こんにちは。
仕事で失敗した部下にどんな言葉をかけたら良いのかとお悩みですね!
素晴らしいです。
なぜならその部下を生かすも殺すもあなたの言葉次第だからです。
本日は仕事で失敗して落ち込んでいる部下にかけるべきとっておきの言葉を紹介します。
あなたの参考になれば幸いです。
仕事で失敗した部下の励まし方はこれ!
あなたの部下が仕事で失敗して落ち込んでいるときに、一体どんな言葉をかけてあげるべきなんでしょうか?
その言葉は「部下の成長を後押しするもの」がいいですよ。
それは「失敗の内容に関わらず」です。
仕事で失敗したときには、誰だって落ち込んでいます。
だから、「なんでそんな失敗をしたんだ!」と責めても意味がありません。
それよりも、「大変だったね!」と寄り添ってあげましょう!
なぜそう言い切れるのか?
それは、本人には既に答えがあるからです。
原因は何か?
どうしてそうなったのか?
とうしたら防げるか?
今後どうするべきか?
これらの答えを失敗した本人が一番よく分かっているんです。
そんなときに、「おまえは、なんてことしたんだ!」と責めても、良いことは何もありません。
それよりも、むしろ部下をかばってあげる方が100倍賢いです。
そんな時に部下を慰める言葉を伝えることが出来れば、「この上司、私のことを理解してくれている!」と感じるんです。
するとその後の関係がよりスムーズなものとなります。
職場の人間関係は毎日の積み重ねです。
信頼関係を築く言葉を積み上げるか、相互不信頼を蓄積させるか?
信頼関係を築く方が絶対に良いですよね!
仕事のミスの向き合い方!
それでは具体的に部下にかける言葉を紹介します。
【 ミスをしてしまった部下への言葉 】
上司:「聞いたよ!大丈夫か?」
部下:「済みません!ご迷惑おかけしました!」
上司:「あなたで良かったよ!」
部下:「えっ?」
上司:「あなたがやってしまうんなら、誰だってするよ!
私だってやってしまったと思うよ!
だいたいあなたがミスをすると言うことは、そのマニュアル自体に不備があるということなんだ!
あなたの責任ではないんだよ!
これはあなたの責任ではなくて会社の責任なんだ!
あなたのミスによってマニュアルの不備が明らかになっただけなんだよ!
だから他の人が同じミスをしないようにマニュアルの方を見直さなければならないんだ!
そのきっかけをあなたが作ったに過ぎない!
だからあなたで良かったんだよ!」
部下:「はあ、そうなんですか?」
上司:「そうだよ!
でもこういうミスが起こると、ほとんどがミスした本人の責任にしてマニュアルを見直す上司は少ないよね!
何故だと思う?」
部下:「えーっと、マニュアルの改訂は大変だからではないでしょうか?」
上司:「ピンポン、正解!
マニュアルなんて、どこかの誰かが書いた手順書に過ぎないんだ!
『私はこうしていますよ!』と言う意味でしかなんだよ!
ところが、時間の経過と共にいつの間にかそのマニュアルが権威を持つようになって、そのうち法律のようになってしまうんだ!
こうなるともう誰もマニュアルを見直そうと思わなくなるんだ。」
部下:「では、私はどうすればいいですか?」
上司:「何もしなくて良いよ!
だってあなた、もう十分反省しているでしょ!
次はこうしようとか、これに気を付けようとか考えているでしょ!
だから堂々としていれば良いんだよ!」
部下:「分かりました!ありがとうございます!」
まとめ
本日は仕事で失敗した部下にどんな言葉をかけたら良いのかについてお話ししました。
ポイントは部下をかばってあげることです。
部下を信頼すれば部下は信頼で返してくれます。部下を不信すれば不信で返してきます。
この記事をご覧になったあなたは凄い方なんですよ。
何故ならば、怒りをぶちまけて終わりの上司がほとんどだからです。
失敗=怒る
この図式から抜け出そうとしているあなたはステキです!
あなたには部下の失敗をも受け入れる度量を身に付けたいと思っているはず。
そんな度量の広いあなたのもとにはステキな部下が次第に集まって来るものです!
本当は「失敗=改善」という図式が正しいんです。
でも、これって時間がかかるので誰もやりたがらないんです。
でもこれが一番大事なんです。
これしか人の育つ方法はないんですから。
あなたなら出来ますよ!
ぜひ頑張ってくださいね!
あなたのことを応援しています。