こんにちは。
だんだん寒くなってきましたが、お元気ですか?
突然ですが、あなたはダウンの正しい重ね着の方法を知っていますか?
私は特に寒さに弱くてこれからの時期ダウンが手放せません。
それでも「寒いなあ!」と悩んでいたんです。
ところが正しいダウンの重ね着方法を知ってからは、だいぶ快適に過ごせるようになりましたよ♪
以前はヒートテックやフリースを着込んで一番外側にダウンを着ていたんですが、それでも寒くてカイロをたくさん貼り付けていたんです。
しかしダウンの特性を知ってからは着る方法がガラッと変わってしまいました。
今日は私が教えられてビックリした、そして今でも実践している正しいダウンの重ね着方法についてお話しします。
寒い冬を暖かく乗り越える方法を探しているあなたの参考になれば幸いです。
ダウンの効果的な着方は?正しい重ね着の防寒方法はこれ。
結論から言います。
ダウンの正しい重ね着の方法は肌着のすぐ上に着ることです!
イケメンの若い男が分厚いダウンジャケットの下には白シャツ1枚だけ、なんてシーンが、映画でよくありますよね。
実はあれ、ダウンの特性を活かしたとても理にかなっている着方なんです。
ダウンの特性は、「肌で暖められた空気をため込むことが出来る」というものです。
このダウンの特性を最大限に活かす為のツボが次の2点です。
・ダウンの外側は風を通さない素材で覆う。
・ダウンの内側は肌に近付ける。
この2つのツボを押さえて重ね着を考えて行けば間違いがありません。
先程のイケメン兄ちゃんもこのツボをちゃんと押さえていたんですねぇ~。
イケメン兄ちゃんはダウンの外側に何も着ていませんが、これはジャケットの作りがそうなっているので大丈夫です。
外側の素材が風を通さない作りになっているからです。
ですから、このままで寒いときはこの外側にウィンドブレーカーなどを羽織ると最強になるんです。
布団を例に考えてみましょう。
普通は毛布かけて、その上に羽毛の掛け布団を乗せますよね。
ここまで読んだあなたは、もうわかりますよね!
そう、逆なんです!
羽毛掛け布団の上に毛布を乗せるんです!
毛布を下にして、羽毛の掛け布団を上にしたら、ダウンの特性を活かすツボに反していますからね。
羽毛布団の上には、何も覆うものがないし、内側も肌から遠くなってしまいますから。
あなたが今、羽毛掛け布団を使っているなら、まず羽毛掛け布団、そしてその上に毛布を乗せて寝てみてください。
暖かいのを実感出来ますよ。
でも、羽毛の掛け布団は最初がとっても冷たいんですよね!
暖まるまでに時間がかかります。
これもあなたならもう理由がわかりますよね♪
そうです、押入れの冷たい空気をため込んでいるからです。
最初は冷たいけれども、すぐに暖かくなって来ますよ。
話をもとに戻します。
「外側は風を通さない素材!」、そして「ダウンの内側は肌に近づける!」でしたね。
そう思って改めて見てみると、名の知れたメーカーのダウンジャケットは全て、外側は風を通さない素材で出来ており、内側は肌の熱を通しやすい素材になっています。
しかし、利用者である私たちに正しい知識がないので、ダウンの下に厚手のセーターなんかを着ちゃったりするわけですよ。
私たちに知識がないばかりに、ダウンのパワーを半分しか発揮出来ていないんです。
いいですか?
もう一度言いますよ!
「ダウンは肌着の上に着ろ!」
でも素肌にそのままダウンを着てはいけませんよ。
汗や皮脂が付いて洗濯しなければならなくなりますからね。
次に、肌着はどのようなものを選べば良いのでしょうか?
ダウンの効果的な着方は?肌着のおすすめはこれ。
肌着は必ず機能性肌着を選びます。
機能性肌着は吸湿性と揮発性を兼ね備えた肌着でメーカー各社が競って販売しています。
一方綿製の肌着については「綿は吸水力はあるが、揮発性に乏しい素材で体温を奪われやすい」という特徴があります。
ダウンの下に肌着を着るときに、綿は「じめじめ~!」、機能性肌着は「サラッ!」という違いが出て来ます。
しかも機能性肌着の方が綿よりも軽いんです。
昨年、ある衣料品メーカーが調べたところ「肌着は綿!」と思っている若者が50%に上ったんです。
中には、綿の肌着の上に機能性肌着を重ね着している人もいますが、やはり綿の肌着が水分を保持してしまい、サラッとはなりません。
肌着を重ねる場合でも機能性肌着のみに限定しましょう。
そういえば最近ユニクロのインナーダウンという製品が人気です。
これもダウンの特性のツボを押さえた理想的な製品ですね。
やはり人気が出る製品には訳があるんですね。
メーカー各社もこの辺りは今後もっともっと研究が進むでしょう。
ここまで読んで来て、「あ~あ、ボクのダウンはだめなんだ!買い換えなきゃ!」と落胆しないでくださいよ。
ちょっとした工夫で蘇ります。
ダウンの効果的な着方は?今持っているものをバージョンアップしよう。
不幸にも今持っているダウンが表地と裏地が全く同じ素材だったりしても悲しまないでください。
正しい知識を得たあなたは、どうすれば良いかを自分で考えることが出来るのですから。
そうです、ダウンの上に1枚羽織ればいいんです♪
わざわざ、新しく買い替える必要はありません。
私も薄くて軽いダウンを1着持っていましたが、一番外側に着ているだけで上手く使いこなせていませんでした。
そんなとき、このダウンの正しい着方を教えてもらったんです。
残念ながら私の持っているものは、表も裏もペラペラでした。
しかし捨てるにはもったいなくて、ダウンを中に着て、外にフリースを着てみました。
「おおっ!なんという暖かさ!」
それまでは少しサイズが大きかったのもあって、スキマ風がピューピュー入って来ていました。
これを逆に着てみたら、ダウンにやさしく包み込まれてポカポカでした。
それからというもの、私のダウンはインナーになりました。
わざわざインナーダウンを買うまでもなく、私のダウンがインナーダウンに早変り!
まとめ
今日はダウンの正しい着方についてお話ししました。
・ダウンの中は機能性肌着1枚。
・ダウンの外にフリース。
・もっと寒くなったら外側にウインドブレーカー。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
寒い冬を元気に乗り越えたいと考えているあなたのお役に立てれば幸いです。