お盆に帰省したときに、JR九州の観光特急列車いぶすき玉手箱電車に乗りましたよ。
本日は「いぶたま」の予約方法と実際に乗ってみた感想をお話ししますね。
あなたの参考になれば幸いです。
鹿児島の特急指宿の玉手箱電車いぶたまとは?
「いぶすきの玉手箱」とは、JR九州の観光特急列車のことです。
鹿児島中央駅と指宿(いぶすき)駅の間を1日3往復走ります。
鹿児島の指宿は竜宮城伝説の発祥の地なんです。
指宿市の最南端にその名も龍宮神社という神社があります。
ここは海ガメの産卵の地であることから竜宮伝説が伝わっているんですよ。
その竜宮城伝説の玉手箱をモチーフにした観光列車がこの「指宿のたまて箱」です。
【 白黒車体の意味 】
車体が左右で黒と白に塗り分けられていますが、これは浦島太郎が玉手箱を開けた時に白い煙が出てきて白髪の老人になってしまうのを表しています。
停車駅では扉が開くのと同時に白いスモークを出す演出もあります。
【 車内の様子 】
車内は木目調の家具で統一されています。
座席の一部が海側を向いており、錦江湾(きんこうわん)をのんびり眺めながら旅することが出来ます。
この海を向いている座席が大人気で、ここの席から順番に埋まって行きます。
普通の二人掛けの席や四人向かい合わせの座席もあります。
一人で乗るも良し、カップルで座るも良し、または家族でワイワイ言いながら乗るも良し。
他に小さな本棚があり、その席で読書することも出来ます。
【 運行の様子 】
乗車時間はおよそ55分です。
鹿児島中央駅と指宿駅を往復している列車で、途中の停車駅は喜入(きいれ)駅のみです。
途中で信号待ちのために停車する駅もありますが、ドアは開きません。
【 車内販売 】
車内には車掌さん以外に女性乗務員さんがいらっしゃいます。
1両目の車両に車内販売のブースがあります。
他にもワゴンでの移動販売もしてくれます。
【 記念撮影 】
あと販売ではありませんが、車掌さんの帽子と乗車記念パネルを持って巡回してくれます。
座席で帽子とパネルを借りて座ると、スタッフが写真を撮ってくれますよ。
【 お土産 】
車内販売で人気なのがご当地お土産です。
・いぶたまプリン
・指宿温泉サイダー
・カメロンパン
・いぶたまストラップ
などなど。
いぶたまプリンが一番人気です。
玉手箱電車いぶたまの予約方法はこれ!
ウチがたまて箱電車に乗ったのは、お盆の8月16日(2018年)でした。
大阪から毎年夏に3日間帰省しているのですが、その真ん中の日に家族で観光に出掛けているんです。
昨年の帰省で指宿の砂むし会館「砂楽」へ行ったのがとても楽しかったようで、小学4年生の息子のリクエストで今年も砂蒸し温泉に行くことにしました。
そして、なにか今年の目玉はないかと考えて思い付いたのが特急指宿の玉手箱電車だったんです。
しかも前日の8月15日に電話で予約を申し込むという超行き当たりばったりな行動でしたが、なんと切符が取れたんですね。
翌日の8月16日はお盆の最中ですが木曜日で平日だったから前日でも取れたのかも知れませんね。
と言っても取れたのは帰りの指宿駅から鹿児島中央駅の座席だけです。
往路は全て満席のため、予約できませんでした。
帰りの電車も4人一緒では取れなくて、山側の2人掛けの席で少し離れたところでした。
みなさんは旅行の日程が決まったら、なるべく早く予約してくださいね。
予約開始は他のきっぷと同様に1ヶ月前の午前10時からです。
玉手箱電車はJR九州のホームページからネット予約できます。
電話でオペレーターに繋いで予約することも出来ます。
初めての方は電話で申し込むのが良いです。
オペレータのお姉さんが丁寧に教えてくださるので安心ですよ。
予約して当日発車時刻の30分前までにみどりの窓口できっぷを購入します。
カードも使えます。
発車時刻前30分を過ぎると予約がキャンセルになることがあるので早めに引き換えてくださいね。
指宿のたまて箱電車に乗ってみた!
ここからは実際に乗ってみた感想についてお話ししますね。
指宿駅のホームに「指宿たまて箱」号が入ってきました。
こちらが私と長女の席です。
二つ後ろに長男と三男の席があります。
座席には目の前にテーブルがありましたが、肘掛(ひじかけ)の中に収納されているテーブルを開くことも出来ます。
4人席もありました。
こちらは読書席です。
この席は誰でも座って良いんです。
肝心の海側の一人席の写真を撮るのを忘れました。
ごめんなさい!
1号車(指宿寄り車両)の車内販売のブースです。
ここで乗車記念証をもらいます。
裏面に記念スタンプを押すことが出来ます。
車窓からの風景です。
田園風景が広がっていますね。
途中1回だけお姉さんがワゴン販売に来られました。
残念なことに、いぶたまプリンが売り切れていたので、指宿温泉サイダーを2本購入しました。
電車は結構揺れが激しかったです。
でもこのサイダーは倒れることもなくしっかり立っていました。
すごい安定感です。
レトロな感じの電車に揺られて車内の装飾に気を取られ、また風景も見たくてきょろきょろしていたら、あっと言う間に鹿児島中央駅に到着してしまいました。
もうちょっと長く乗っていたかったです。
また乗りに行きます。
まとめ
本日はJR特急「指宿たまて箱」電車についてその魅力と予約方法などについてお話ししました。
次に乗るときは海側の一人席を確保して乗りたいと思います。
あなたの参考になれば幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございます。