん誕生日を迎える人です。

この人に対して参加者全員が「あなたが生まれてきてくれて本当に良かった!」と言うんです。

つまり誕生日の人が言葉のシャワーを浴びるようなイメージです。

これをいろいろな機会を見つけて行ないます。

我が家でも子どもの誕生日に限らず、お父さんやお母さん、おじいちゃん、おばあちゃんの誕生日にまで範囲を広げて行なっています。

このバリデーション・サークルは部下の送別式にも応用することが出来るんです。

バリデーション・サークルを使った激励送別式の開き方はこれ!

職場で初めてバリデーション・サークルを送別式に応用するならこんな案内をすればスムーズに取り組めます。

司会者は次のように説明してください。

それではこれから、鈴木さん(仮名)の送別式を執り行います。

本日はバリデーション・サークルというゲーム形式の送別式を行います。

やり方は簡単です。

係長から順番に鈴木君へ送別のメッセージを発表します。

メッセージには決まりがあります。

『鈴木さんが生まれてきてくれて本当に良かった!なぜならば・・・だからです。以上です。』

といってください。

そしてみんなで拍手します。

これを係長から順番にみんなで発表します。

みなさんに考えていただくのは『・・・』の部分です。

ここに適当な言葉を入れて発表してください。

短い言葉を入れても良いし、長い文章になっても構いません。

最後に『以上です!』のような言葉を入れると拍手のタイミングが取りやすいです。

では始めましょう。

では係長から、どうぞ!



このように説明すると分かりやすいです。

係長は急に振られてもビックリしないように事前にこの企画のことを伝えておいてくださいね。

他にも2~3人に「こんなことやるから、考えて来てね~!」と伝えておくと良いですよ!

全員が発表してくれるかどうかは、その職場の雰囲気によります。

和気あいあいとした職場なら、「私にも言わせて!」と言うくらい盛り上がります。

あまり会話のない職場ならあらかじめ伝えておいた人以外は何も言ってくれないかも知れません。

でも大丈夫です!

送別式にバリデーション・サークルを取り入れてみたいと考えるあなたは、職場を明るくしたいという考えの持ち主でいらっしゃいます。

「この企画をやってみよう!」と取り組んだ事が素晴らしい一歩です。

まとめ

本日は人事異動で他の部署に行ってしまう部下の送別式の開き方についてお話ししてきました。

バリデーション・サークルは、はじめぎこちないかも知れませんが回数を重ねるごとに慣れていきます。

すると社員たちの心に何か温かいものが流れるようになります。

部下の送別式をキッカケにあなたの会社でバリデーション・サークルを定番行事にしてはいかがでしょうか?

会社で誕生日のバリデーション・サークルを行なうにはこちらの記事が参考になります。

職場の誕生日メッセージ。バリデーション・サークルのやり方はこれ!

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