ウチの娘が「バレンタインデーのお返しに手作りチョコを作りたい!」と言い出しました。

「友チョコ」ってご存知ですか?

小・中・高校生が友達同士でチョコを交換することですね。

本日は最近の小学校中学校でのバレンタインチョコ事情についてお話ししますね。

あなたの参考になれば幸いです。

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バレンタインデーのお返しに小学生の娘が友チョコを贈りたいと発言!

「チョコ作りたい!」

梅の花のきれいな頃に小学4年生の娘がおもむろに言い出しました。

何をしたいのかと問うと「バレンタインデーにチョコをもらったからお返しをしたい!」とのことです。

なので母親と一緒にお菓子の作り方の本を引っ張り出し、手作りチョコの製作に取り掛かりました。

見よう見まねでトリュフチョコのようなものを作り出し、お友達に配っていました。

なるほどこれが「友チョコ」ってヤツなんですね。

それで娘に小学校におけるバレンタインデーの動きを色々聞いて見ました。

これからお話しする内容は今どきの小学生のバレンタイン事情です。

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バレンタインデーの小学生の友チョコ交換事情はこれ!

ウチは関西の北摂地方に住んでいます。

娘が通っていた小学校は1学年が5クラスの少し大き目の公立小学校です。

【 小学校でバレンタインチョコを交換して良いの? 】

ウチの小学校ではバレンタインチョコの交換は禁止されていました。

毎年1月くらいになると学校の先生が「もうすぐバレンタインデーだけど、みんな知ってる~?」とバレンタインデーの話をしてくれます。

そして「学校にバレンタインのチョコを持ってきてはダメだよ!」と言われます。

ですから基本的には「学校内でのバレンタインチョコのやり取りは禁止」なんです。

【 娘はどこでバレンタインのチョコをもらったのか? 】

では小学校で禁止されているバレンタインチョコをウチの娘はどこでもらったのでしょうか?

それは学校です。

ある子は教室の中で渡して来たそうです。

またある子はクラブの時に渡してきました。

ウチの子は小学校の時にブラスバンド部に所属していたので放課後の練習の時ですね。

他にも家の場所を知っている近所の子は家に届けてくれた子もいました。

なるほど「学校でバレンタインチョコは禁止」と言われていても学校に持ってきてしまう子はいるんですね。

家まで持ってきてくれる子は「学校では禁止」というのを理解して家まで運んでくれたのです。

【 娘の本音はこれ! 】

で、娘の本音を聞いてみました。

「う~ん、学校で禁止されているのは知っていたけど、受け取るしかなかった。慌ててランドセルの中に隠したよ!」とのこと。

「バレンタインのチョコは禁止だよ!受け取れないよ!」とは言えなかったようです。

まあ、仕方ないですね。

【 お返しはどうした? 】

娘は学校で禁止だと知っていましたから自らチョコを作って配ることはありませんでした。

でも女の子のお友達数人からチョコをもらったので、その分はお返しをした方が良いのではないかと考えたようです。

まあこのあたりも常識の範囲内でしょうか。

そこで母親とも相談し3月のホワイトデーの時期に手作りチョコを配りました。

家を知っているお友達のところには土曜日に届けに行きました。

でも家を知らないお友達には学校の放課後、帰るときにそっと渡したそうです。

【 娘のバレンタインの方針はこれ! 】

もともとウチの娘はバレンタインのイベントには消極的でした。

自分から友達にチョコを配る積りはありませんでした。

しかしもらったものはお返しをしなければならないのではないかと考えました。

そこで娘は次のような行動を取りました。

・バレンタインのチョコは配らない

・学校でもらったら受け取る

・もらったらホワイトデーにお返しをする

・家を知っていれば家に持っていく

・家を知らなければ仕方ないので学校でそっと渡す

【 母親の考えはこれ! 】

学校では禁止されているのは娘から聞いて知っていました。

でもお友達からもらってしまったのでその分はお返しした方が良いのではないかと言う娘の考えを尊重しようと思いました。

それで一緒に作り休みの日に家まで持っていくように言いました。

バレンタインデーの小学生の友チョコ交換のマナーはこれ!

「学校ではバレンタインデーのチョコのやり取りは禁止」と指導している小学校が多いです。

それでも小学校でチョコのやり取りをしている子は数人いるのが現状です。

学校ではダメなのを理解して直接家に持っていく子は結構いるようです。

ウチの子はあまり社交的な方ではありません。

それでもウチの娘にもチョコが回ってくるので、ほとんどの女の子が何らかの形でチョコをくばったり、もらったりしているのが現状のようです。

【 学校の先生の対応は? 】

事前に「学校でのチョコのやり取りは禁止です」と指導はしてくれます。

しかし取締りまでは行ないません。

しかし一部の子が学校でチョコの受け渡しをしているのは薄々認識していると思います。

しかし厳しい取り締まりはしていないような印象です。

つまり黙認です。

知り合いの学校の先生にもこの辺りのお話しを伺いました。

学校によって対応は多少異なりますがほとんどの小学校で事前に「バレンタイン禁止」の指導があるとのこと。

しかし実際には厳しく取締りまでしている学校はなくて、ほとんどが黙認のようです。

【 学校がバレンタインのチョコを禁止にするのはなぜ? 】

そもそも小学校でバレンタインのチョコを禁止するのはなぜでしょうか?

それは「勉強に必要のないものは持って来ない!」と言うルールがあるからです。

チョコレートに限らずゲームや漫画なども学校に持ってくることは出来ません。

可愛いだけで実用性のない文具などを禁止している学校もあります。

なぜなら勉強には必要ないからです。

ルールには一貫性がないと子供たちが混乱します。

先生側も指導がやりにくくなります。

「子どものバレンタインの事にまで教師が口を出すな!」と言う保護者も一部いるようですが、おおむね「学校でのバレンタインチョコは禁止」と言う考えが保護者にも受け入れられている印象です。

【 余談 】

ここからは余談です。

バレンタインに関しては学校によって少し対応の異なるのが原状です。

それは学校長の裁量に任されているからです。

この学校間の方針の違いに対して「この学校はしっかりしてる」とか「この学校はダメ」というような評価をされる保護者がいらっしゃいます。

しかし「学校の質=保護者の質」であることがほとんどです。

保護者が学校の教育に真に理解があって学校にも協力的であれば、教師は本来の仕事である「学校における教育的役割」に思う存分時間と労力を割くことができます。

ところが残念ながらそのような保護者ばかりではありません。

保護者が学校の方針に対して非協力的であれば、学校や教師への負担は何倍にも跳ね上がります。

なぜならば学ぶ以前のこと、つまり躾(しつけ)や礼儀作法などの本来家庭教育でなすべきことまで学校で教えていかなければならないからです。

そのような保護者の多い小学校では、教師はそこから向き合っていかなければならなくなるんです。

つまり、保護者の尻拭いをしないといけない学校では、全体的にクオリティを下げていかなければ日々がまわっていかないということなんです。

保護者が「この学校はダメだ!」と叫んでいる学校のほとんどは、実は保護者のせいで崩壊寸前の学校なんです

学校の方針は様々ですし、現状で大きなトラブルになっていないものを学校は咎(とが)めることはできません。

ですので、本当は学校の勉強に必要が全くないチョコレートを子どもに堂々と持って行かせてはならないのです。

たとえ学校が明文化せずとも子どもにダメだと言うのが親の務めなんです。

まとめ

本日は最近の小学校中学校でのバレンタインチョコ事情についてお話ししました。

基本は「学校でのバレンタインは禁止」でしたね。

どうしてもチョコを贈りたいというのであれば、学校ではなく直接お友達の家に持っていくように教えてあげてくださいね。

でも期せずしてお友達からもらってしまうことがあります。

そんな時には、「こそっともらっても良い!」と子どもに教えても良いのではないでしょうか。

この先の人生のなかでこのような場面はたくさんあるからです。

なかなか正論だけでは生きていけないのが実社会ですから。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

あなたの参考になれば幸いです。

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