昨年の秋頃、私はスーパーのトイレで財布を落としました。

そして買い物中にその事に気付きトイレに探しに行きました。

その間約15分です。

しかしそのトイレには私の財布はありませんでした。

そして守衛室へ行き問い合わせると、早くも私の財布が届いていたんです。

でも残念なことに中身の現金がなくなっていました。

ところがその時にあることをしたらその現金が戻って来たんです。

これは稀(まれ)なケースかも知れませんが何かの参考になるのではないかと思いますので、その時のことを詳しくお話したいと思います。

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財布を落としたら見つかったがお金だけ抜かれてしまった!

昨年の秋、確か中秋の名月の頃でした。

私はお団子を買いにスーパーに行きました。

そこで財布を失くしたのに気付いて、心当たりのあるトイレに行ったんですが財布はありませんでした。

落し物として届いていないかレジの人に聞いたら守衛室を案内されました。

事情を説明すると「届いてますよ~!」との返答でした。

「やった~!ツイてる!」と思いました。

ところが中身を見ると現金がないんです。

カード類は大丈夫でした。

警備員さんに「あの~!現金が2万円ほど入っていたはずなんですが~!」と尋ねてみました。

「う~ん、届いた時にすでにこの状態でしたよ!」と言うではありませんか!

私は「こいつら現金抜きやがったな!」とピンと来ました。

私は警備員を疑いながらもそれ以上何も言うことが出来ずにその場を離れました。

そこでもう一度そのトイレに行ってみました。

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財布を落としたらお金だけ抜かれた!そんな時はどうしたら良いの?

「どうしたもんじゃろの~!」と私はしばらく悩みました。

「警備員が犯人である以上、あいつらに何を言ってもシラを切るだろうな!どうしたらいいんだ~?」

「そうだ防犯カメラに拾ってくれた人が映っているかも知れない!」と思い、もう一度守衛室に行きました。

そしてこのように言いました。

「あの~!○○横のトイレは防犯カメラが付いていると思うんですが、あの映像って見せてもらえませんか?」

すると答えは「出来ません!」でした。

「録画していないんですか?」と更に尋ねると、「録画していますよ!でも一般の方は見れません!」とのこと。

私はかなりムッとして「じゃあなんのためにあるんですか?」と反論しました。

それからしばらく「見せろ!」「出来ない!」と押し問答が続きました。

「防犯カメラに拾ってくれた人が映っているかもしれない!その人に聞けば警備員が犯人だと証言してもらえるかも知れない!」と考えたんです。

ところが、どうもその施設の防犯カメラは警察からの捜査依頼がなければ見れないようになっているとのこと。

「じゃあ、警察に言えば見てもらえるんですね!」と吐き捨てるように聞くと、「警察が必ず見てくれるかどうかは分かりませんが、警察からの要請があれば情報を提供しています!」とのこと。

「よっしゃ、今に見ていろ!テメエら、首洗って待ってなよ!」と心の中で叫びながら近くの交番に駆け込みました。

交番で事情を説明すると「分かりました。ではこれから行って見ましょう!」と快く引き受けてくださいました。

警察官の方と2人で再びそのスーパーの守衛室を訪れました。

私は守衛室の外で待ちました。

中では警察官の方が警備員さんと共に録画を確認しているようでした。

しばらくすると他にも2人の警察官が応援に駆けつけてくれました。

そしてなにやらどこかへ行ってしまいました。

私は警察の方から「拾ってくれた人が分かりました。そちらを調べて来ますから、もう少しお待ちください。」と言われて待つこと20分。

応援の警察官が年配の男女と一緒に帰って来ました。

そして警察官の方が状況を説明してくださいました。

私が落とした財布はこの男性が拾って近くにいた清掃さんに届けました。

しかしその時に、中身の現金だけ抜き取ってしまったと言うのです。

その方は近くでお店を営む常連のお客様だったので清掃さんと面識がありました。

防犯カメラに清掃さんが映っていたので清掃さんからの情報を元に、お店のご主人にお話しを伺(うかが)うと正直に話してくれたそうです。

その男性の奥様も一緒に来られて「ごめんなさい!申し訳ありません!」と何度も平謝りされました。

警察の方より「被害届を出しますか?」と尋ねられたので、「いや出しません。お金も返してもらったので、もう何も言うことはありません。」と私は返答しました。

元はと言えば自分の不注意でこんなことになって、しかも自分のお金は無事に帰ってきているわけですから、おじいさんを責める気にはなれませんでした。

落し物でのトラブルはこうすれば解決するかも!

私の直感は見事に外れました。

警備員さんは犯人ではありませんでした。

でもその時は「こいつらが犯人だ!」そう思い込んでいました。

あの時の警備員さん、疑って本当にごめんなさい!

私は現金も無事に戻って来て本当に良かったです。

そして色々なことを学びました。

友人にこの話をしたら「私も警察に相談しとけば良かった~!」と言われました。

その友人も同じような経験があり、でも警察には相談せずに諦めたとのことです。

なので今回の自分の体験から学んだことを以下にまとめておきたいと思います。

・防犯カメラの録画は一般人は絶対見せてもらえない

・防犯カメラの録画を見ることの出来るのは警察官だけ

・警備員さんは警察官のような捜査は出来ない

・落し物の財布の現金が抜かれたような時は直ぐに警察に相談すると上手く行く可能性がある

まとめ

本日は財布の落し物の現金だけが抜かれた時にどうすれば良いのかについて、自分の体験を詳しくお話しました。

私の場合は様々な条件が重なって現金も返って来ました。

あなたの場合も現金が必ず返って来るとは言い切れませんが、もしかしたら上手く行くかも知れません。

なのでこのような場合には直ぐに警察に相談してみてくださいね。

警察の方も「気軽に相談してください!」と言ってくださいましたよ。

あなたの参考になれば幸いです。

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