今年もやって参りましたバレンタインデー!

「さあて今年はいくつもらえるかな~かな?」

なんてのんきに構えているそこのあなた!

職場では義理チョコを送るべきか否かで大変なんですよ!

本日は義理チョコを贈られる側、つまり男性の心理に迫ります。

これであなたも義理チョコマスターだ!

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バレンタインデーの職場内義理チョコは迷惑ですか?

「私のチョコはそんなに迷惑ですか?」

突然甲高い女の子の声がオフィス内に響きました。

声の方へ目をやると若手社員3人が何やら深刻な話しをしているではありませんか!

就業時間を過ぎていたので家路につく者の多い状況でした。

私も家に帰ろうとしていましたが、声の主が私の部下だったので、輪の中に入って行きました。

先程の声の主は入社3年目の愛菜(あいな:仮名)ちゃんです。

何かあったのかと尋ねました。

愛菜ちゃんが職場の男性社員に義理チョコを配った時のこと。

社員Aにチョコを手渡ししたときに「あっ、僕はそういうのやらない主義なんで!」と大声で言われたらしい。

愛菜ちゃんはちょっとビックリして固まってしまいました。

それを後輩の女の子に相談して「あのブタ野郎!」ってことになったそうな。

んで、相談を持ち掛けられたのが山田(仮名)主任です。

愛菜ちゃんらの主張は以下の通りです。

なぜ他の社員も見ているところで大声で言うの?

本当に嫌なら、そっと返してくれれば良いのに!

確かに愛菜ちゃんたちの言う通りですね。

愛菜ちゃんのチョコははもちろん本命ではありません。

いわゆる義理チョコです。

しかし職場の飲み会ではいつも男性社員が多く支払っているし、出張先からお土産を買ってきてくれたりするので日頃の感謝の気持ちを伝える良い機会と思ったらしいです。

「そもそもバレンタインデーのチョコで日頃の感謝の気持ちを表すのがおかしいんでしょうか?」とだいぶ凹んでいます。

う~ん、どうしたもんじゃろの~?

この問題は一体どう考えたら良いのでしょうか?

先ずは私の意見からお話しします。

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バレンタインデーは職場内の義理チョコでも大歓迎!

私は本命チョコと義理チョコを問わずどちらも大好きです。

くれると言うものを拒む理由が私にはありません。

なぜならば大の甘党だからです!

特にピーチョコ(ピーナッツチョコレート)が大好きで、毎日食べても飽きません。

え~っと、私の話じゃなかったね。

いつも懐を広~く開いて義理チョコを受付けていますが、もらえるのはなぜか毎年4個だけ!

その内の2個は妻と娘からです。

結婚して子どももいますので、「これは本命チョコです!」なんて言われたら、逆に引いてしまうかも知れません・・・いや違うな!

本命チョコをもらった時もシッカリ食べてから、「ごめんなさい!俺には愛する妻と娘がいるんで・・・!」って言うつもりです。

チョー、カッコいい!(自分に酔うな!)

で、私は愛菜ちゃんに次のように言いました。

私が思うにアイツ(社員A)はマナーがないよね。

例えチョコが好きでなかったとしてもその場ではもらっておいて、何かのついでに「この前のチョコありがとう!甥っ子が喜んでいたよ!」とでもサラリと言ってのけるのが大人の対応だよ!

ましてやみんなが見ている前で大声で断るなんて!

人の気持ちを読まないタイプだな。

もしかしたら「本命チョコ」と勘違いしたのかも!

それで、キッパリ断るべきだと考えたのかも知れん。

う~ん、しかし「僕はそういうイベントやらない主義なんで!」と言ってた訳だから「本命チョコ」と勘違いしたのではないなぁ~!

やはり人の気持ちを読めないドライな人間関係ってヤツだな。

「嫌なものはイヤ!」とハッキリ言うタイプいるよね。

相手の気持ちを考えずに。

自分の言葉で相手が傷付こうが我関せずだよ。

確かにハッキリ物を言うのはサッパリしていて良い面もあるけれども、人を傷つける事もあるので気を付けないといけないよね。

来年はヤツには絶対に義理チョコ贈ってはいけないよ!

その替わり俺にもう1個ちょうだい!

ねっ!お願い!

バレンタインデー社内の義理チョコ禁止支持者の声はこれ!

私の意見に真っ向から反対してきたのは先の山田主任です。

「私はこう思う!」と言わずに「こんな意見もありますよ!」という少し回りくどい言い方をするヤツですが、山田主任本人の意見です。

職場内での義理チョコのやり取りを禁止するのが良いと思いますよ。

社内での年賀状のやり取りを禁止している企業が多いのはご存知ですか?

虚礼廃止と言います。

「なんとなくやっていること」、「習慣でやっていること」、「みんながやるべきこと」を見直す良い機会ですよ。

贈る方も贈られる側もお互いに気を使ってばかりじゃないですか!

それならいっそのこと社内での義理チョコを廃止したら良いんです!

そうすれば、「お返しは何にしようか?」と悩むことがなくなります。

完全に禁止すると取締りと言う別の問題が出て来ますが、「バレンタインデーのやり取りは職場内では禁止にしましょう!」とやんわり禁止にするのが良いです。

それなら本命チョコのやり取りなどは水面下で行われるでしょうし、義理チョコに対するお返しをしなくても「会社で禁止されているので!」と逃げる口実が出来ます。

つまり積極お祭り派も虚礼廃止派も両方の面子を立てることが出来ると言うもの。

実際に私の前の職場では支店長の朝礼での一言で義理チョコがなくなりました。

「今年から職場内でのチョコのやり取りを禁止します!」

それまでは女性社員が男性社員に義理チョコを渡す雰囲気があったんです。

しかし支店長が自分のもらえるチョコの少ないことに腹を立てて職場内でのチョコのやり取りを禁止してしまったんです。

虚礼廃止だとかなんとかそれらしい理由を付けていましたが、支店長の嫉妬であるとみんな言ってました。

お陰で義理チョコもそのお返しもしなくてよくなりました。

そして個人的な本命チョコのやり取りは残りました。

もちろん支店長の見えない所でね。

支店長の動機は不純でしたが、お陰で職場内のギクシャクした雰囲気はなくなりましたよ。

だから我が社でもバレンタインデーのチョコ配布は基本禁止にしませんか?

だからといってチョコをやり取りしている社員に目くじらを立てることはしなくて良いと思います。

実はみんな止めたがっているんですよ。

なるほど、これも1つの手ですね。

したいヤツだけすればいいんです。

まとめ

本日は職場で義理チョコを送るべきか否かについてお話ししてきました。

義理チョコを贈られる側、つまり男性の心理に迫ってみました。

今回のケースではチョコを送る側の女性がとても気を使って贈ってくれているのが分かりますね。

そしてそれを「僕はそういうイベント乗らないタイプなんで!」と言ってるヤツはその対極、つまり人間関係で気を使うことをしない連中です。

それで女性の逆鱗に触れてしまいました。

でも全ての男がこんなデリカシーのない対応をするかと言えばそうではありません。

男性でも楽しんで参加する人はいますね。

なので女性のみなさんに提案です。

バレンタインデーの義理チョコは女性の好きなようにやってください。

職場内でチョコ禁止とか状況はいろいろあると思いますが、置かれた環境の中で楽しんでください。

デリカシーのない男性に遭遇したら「こいつアホや!」と男を見る目を養う機会にしてください。

そしてそれを魚に女子会で盛り上がって下さい。

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