あなたは年末調整の保険料控除欄が足りないときどうすれば良いか、ご存知ですか?

毎日のお仕事お疲れ様です。

年末調整の季節になりましたね。

年末調整の書類は複雑で難しいですよね。

計算式や言葉の定義が難しいですが、「欄が足りない!」なんていうこともあるんですね。

そんなとき、皆さんはどうやってクリアしているんでしょうか?

本日は年末調整の書類を記入するときに、保険料控除の欄が足りない時はどうすればいいのかについてお話ししますよ。

あなたの参考になれば幸いです。

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年末調整で保険料控除の欄が足りない時はどうすればいいの?

「平成30年分 給与所得者の保険料控除申請書」に今年支払った保険料を記入すると支払った保険料の一部を控除として認められるのが保険料控除です。

この年末調整の保険料控除の欄を書いていて、欄が足りなくなることがあるんです。

一般の生命保険料の欄は4つ。

介護医療保険料の欄は2つ。

個人年金保険料の欄は3つです。

でも皆さん実際には色々なタイプの保険に複数加入しているのが現実ですね。

中には一人で8つの保険に入っているなんて人も出てきます。

そんな時は一体どうすれば良いのでしょうか?

突然そのような状況に直面するとたじろいでしまいますが、心配ありませんよ。

解決策は次の3つです。

・欄を2つに分けて書く

・別紙に書く

・コピーして書く

【 欄を2つに分けて書く 】

欄の真ん中に線を引いて、1つの欄を上下2つに分けて書くやり方です。

字が小さくなりますが、1枚の用紙に全て収まるのがメリットです。

【 別紙に書く 】

別紙に書くのも有効です。

全く別の用紙に書ききれない分を書きます。

書ききれない分を別紙に書きますが、合計金額は原本に書くようにします。

原本の用紙の余白に「別紙参照」とか「別紙あり」などと書いておけば、経理担当者にも分かりやすいです。

書く項目は次の通りです。

・保険会社名

・保険種類

・保険期間

・契約者氏名

・保険金受取人氏名・続柄

・新・旧の区分

・1年間の払い込み保険料

・控除の区分

つまり原紙に書いてある項目をそのまま書き出せば大丈夫です。

罫線(けいせん:縦横の線のこと)を書かなくても大丈夫。

文字だけで大丈夫ですよ。

この方法のメリットは文字を大きく書くことが出来ることです。

パソコンならば小さな文字を楽々書けますが、基本的にこの申告書は手書きで会社に提出しますので、文字の大きく書けるこの方法はとても書きやすいです。

ただ複数枚になるので経理担当者が混乱してしまわないように気をつけてくださいね。

【 コピーして書く 】

原本をコピーして書いても大丈夫です。

この場合も余白に「2枚目へ続く」などと書いておくと経理担当者が間違わずに済みます。

罫線も入っているので、白紙に文字を書くことに抵抗のある方はこちらの方が気持ちが落ち着くと思います。

こちらも本来1枚で済むものを複数枚にしますので、経理担当者の負担を軽減するための工夫が必要です。

こちらも合計金額は原本の方に書くようにしてください。

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年末調整で保険料控除の欄が足りない時の対策で気を付ける点はこれ!

つまり「平成30年分 給与所得者の保険料控除申請書」1枚に全ての情報を書き込まなければならないということはありません。

国税庁が発行している書式は雛形(ひながた)ですから、これを利用して税額が正しく申告してあれば書式にはあまりこだわらないと言うことです。

上記の三つの方法はどれも良い方法ですが、念の為会社の経理担当者に直接相談して見てください。

上記の三つの内のどれかの方法を教えてくれますよ。

実際に保険料控除の計算をするのはあなたの会社の経理担当者なので担当者が計算しやすいようにあらかじめ電話などで問い合わせて一緒に進めていくのが良いですよ。

毎年の事ですが、経理担当者は会社の全員分の処理をしなければならず、とても一人ひとりの状況を覚えることは出来ません。

なので「昨年も同じことしたじゃないか!経理担当はなぜ覚えていないの?」と怒らずに丁寧に説明してくださいね。

まとめ

本日は年末調整において保険料控除の欄が足りない時はどうすれば良いかについてお話ししました。

・欄を2つに分けて書く

・別紙に書く

・コピーして書く

上記のような方法があるんでしたね。

あなたの参考になれば幸いです。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

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