新社会人おめでとうございます。
これからは私たちの仲間です。
よろしくお願いしますね。
新社会人になったら言葉遣いが大切です。
でもなぜ社会に出ると正しい言葉遣いをしなければならないのでしょうか?
本日はこの問題についてお話ししますね。
あなたの参考になれば幸いです。
社会人の言葉遣いのマナーはこれ!
学生さんが学校を卒業して会社に入ると最初に学ぶのが言葉遣いです。
でもなぜ言葉遣いを学ばなければならないのでしょうか?
それはコミュニケーションの手段たからです。
【 言葉遣いを何故学ぶのか? 】
正しい言葉遣いをすればコミュニケーションがスムーズになるだけでなく、相手から信頼されます。
すると大きな成果を得ることが出来るんです。
反対に言葉遣いが悪ければ、「コイツ、なんて言葉遣いなんだ!」と悪い印象を与えてしまい、結果「この人は信頼出来ないなあ!」となってしまいます。
なので、正しい言葉遣いの出来ることは信頼関係の基本なんです。
【 言葉遣いが悪いとこうなる! 】
私の会社にも正しい言葉遣いの出来ない社員がいます。
その社員は会社から信頼されることはありません。
いつまでたっても下っ端のままです。
重要な仕事を任されることがありません。
それがどうして問題なのでしょうか?
重要な仕事を任されることがないというのは、楽チンだとは思いませんか?
そりゃ、楽チンですよ!
だって、簡単な仕事しかさせてもらえませんから。
しかし、その代わりに仕事で成長することもありません。
これはとても危険なことです。
仕事のスキルか上がらないからです。
【 難しい仕事があなたを成長させる! 】
社員は仕事が出来るようになってから大きな仕事を任されるのではありません。
大きな仕事を任されるから社員は成長することが出来るのです。
では会社はどんな社員に重要な仕事を任せようとするでしょうか?
それは正しい言葉遣いの出来る社員です。
100パーセントそうです。
たから言葉遣いの良い社員と言葉遣いの悪い社員とは、スタートの時点から差が付いているんです。
会社がビジネスマナー講座を準備していたら、積極的に受講してくださいね。
会社のビジネスマナー講座の中の敬語の所は完璧に出来て当たり前です。
ビジネスマナー講座で学ぼうという姿勢では、既に遅れを取っています。
言葉遣いが悪いと言うことは、ものすごいハンディキャップを背負っているのと同じです。
毎日仕事が終わった後に学校に言ってもう一度敬語を学ひ直した方が良いくらいです。
そのくらい大切なんです。
実際には夜間学校に通うのは難しいので、図書館に通うか本を購入して学ぶか、またはネットで調べて学ぶかするしかありませんね。
社会人の言葉遣いのマナーはこれ!敬語を学ぶ!
言葉遣いを学ぶと言っても具体的にはどんな事を学ぶのでしょうか?
具体的には敬語を学びます。
【 両親が正しい敬語を使えると・・・ 】
正しい敬語を使える両親の元で育った人は会社のビジネスマナー講座を受けるだけで、すぐに正しい敬語のなんたるかを理解し使えるようになります。
なぜならば、両親の使っていた言葉遣いが耳に染み付いているからです。
ビジネスマナー講座を受けながら両親の言葉遣いを思い出すだけで、「ああっ!あれだ!」とすぐに使えるようになります。
さらには「この敬語は正しいのかしら?」と疑問に思った時に何度か口のなかで繰り返して言ってみて「しっくり来ないなあ!」と感じたらその表現は間違っています。
逆に口のなかで何度か繰り返して見て特に違和感を感じなかったらその敬語表現は正しいです。
このように口のなかでモゴモゴ言うだけで敬語表現の適否を判断できるのは正しい敬語を使える両親の元で育った人なんですよ。
【 両親に敬語の素養がないと・・・ 】
ところが、残念ながら両親に正しい言葉遣いの習慣がないと、会社のビジネスマナー講座を受けても正しい敬語を使えるようにはなりません。
これは英語などの外国語を学ぶのと同じです。
家で両親が英語で話していると、自然に子どもの耳にも英語が入ります。
そのような子どもが英語を正式に学ぶと水が砂地に吸い込まれるように、スゴい勢いで英語力が身に付きます。
ところが、両親に英語を話す習慣がないと、その子は英語を学んでも実際に使える英語になるには相当な時間を要します。
英文を丸暗記するしかないからです。
丸暗記しながら、頭の中に正しい英語表現を大量にインプットして行くしかないんです。
でも安心んてください。
あなたの両親の言葉遣いに不安があっても大丈夫です。
あなたがしっかり勉強すればいいんです。
最終的には自分で努力して敬語を身につけた人の方がずっと伸びます。
両親の言葉遣いが多少悪くてもあなたが努力すれば必ず伸びるんですよ。
だから安心して学んでくださいね。
社会人の言葉遣いのマナーはこれ!敬語を学ぶ意味!
新社会人が最初に学ぶべきことが言葉遣い、敬語であるとお話ししてきました。
ところで、なぜ敬語を学ばなければならないのですか?
【 敬語を学ぶもっと大切な理由 】
「ビジネスマナーだからでしょ?」
「大きな仕事を任されるようにでしょ?」
ピンポン!その通りです。
会社のあなたに対する評価が上がるからですね。
実はもっと重要な事があります。
敬語を学ぶと会社のあなたに対する評価が良くなること以上に、もっと良いことがあります。
それは人間関係の距離感をつかめるようになるんです。
どういうことかというと、対人関係において、近すぎず離れすぎずの適切な関係を維持できるようになるんです。
なぜならば、敬語は人間関係の距離感を調整する働きがあるからです。
【 敬語は人間関係の距離感を整える 】
敬語には3つの種類があることは、多くの方がご存知でしょう。
「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3つです。
その「尊敬語」ですが、尊敬語とは一体なんでしょうか?
「尊敬語とは相手の動作を高めて敬意を表す言葉」ですね。
では相手の動作を高めることがなぜ敬意を表すことになるのでしょうか?
それは位の高い人が一段高いところにいて、身分の低い人が低い所にいるからですね。
この立ち位置の高低差によって尊敬の心を表現しているんです。
ここまでは多くの方の知っている通りです。
実はその先の話があります。
この高低差ですが、「敬いの心」を表すと同時に実はもう1つの側面があるんです。
それは「心の距離を表す」ということです。
高低差で「心の距離」、つまり「私とあなたはあまり親しくないよ」と言うことを表しているんです。
敬語は「敬いの心」を表現する時に使えますが、「心の距離が遠い時にも使える」言葉なんです。
初対面の人に対して敬語を使う理由がこれです。
相手が年下であっても、自分よりも社会的な地位が下であったとしても初対面の人に対しては敬語を使うのが正しいです。
なぜなら初対面の人とは心に距離があるからです。
初対面の人に敬語を使える人は適切な心の距離感をつかんでいるので、相手が安心感を抱くんです。
一方初対面の人に対してタメ口で話す人がいます。
そんな人が嫌われるのは、「あなたとは今日会ったばかりでしょ!私はあなたにまだ心を開いていないよ!だから私の心に土足で入ってこないで!」と感じてしまうんです。
尊敬語を使えない人は、単に言葉遣いを指摘されているのではなかったんですね。
まとめ
本日は新社会人のマナーである言葉遣いについてお話ししてきました。
敬語は人間関係の距離感を整える力があるんでしたね。
人間関係のストレスに悩む人が多いのも、もしかしたら敬語を学んでいないために、適切な心の距離をつかめないでいるのかも知れませんよ。
あなたの参考になれば幸いです!