節分ですね!
福豆はどうされていますか?
大豆を水に戻すのに一晩水に浸けておかなければならないので時間が掛かりますよね。
でも水に戻すところから煎るまで3時間で出来る方法があるんですよ。
本日は豆まきの福豆を炊飯器とオーブンを使って約3時間で完成させる時短煎り法についてお話しします。
あなたの参考になれば幸いです。
大豆福豆の作り方はこれ!
一般的な福豆の作り方は以下の通りです。
①軽く水洗いする
②一晩水に浸けておく
④少し乾燥させる
⑤オーブンで煎る
この方法だと前の晩から仕込んで置かなければなりませんが、「あっ、今夜節分の豆まきしなきゃ!」ってことありますよね。
他にも「なんだかお豆食べたい気分だなあ~!」となると、居ても立ってもいられなくなることがあります。
そんな時に便利なのが「福豆時短調理法」です。
上の工程で言えば②の「一晩水に浸けておく」所をすっ飛ばしたやり方です。
すぐに福豆を作りたいという場合の参考にしてくださいね。
大豆福豆の作り方はこれ!炊飯器で戻す方法はこれ!
福豆を作るときに一番厄介なのが、「一晩水に浸けて置く」ことですね。
計画性のあるお母さんなら前の晩から仕込んで行けるので何の問題もないんですが、私は思い立ったらすぐに行動したいタイプなもんで、一晩待つことが出来ません。
そこで福豆を約3時間で作る方法を考えました。
そこで色々レシピを調べているとありましたありました!
それには「ポットにお湯を入れてそこに大豆を2時間浸しておく!」と書いてありました。
「これならいける!」と直感してさっそく試してみました。
それには4時間で作れると書いてありました。
そこで私はそれを更にアレンジして3時間で作る方法を考えました。
①軽く水洗いする
②炊飯器で戻す
④少し乾燥させる
⑤オーブンで煎る
⑥冷ます
【 軽く水洗いする 】
国産の大豆はキレイなので軽く水洗いするだけで大丈夫です。
水洗いしたらザルに上げて置きます。
その一方でヤカンにお湯を沸かします。
【 炊飯器で戻す 】
ここが時短調理法のポイントです。
炊飯器に大豆を入れて沸騰したお湯を注ぎます。
そして炊飯器のフタをして「保温スイッチ」を入れます。
このまま2時間置きます。
お湯が少ないと豆が膨れて水から顔を出してしまうのでお湯は多めに入れてください。
途中で炊飯器のフタを開けて中を確認してください。
大豆が水面から顔を出していたらお湯を足します。
水でも構いません。
炊飯器を保温にしていればすぐに温かくなります。
【 少し乾燥させる 】
炊飯器で戻した後は1時間ほど乾燥させるのが良いといわれていますが、ここも省略します。
乾燥工程は次の「⑤オーブンで煎る」工程で一緒にやっちゃいます。
【 オーブンで煎る 】
まず豆を乾燥させます。
オーブンにクッキングシートを敷いて豆を広げます。
そして180℃の温度で5分間焼きます。
これが乾燥工程です。
5分後に一旦火を止めて様子を見ます。
豆の下の方がまだ濡れていたので豆を揺すって混ぜます。
そしてもう一度180℃で5分焼きます。
そして様子を見ます。
全体的に乾燥してきたので、これで乾燥工程は終了です。
ここから「本煎り」に入ります。
温度はこのまま180℃で時間を40分に設定して運転させます。
【 出来上がり 】
40分後に開けてみました。
上段に敷いた豆は少し焦げましたが下段の方は焦げる事はありませんでした。
温かい内に食べる福豆はまた格別の美味しさがあります。
このまま福豆として使うことが出来ますよ。
しかし「あっちっち~!」なので注意してくださいね。
10分も冷ませば触れるようになります。
【 冷ます 】
芯まで冷ますには2時間ほどかかります。
私はオーブンの庫内にそのまま置いて冷ましました。
5時間後に食べてみたところと上段の少し焦げた豆は完全に水分が飛んでカリカリと香ばしい歯ごたえでした。
しかし下段は少し水分が残っているような感じでした。
なので下段はもう一度180℃で5分オーブンにかけました。
大豆福豆の作り方はこれ!炊飯器とオーブンの時短煎り法のメリット・デメリット。
実際に作ってみた感想を述べます。
【 メリット 】
思い立ったらすぐに作れることが最大のメリットです。
しかもお湯に浸して2時間置いておくとポットでも内部の温度が下がります。
その点、炊飯器の保温機能は高温に保てるのでとても便利ですね。
【 デメリット 】
欠点は炊飯器が使えなくなることです。
ウチも妻に「夕食のご飯炊きたいんだけど~!」とクレームが入りました。
「あと30分待ってね!」と言って待ってもらいました。
奥様の夕食準備の邪魔だけはしないように注意です!
【 お味の感想 】
肝心のお味の方ですが、特に問題はなかったです。
「これならいける!」と感じました。
焦がさないようにすれば水分が残っているし、完全に水分を飛ばそうとすれば少し焦げてしまうのが難しいところですね。
市販の福豆は全然焦げていないのに中はサクサクのポリポリって感じですもんね。
さすがプロの技にはかないませんなあ!
まあ多少の焦げも風味と考えれば何の問題もないですね。
まとめ
本日は福豆を3時間で完成させる時短煎り方についてお話ししました。
あなたの参考になれば幸いです。
これで楽しい豆まきをなさってくださいね。
私は美味しくいただきま~す!