大掃除といえばガスコンロ!

ガスコンロといえば頑固な汚れ!

掃除の中でも大変なのがガスコンロの五徳の油汚れです。

五徳ってご存知ですか?

そう!ガスコンロのお鍋を載せる台のことです。

普段どんなにきれいに掃除しても五徳の周りに油汚れがついてしまいます。

本日はガスコンロの五徳にびっしりこびりついてしまった頑固な油汚れを簡単に落とす方法についてお話ししますね。

あなたの参考になれば幸いです。

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ガスコンロ五徳の頑固な汚れの掃除はどうしているの?

ガスコンロのお鍋を載せる鉄の台の事を五徳(ごとく)って言うんですね~!

知ってましたか~?

ところで職場のおばちゃま方にガスコンロの掃除の仕方を聞いてみました。

私:「大掃除の季節ですね~!」

先輩『ほんまや~!ガスコンロ掃除せなあかんわ!』

私:「ガスコンロの大掃除はどうやってやっているんですか?」

先輩:『重曹を入れたお湯の中に漬けとくんやで~!」

私:「へ~!綺麗になるんですか~?」

先輩:『そやな~!力は要るけど結構いい感じやで~!」

外の先輩方に聞いても、「クエン酸を使う!」とか、「マジックリンでいける!」と言う意見が多かったですね。

なので本日は余り知られていない裏ワザ的な方法をご紹介したいと思います。

それは油汚れを完全に燃やしてしまう方法です。

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ガスコンロの五徳の頑固な汚れを取るには完全に燃やしてしまうのが簡単!

ガスコンロの五徳にこびりついた汚れは古い油です。

油に調味料や食材、煮汁など色々なものがごちゃ混ぜになって固まってしまったものなんです。

これを取るのにウチでは五徳の油汚れを完全に燃やしてしまいます。

この方法はラーメン屋だったウチの父がやっていた方法です。

ウチの実家は家族経営にラーメン屋でした。

私は小学4年生から家業であるラーメン屋を毎日手伝っていたんです。

そのために父が中華なべの汚れを完全に燃やしてしまってメンテナンスしているのを何度も見ていました。

そして高校生の頃には自分が実際にその作業をやっていました。

その技術を応用したものです。

五徳についた頑固な汚れは中華なべに付いた焦げ付きと全く一緒なんです。

中華なべの油汚れが付いた部分をコンロで空焼きすると油が燃えます。

一気に燃やすと凄い煙が出てニオイもきついので一箇所に火を付けて炎をコントロールしながらグルット一周焼いていきます。

中華なべの油汚れは火が付くと黄色い炎を出して燃えて行きます。

低い温度で燃えているんですね。

そしてしばらくすると消えます。

なので中華なべを回しながら隣の油が燃えていくようにコントロールするんです。

グルット一周した中華なべはもう燃えません。

それは燃料である脂分が完全に燃えてしまったからなんです。

脂分の抜けてしまった汚れはただの炭です。

タワシでゴシゴシすると簡単に落ちていきます。

このやり方を五徳に応用しているんです。

ガスコンロの五徳の頑固な汚れを完全に燃やす方法はこれ!

それでは具体的に説明していきます。

ウチのガスコンロはリンナイのKGK562SBLです。

もう10年近く使っています。

こちらが五徳です。

ひっくり返して写真撮影してあります。

酷(ひど)い汚れですね。

【 五徳を焼く 】

五徳を外してコンロに火を付けて中火から弱火にします。

必ず換気扇を回してくださいね。

初心者の方は弱火から始めると怖くありませんよ。

そして炎の出ているところに五徳を置きます。

炎には五徳に直接火が当たらないように炎の弱い場所があるので、そこは避けて炎の強いところに五徳が当たるように置きます。

すぐに炎が黄色くなります。

これは五徳に付いた油が燃えているんです。

燃える勢いが強すぎる時には炎から離せば弱くなります。

最近のガスコンロはセンサーが付いていて空炊き出来ないようになっているので、火が強すぎるという心配よりも直ぐに炎が弱くなってしまう心配の方が多いと思います。

炎が小さいとイライラしますがそういう構造ので、しょうがないと諦(あきら)めて気長に待ってくださいね。

炎が弱くても炎に近づければ古い油は燃えてくれますから!

手でずっと持っているのは疲れるので置きっぱなしが便利です。

しばらくすると(5分くらい)、黄色い炎が出なくなります。

そしたらその部分の油が完全に燃え切った証拠です。

五徳を回して他の部分を焼いていきます。

五徳が焼けて熱いかも知れないので、鍋つかみかテーブル拭きでつかむようにしてください。

【 水で冷やす 】

グルット一周燃やしたら水につけます。

洗い桶(おけ)に水を張っておきその中にドボンと入れます。

ジュー!と音がします。

【 磨くその1 】

その後スチールウールなどで磨きます。

そのまま磨くよりもずっと簡単に落ちます。

洗剤は不要です。

【 磨くその2 】

マイナスドライバーなどでゴリゴリしても炭が落ちていきます。

これは発掘作業をしているようで結構楽しいです。

そんなの、私だけかな?

五徳が綺麗になりました。

ガスコンロにセットして完了です。

まとめ

本日はガスコンロの五徳の油汚れを完全に燃やしてしまうやり方をご紹介しました。

難点が一つあります。

このやり方結構臭いんです。

鍋を焦がしたようなニオイがします。

この作業をしている本人はそれ程感じませんが、同居の家族や近隣からクレームが入るかも知れません。

同居人からのクレームは説明して終わりですが、近隣からクレームは悩ましいですね。

でも年に1~2回の事なので、何とか凌(しの)いでください。

ってなんの解決にもなっていませんね。

そんな時は直ぐに中止してくださいね。

水につけて冷ましてしまえばニオイは直ぐになくなります。

ニオイの発生源がなくなるんですから。

あなたの参考になれば幸いです。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

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