お魚の美味しい季節になりました。

ところで子供の魚嫌いの原因をご存知ですか?

それが分かれば対策も立てやすいと言うもの!

本日は子供の魚嫌いの原因や理由、そしてそれを克服する方法についてお話ししますね。

あなたの参考になれば幸いです。

スポンサーリンク
  

子供の魚嫌いの原因は何?

子供の魚嫌いの主な原因は次の三つです。

・魚の臭いが苦手だから

・魚の骨が上手く取れないから

・魚料理が苦手だから

【 魚の臭いが苦手だから 】

そもそも魚の臭(にお)いが嫌いと言う子どもがいます。

魚には独特の臭(くさ)みがありますからね!

新鮮な魚ならまだしも、少し傷み始めた魚は強烈な臭いがしますね。

漁港に行くとお魚のキツい臭いがします。

これは魚の油の臭いです。

魚が嫌い → 魚の油の臭いが嫌い → 魚を食べない → もっと魚が嫌いになる

一旦この悪循環に陥ると、なかなか抜け出すことが出来ません。

しかし、魚の臭いが嫌いという子は実は少数派なんですよ。

【 魚の骨が上手く取れないから 】

魚の臭いや味は大丈夫だけど、骨を取るのが嫌で魚を食べたくないと言う子がいます。

これも失敗の連鎖に陥っているんですよね~。

魚の骨が上手く取れない → 魚を食べるのに疲れる → 魚を食べなくなる → 魚の骨を上手に取ることか出来ない

このままではいつまで経っても魚の骨を上手に取ることは出来ないし、魚料理も好きにはなりません。

【 魚料理が苦手だから 】

これはお母さんのことです。

現代の子どもたちが魚嫌いになるのはお母さんの料理の腕が落ちたからなんです。

子どもたちに「好きな料理」を尋ねると、「カレーライス」「ハンバーグ」「お寿司」この三つが定番です。

お寿司は必ず上位に入ります。

お寿司、すなわち刺身の魚を食べられるのであればその子は魚嫌いではありませんよ。

つまり子どもが魚好きになるか、魚嫌いになるかはお母さんの料理の腕前にかかっているんです。

ちょっと厳しい言い方ですかね?

でもこれはお母さんのせいではありません。

だってお母さんだってそのまたお母さんから教えてもらえなかったんですもの。

仕方ありません。

スポンサーリンク

子供の魚嫌いの原因はこれ!理由が分かれば克服出来る!

子どもの魚嫌いの原因は実は魚そのものが嫌いな訳ではなくて食べるのに骨が邪魔になって食べにくいと言うのが本当の原因でしたね。

そして、お母さんの魚料理の腕前も落ちている。

この二つの要素が相乗効果を発揮しているんです。

原因がハッキリしましたから、後は対策です。

この二つは、お互いに影響し合っているので、どちらかを解決すれば他方も解決するようになっています。

では詳しく見ていきましょう。

【 魚の骨を取るのが下手を克服する 】

魚の骨を上手に取るにはちょっとしたコツが必要です。

それには良いお手本が必要です。

昔はおじいちゃんやおばあちゃんが魚の骨を上手に取ってくれました。

それを見ながら育っているので、子どもたちも自然に魚の骨の取り方を学ぶ事が出来ました。

ところが最近は核家族化の影響でおじいちゃんやおばあちゃんと一緒に食卓を囲むことが少なくなりました。

最近「個食」と言う言葉も出て来ました。

お父さんお母さんとも食べずに、たった一人で食べるんです。

なので意識してそのような場を作るしかありません!

お父さんかお母さんが魚の骨を取るのが上手なら手本を見せてあげて下さい。

「ちゃんと見ておけ!」と言うのではなくて、ただキレイに骨を取る大人がそばにいるだけで良い影響があります。

私も子どもの頃はおじいちゃんおばあちゃんと一緒に暮らすいわゆる三世代家族でしたが、おじいちゃんの魚の食べ方を見て感動したのを覚えています。

だってウチのじいさんが魚を食べた後のお皿って、骨格標本を見ているみたいに見事だったんです!

それで私はおじいちゃんに聞いたことがあります。

「どうしたら魚の骨をそんなにキレイに取ることが出来るの?」って。

そしたらおじいちゃんはこう答えました。

「大人になったら自然に出来るようになる!」

そのサラリと言ってのけるあたりがいかにも明治生まれのおじいちゃんでした。

「絶対無理!」と当時は思っていましたが、気が付くと自分も魚の骨を上手に取れるようになっていました。

でもそれは本当に大人になってからの話です。

なぜならば私が魚の骨を自分で取れるようになったのは高校を卒業してからなんです!

その時に思い出すのがおじいちゃんの魚の骨格標本でした。

一度出来るようになると面白くなってドンドン上手になりました。

だからお手本の存在がいかに大きかったが分かります。

お父さんお母さんで魚の骨を上手に取ることが出来るのなら、ぜひ子どもたちにその姿を見せてあげて下さいね。

「教えて!」と聞かれたら教えてあげても構いませんが、多少下手くそでも「おおっ!上手だねぇ!」と褒めてあげて下さい。

そのうち必ず上手くなりますって!

【 お母さんが魚料理を出来ないを克服する 】

あなたは魚料理をするときに、魚の切り身を買ってきますか?

魚をまるまる一本買ってきますか?

魚をまるまる一本買うのは料理に自信のあるお母さんです。

普通は切り身を買いますよね。

昔は魚をまるまる一匹買ってきて料理していましたから、そりゃ料理技術は嫌でも向上しますがな。

でも今はスーパーで一匹まるごと売っている方が珍しいです。

でも大丈夫!

ちょっと料理の本を読めば、現代のお母さんでも簡単に出来る魚料理がたくさん紹介されています。

お母さんが魚料理を出来ないのはお母さんの腕が悪いのではありませんよ。

原因はお母さんが魚料理の仕方を知らないだけなんです。

ウチの姉がそうでした。

ウチの姉は母親から料理のことを一切教えてもらえませんでした。

なぜならば自営業でラーメン屋をしていたからです。

夕食の手伝いよりもラーメンを作るのを手伝っていました。

夕食は代わりにおばあちゃんが担当でした。

高校卒業したら東京の専門学校に入学したので母親から料理を教えてもらう暇がなかったんです。

だから姉は結婚してから本を見ながら全ての料理を一から覚えたんです。

今でも知らない料理を本を見ながら作っているそうですよ。

昔ならあり得ないことですが、現代っ子はこんな風にお母さんから料理を教えてもう機会のなかった子が沢山います。

コロッケも冷凍物をチンして出来る時代ですからなおさらですね。。

なので、お母さんの料理の腕前を上げるのは簡単です。

誰かに習うことです。

やっても出来なかったのではなくて、「やったことがなかっただけ」ですから。

我々の世代は少しでも良い学校に入ることが良いとされていた世代です。

だから母親から料理を習うよりも勉強する方が大切だった時代です。

でも今は違いますね。

家庭教育の要諦は、独り立ちさせることです。

勉強は出来ても料理の1つも出来ないような子と結婚したいなんて人はいません。

男でも女でもそうです。

最近はクッキングスタジオもあちこちにあります。

男性が通える料理教室もあります。

スマホでもレシピが沢山出てきます。

本を見ても学べます。

とにかく何でも良いので料理を学べばいいんです。

腕がないのではなくて、機会がなかっただけなので、そんなお父さんお母さんが学び始めたらメキメキ力をを付けていきます。

お父さんお母さんがたくさん魚料理を出来るようになれば、後は心配要りません。

子どもたちは自然に魚が好きになります。

なぜならば子どもの魚嫌いの1つである「魚臭いのが嫌!」という悩みまで解決することが出来るんですから。

まとめ

本日は子供の魚嫌いの原因や理由、そしてその解決策についてお話ししてきました。

ポイントは子どもではなくて、お父さんお母さんの問題でしたね。

もしもお父さんお母さんが魚嫌いだったらどうしたらいいんでしょうか~?

う~ん、どうしたもんじゃろの~?

何か良い案があれば教えて下さいね~。

スポンサーリンク