母の日のプレゼントはお決まりですか?
母の日と言えばやはりカーネーションですよね。
しかし毎年同じものではちょっと芸がありません。
そこで今年はちょっと変化球を投げてみませんか?
本日はカーネーションの中でも変り種のアレをご紹介しますよ。
あなたの参考になれば幸いです。
母の日ギフトに変り種のカーネーションを贈るならこれがおすすめ!
私がおすすめする変り種カーネーションとはこれです。
中国茶器セット・ガラス茶器(茶壺/急須)と花の工芸茶3種×2個
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これは工芸茶と呼ばれお湯の中で花が開くものです。
百合仙子・一見鐘情・万紫千紅の3種の工芸茶が2個ずつセットになっています。
上記はそのお茶と耐熱用ガラスティーポットがセットになったものです。
ティーポットがついているのですぐに使えます。
ティーポットは普通の急須としても使うことが出来ます。
工芸茶とは何?
工芸茶とは一体なんでしょうか?
工芸茶とは中国で考案された加工茶のことです。
日本では「花の咲くお茶」としてTV番組などで時々取り上げられています。
なので聞いたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その中でもカーネーションの咲く工芸茶が母の日の贈り物として人気を博しています。
工芸茶はお茶の葉の中に乾燥した花を糸で編み入れて成形しています。
成形した後2回の加熱で殺菌し、さらに産毛が鮮やかな茶葉にジャスミンの香りを移し、加熱し乾燥させます。
この工程を実に5回繰返します。
このためお茶は胡桃(くるみ)ほどの大きさの球状をしています。
これを器に入れて熱湯を注ぐと糸がほどけてお茶の葉が開くようになっています。
中には上方に伸びていき花が開くように工夫されたものもあります。
それはまるでつぼみが開く瞬間を時間短縮して見ているような感じです。
ジャスミンなどのハーブで香りづけを行っているものもあります。
【 工芸茶の産地 】
工芸茶は中国福建省北部の福安市や福鼎市などを中心とした茶葉加工工場で生産されています。
台湾においても生産されています。
元々は安徽省(あんきしょう)の黄山(こうざん)の緑茶を使った造形茶が原型です。
黄山は世界三大銘茶に数えられる祁門紅茶(キーマン紅茶、キームン紅茶)の産地で、高級紅茶の代名詞となっています。
しかしその歴史は浅く中国や台湾での生産が始まったのは1980年頃からです。
そしてそのほとんどが海外への輸出用、または観光地での外国人旅行者向けとして生産されています。
そのため中国本土での人気は低く、土産物品のイメージが強くなっています。
中国でお茶好きの人も工芸茶を知らないことが多いです。
福建省福州市においては、歴史のあるジャスミン茶は国の文化遺産、伝統技術であるとして保護しようとする動きもありますが、まだ始まったばかりです。
工芸茶の淹れ方はこれ!
上記の百合仙子・一見鐘情・万紫千紅について説明します。
【 百合仙子 】
百合仙子(ゆりせんし)は紅茶をベースにした工芸茶です。
お湯を注ぐと百合(ゆり)とジャスミンの花が姿を現します。
紅茶ですので、時間をおくと結構濃い湯色になります。
花の酸味と紅茶が相まっておいしく飲むことができます。
【 一見鐘情 】
一見鐘情(イージィェンヂョンチン)は下に千日紅(せんにちこう)が開き、二本のジャスミンの花が上に伸びていきます。
中国語で一目惚れという意味です。
お茶は緑茶を使用しています。
茶葉の中からかわいらしいお花が顔を出します。
【 万紫千紅 】
万紫千紅(ばんしせんこう)はカーネーションを緑茶で包んだ工芸茶です。
上から見ると一面にカーネーションが見えるので、カップに入れて上から見てもきれいです。
【 工芸茶の淹れ方 】
工芸茶のおいしい淹れ方は次の通りです。
①耐熱ガラスの容器に茶葉を一つ入れる
②熱湯(95℃)を300cc注ぐ。
③3分~4分程度でコップに注ぐ
お湯がぬるいと花が十分に開かないことがあります。
普通のお茶と同様にお湯に浸したままにしていると濃くなってしまいます。
2回目以降は適宜お湯を足して下さい。
中国茶をあまり知らない方のために中国式のお茶の淹れ方や茶器を紹介したリーフレットが同封されているのではじめての方にも安心です。
【 母の感想 】
私が母にこのセットを贈ったのは2年前の母の日です。
「花の開く様子を見ているのが楽しかった!」と言ってくれました。
母は糖尿病を抱えて食事制限があるのでスイーツを贈ることが出来ません。
でもこれなら母にも大丈夫でした。
今でも時々工芸茶を贈っていますよ。
お茶だけなら安いので、誕生日のプレゼントの一品として贈っています。
まとめ
本日は母の日のカーネーションの変り種として工芸茶と耐熱ガラス容器のセットをご紹介しました。
ウチは贈って正解でした。
あなたも試してみてくださいね。
あなたの参考になれば幸いです。