ウチにある石油ファンヒーターの天板が凹んでしまいました。
原因は上からテレビが落ちてきたからです。
本日は石油ファンヒーターの天板のへこみを修理する方法についてお話しします。
あなたの参考になれば幸いです。
シャープ石油ファンヒーターOK-M32Xの天板のへこみの修理法はこれ!分解作業。
ウチの石油ファンヒーターです。
シャープの OK-M32X と言う型番で製造は2001年です。
天板(てんいた)の凹んでいるのが分かりますか?
8年ほど前に上からテレビが落ちてきて凹んだものです。
14型でしたが、昔ながらのブラウン管のテレビだったので重かったんです。
それが50cm上から落ちてきました。
下にあったこの石油ファンヒーターに直撃したという訳です。
一度修理したんですが、上に子供が乗ってしまい再び凹んだので、再度修理に挑戦しました。
【 修理の概要 】
今回2回目なので、要領は分かっています。
分解して、天板を外して、ひっくり返して凹んだところを押してあげるだけで「ポコッ!」と言う音と共に直ります。
それが面白いので今回もやってみました。
果たして上手く行くでしょうか?
【 天板の分解方法 】
天板の分解方法を説明します。
先ずは前カバーを外します。
前カバーの外し方がよく分からない方はこちらの記事を参考にしてください。
→ シャープの石油ファンヒーターOK-M32Xの内部掃除をしてみた!
天板を固定している後ろのネジを2本外します。
ネジは普通の右ネジなので左に回すと外れます。
次に前側の左右にあるネジも2本外します。
これで天板が外れます。
後ろから前方向に270度回転させます。
【 ケーブルの外し方 】
ケーブルを2本外します。
使うのは細いマイナスドライバーです。
ケーブルのプラスチック部分(コネクターと言います)の角にマイナスドライバーを差し込みます。
テコの原理で外します。
指や爪でも外れないことはありませんが、指や爪を傷める恐れがあるので、小さなドライバーが良いです。
コツは角に差し込むことです。
緑色とベージュのすき間にグリグリと押し込んでください。
ケーブルが外れました。
ケーブルが外れると、天板が外れます。
ウッヒャー! すごいホコリ!
ついでに掃除機で掃除しておきます。
シャープ石油ファンヒーターOK-M32Xの天板のへこみの修理法はこれ!板金作業。
ではいよいよ本日のメインの作業です。
と言っても一瞬で終わってしまうので、良~く注意して見ていてくださいね。
使う道具は次の写真の中から選びます。
【 板金のコツ 】
板金作業と言えばカナヅチですが、この場合はカナヅチは使いません。
ここで使うのはドライバーです。
ドライバーですが先の方ではなくて、お尻の方です。
このドライバーのお尻を天板にあてて、左手を上に持ち上げるんです。
「ポコッ!」と言う音と共にへこみが直りました。
ねっ、簡単でしょ!
このように子供が上に乗って凹んだようなものなら、内側から押してやるだけで直ぐに元に戻るんですよ。
上の写真で黄色丸の部分がデコボコしていますが、1回目に修理したときにテレビの角が当たって、ひどく凹んでいたので、ハンマーなどで叩いた跡なんです。
このデコボコは我々素人ではなかなかキレイになりませんね。
でも、トンカチでトントンカンカンと丁寧に叩けばある程度キレイになりますよ。
時間に余裕があればトンチンカンチンやってみてくださいね。
私の場合は、この程度のデコボコは気にならないのでこのまま組み立てました。
シャープ石油ファンヒーターOK-M32Xの天板のへこみの修理法はこれ!組み立て方法。
さあ後は組み立てです。
天板を外す時に、後ろから270度回転させて外しましたよね。
あれと逆の動きをします。
【 天板の組み立て 】
まずはこちらが天板の引っ掛け部分です。
こちらは本体の引っかかり部分です。
この二つの部分を上手く合わせるのがコツです。
下から見上げた様子です。
本体の出っ張りを天板のすき間に差し込みます。
差し込みました。
そして直ぐに前面の左右のネジを締(し)めてしまいます。
そうしないと後ろを調整しているうちに苦労してはめた前の部分が外れてしまい、イライラしてしまうからです。
前面のネジを2本締めたら、天板の後ろをはめます。
黄色丸の2ヶ所をはめて、ネジを締めます。
【 ケーブルの差し込み 】
天板がはまったら、ケーブルを差し込みます。
ケーブルは赤い線が向かって左に来るようにします。
反対に差し込もうとしても差し込めません。
指で軽く押さえて差し込みます。
上手く入らないときには、大き目のマイナスドライバーで押してください。
【 前面カバーの組み立て 】
あとは前面カバーの組み立てです。
前面カバーは下から差し込んで下のネジ2本を締めるだけです。
よく分からない方は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
→ シャープの石油ファンヒーターOK-M32Xの内部掃除をしてみた!
これで完成です。
デコボコが少しありますが、それほど目立ちません。
まとめ
本日はシャープ石油ファンヒーター OK-M32X の天板が凹んでしまった時の修理法についてお話してきました。
意外と簡単なんですよ。
「自分にも出来そうだ!」と思えたらぜひチャレンジしてみてくださいね。
あなたの参考になれば幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございます。