北海道に行かれるんですね！
冬の北海道は凄いですよ～！
本州にいては体験出来ないことだらけです。
その1つが雪です。
いつ頃から降り始めて、何月から積もるのか？
そして、雪のピークはいつ頃で、溶け始めるのはいつか？
本日は北海道の雪にまつわる疑問についてお話ししますね。
あなたの参考になれば幸いです。
北海道の雪はいつからいつまで？札幌の冬の天気はこれ！
北海道と言えば雪、雪と言えば北海道と言うくらい馴染みの深いものですね。
豪雪地帯は本州にもたくさんあるにも関わらずです。
夏の北海道も素敵ですが、私はやはり雪化粧の北海道が好きです！
ところで北海道の初雪はいつ頃かご存知ですか？
北海道はとても広いので、代表的な二つの都市である札幌と釧路を例に挙げてお話ししようと思います。
【 札幌市内の雪の様子 】
札幌市内ならば11月の初めには初雪があります。
遅くとも11月中旬には初雪が観測されます。
そして20センチほど積もるのは12月の中旬になってからです。
そして本格的に積もり始めるのは1月に入ってからです。
そして雪のピークは1月下旬から2月中旬です。
ピーク時の積雪量は90センチ程になります。
3月に入ると雨の日が増えていき根雪は少しずつ融け始めます。
3月下旬からは根雪がドンドン融けていき4月の中旬までには全ての根雪が融けます。
そして最後の雪が降るのは4月の初旬までです。
札幌は11月から翌年の3月までほとんど毎日雪が降ります。
雪が降らなくても曇りが多いです。
青空の見えることはほとんどありません。
【 札幌市の気温の様子 】
札幌は雪や曇りの日が多いので釧路や網走に比べると温度変化の少ないのが特徴です。
11月は最高気温が10℃を越える日も多いですが、寒い日は氷点下の日もあります。
11月の最低気温は1～2℃が多いですが、冷え込むとマイナス5℃くらいの日もあります。
12月は最低気温がほとんど氷点下になりますが、最高気温は5℃くらいの日もあります。
最も寒い1～2月は最高気温が氷点下3℃前後で最低気温も氷点下8℃くらいです。
冷え込む朝でもマイナス10℃を下回ることはほとんどありません。
3月は前半はまだまだ寒いですが後半になると最低気温も0℃を上回る日が出てきますし、最高気温も10℃を越える日があります。
4月は一気に気温が上がり、最高気温が15℃を超えて最低気温も5℃を越える日が多いです。
北海道の雪は何月から積もる？釧路の積雪量はこれくらい！
続いて北海道の東側の釧路の様子をお伝えします。
【 釧路市内の天気 】
釧路は札幌とは打って変わって晴れの日が多いです。
札幌がほぼ毎日雪が降るのに対して釧路はほとんどが晴れです。
そしてたまに雪が降る程度です。
札幌から引っ越して来た方は「毎日晴れてる！」と感じるようです。
実際には月に10日ほど雪の日があるんですけどね。
積もるほどの雪が降るのは月に5日ほどです。
11月は気温が急激に下がり、月初めと月末では気温差が15℃くらいあります。
初雪は11月初旬ですが積もるのはずっと遅くて12月の中旬以降です。
そしてたまに暖かい日があるとすぐに融けてお正月まで雪のないことも多いです。
積雪は普通15センチ程度で最も寒い1～2月でも多くても30センチ止まりです。
1月雪の全くないこともあります。
【 釧路の気温の様子 】
釧路の気温は札幌に比べてかなり低い傾向にあります。
それは雪や曇りの日が少なく快晴の日が多いからです。
良く晴れた日には放射冷却によって朝方かなり冷えます。
11月の最高気温は札幌と同じくらいで10℃を越える日もありますが、最低気温は既に氷点下3℃くらいになっています。
冷え込みの厳しい朝は氷点下10℃を下回ります。
12月は最高気温、最低気温ともに日を追う毎に下がっていき、大晦日の頃には最高気温も氷点下2℃くらいで最低気温も氷点下15℃くらいまで下がる日が出て来ます。
1～2月の最高気温は高くても1℃くらいで、氷点下3℃くらいが普通です。
最低気温はマイナス10℃より下がるのが当たり前になります。
冷え込むとマイナス20℃近まで下がります。
3月に入ると寒さも緩みます。
と言っても最高気温が5℃くらいで最低気温も氷点下5℃くらいです。
4月になるともう安心です。
最高気温は10度を越える日が出て来ます。
最低気温も0℃を越えます。
【 釧路の霧の様子 】
そして何と言っても釧路と言えば霧で有名です。
札幌や東京と比べても釧路の霧は約20倍も多く観測されています。
特に夏場の6月・7月・8月は月の半分以上が霧です。
この暑い夏の時期に太陽が出ずに霧が出ているので「釧路は霧の街」と言うイメージがあるんですね。
一方冬場の霧は月に1～2回しかありません！
秋から春にかけての釧路はむしろ快晴の日が多くて年間の日照時間をここで大きく稼いでいます。
そのため日照時間を年間で比較すると札幌や東京より釧路の方が多いんです。
札幌や東京が年間の日照時間が1,800時間なのに対して、釧路の年間日照時間は2,000時間です。
夏の霧の分を秋から春にかけての快晴で補っているんですね。
ですから「釧路は霧の街」であると同時に「太陽の降り注ぐ街」でもあるんですね。
まとめ
本日は北海道の雪はいつからいつまで続くのかについて、代表的な都市である札幌と釧路を例にとりお話しして来ました。
本州の人間からすれば何もかもが新鮮に感じます。
ここで少しでも積雪のイメージをつかんでおくと行動計画が立てやすいと思います。
参考にしてくださいね。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
