夏ですね!
ビーチボールや浮き輪そして家庭用プールに小さな穴が開くことってありますね。
小さな穴とは1日かかってビーチボールの空気が全部抜けてしまうような穴です。
急に抜けてしまうわけではないのである程度は遊べるんですが、途中で何度か空気を追加してやれねばならないので、面倒臭いです。
このような小さな穴ならば簡単に修理補修が出来るんですよ。
本日はビーチボールや浮き輪、家庭用プールなどのビニール製品の穴を塞ぐ方法についてお話ししますね。
あなたの参考になれば幸いです。
ビーチボールや浮き輪や家庭用プールのパンク修理方法はこれ!
私がおすすめしているビーチボールや浮き輪や家庭用プールの小さなパンク修理方法は次の通りです。
①ボンドで穴を塞(ふさ)ぐ
②補修箇所をテープで覆う
【 ①ボンドで穴を塞(ふさ)ぐ 】
ビーチボールや浮き輪そして家庭用のビニールプールは、塩化ビニールという素材で出来ています。
なので接着剤は「塩化ビニール」を接着できるものを購入してください。
ちなみに私がいつも使っているのはこちらのボンドです。
・セメダイン スーパーXクリア 超多用途
「塩ビレザーへのプラスチック小物の接着」「発泡スチロールと軟質塩ビシートの接着」と記載されていますね。
このような接着剤ならばメーカーが違っても大丈夫です。
小さな穴ならばこの接着剤を表面に塗るだけで接着できるんですよ。
詳しくはこちらの記事をご覧になってください。
→ ビーチボールや浮き輪の修理方法はこれ!継ぎ目の穴の補修は接着剤で!
【 ②補修箇所をテープで覆う 】
これは①で修理した箇所を補強する役割です。
①の補修だけでも結構強い接着力なんですが、接着箇所を補強してあげるともっと強力になります。
なぜならば接着部分が盛り上がっていると、どうしても子供たちがそこをツメでカリカリしてしまうからなんです。
その結果せっかく補修修理したところを子供がはがしてしまうんですね。
これは接着力の問題ではなくて、子供の興味の問題です。
子供って自分のお臍(へそ)をよくいじっていますよね。
あれと同じです。
ボンドをはがしてしまわないように、補強材で覆(おお)う必要があるんです。
「じゃあ、その補強材をツメでカリカリしちゃったらどうするの・・・?」
う~ん! 困りましたね~!
その補強材の上にもっと大きな補強材を張りましょうか!
「その補強材をはがしたら・・・?」
もっと大きな補強材を・・・!
あれれ・・・! キリがありませんね!
子供と補強材のいたちごっこ状態ですね。
子供が勝つか? 補強材が勝つか?
こればっかりはやってみないと分かりませんが、子供にも「ここが剥(は)がれると空気が漏(も)れてしまうので、ここは触(さわ)らないでね!」と言ってみましょう。
本日はこの補強材を貼り付けて補強するやり方について詳しくお話ししますね。
ビーチボールや浮き輪や家庭用プールの補強方法
これがウチのビーチボールです。
ボンドで補修しているのが分かりますか?
補修材はこちらです。
クロバー社「ナイロンの補修シート(黒)」 番号は68-084です。
ホームセンターで購入しました。
価格は324円だったと思います。
「なぜ赤色ではなくて、黒色を購入したんですか?」
なるほど素朴な疑問ですね!
それは、この補修材がたまたま家の針箱の中にあったからなんです。
この補強材を買おうと思ってわざわざホームセンターに行ったわけではないんですね。
もしそうならこのビーチボールの色に合わせて赤色のシートを購入したと思います。
この商品は楽天にも売っています。
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作業手順は次の通りです。
①補強材を適当な大きさに切り出す
②補強材の角を丸くする
③はく離紙をはがす
④貼り付ける
【 ①補強材を適当な大きさに切り出す 】
補強材を適当な大きさに切り出します。
切りました。
【 ②補強材の角を丸くする 】
補強材の角を丸くします。
これがポイントです。
なぜならば、四隅の角(かど)の部分から剥(は)がれて来るからです。
角を丸く切ります。
4ヵ所とも角を落とします。
【 ③はく離紙をはがす 】
はく離紙をはがします。
【 ④貼り付ける 】
ビーチボールに貼り付けます。
ちょうど赤いビニールと透明のビニールの境目なので真ん中が盛り上がっていますがこれで大丈夫です。
なぜならばこの補強材の目的がボンドの剥(は)がれを防ぐことだからです。
完成です。
補修シート取扱いの注意点
補修シート取扱いの注意点は次の点です。
・空気漏れを防ぐことは出来ない
・アイロンやドライヤーは使用しない
・二度貼りはしない
【 空気漏れを防ぐことは出来ない 】
この製品は空気の漏れを防ぐことは出来ません。
製品の裏面の説明を読んでも、「浮き輪や家庭用プールやエアマットなどレジャー用のエアを入れて使用する道具には使用しないでください。」と記載されています。
あくまでも空気の漏(も)れを防ぐのはボンドの役割であり、これは固まったボンドが剥がれないようにする役割です。
【 アイロンやドライヤーは使用しない 】
これは接着剤が付いているものであり、そのまま貼り付けて使用します。
アイロンやドライヤーで温める物ではありません。
逆にアイロンやドライヤーで温めると接着力が弱くなって剥(は)がれやすくなります。
と言うことは、補修後に車の中や直射日光の当たる場所に長時間置く事のないように気をつけてください。
【 二度貼りはしない 】
一度張ったものを剥(は)がして再度貼り付けようとしても接着力が弱いです。
そんな時には新しいものを貼り付けるようにしてください。
まとめ
本日はビーチボールや浮き輪、家庭用プールなどのビニール製品の穴を塞ぐ方法についてお話ししました。
ポイントは「塩化ビニル」を貼り付けられるボンドを選ぶことと、そのボンドが剥(は)がれないように、補修材で補強することでしたね。
初めて補修修理をするときには上手く行かない時がありますが、何回かやっていくとそのうち上手になりますよ。
この方法でも修理が難しいときは諦(あきら)めて新しいものを買っちゃいましょうね!
ところで、浮き輪やビーチボールの穴をアイロンで修理出来ると聞いたことありませんか?
半分当たっています。
アイロンで出来るものと、やりにくいものとがあります。
あなたはその違いをご存知ですか?
こちらの記事をご覧になってください。
浮き輪修理はアイロンで可能?プールの補修で継ぎ目はこうする!
その他、海やプールで必要な情報はこちらにまとめています。