
シャープの石油ファンヒーター OK-M32X の内部掃除をしました。
内部は物凄いホコリでした。
これで調子の悪くなかったのが不思議なくらいです。
本日は石油ファンヒーターの内部掃除のやり方についておはなししますね。
あなたの参考になれば幸いです。
シャープの石油ファンヒーターOK-M32Xの内部掃除をしてみた!本体カバーの外し方。
ウチのシャープの石油ファンヒーターは2001年製です。
結婚した初めての冬に購入したものです。
型番はOK-M32Xです。

もう17年使っているんですね。
これでも目立った故障もなく元気に活躍してくれているんですよ。
今まで何度か分解清掃をしているんですが、久しぶりに掃除をして見ました。
おそらくホコリがすごいことになっているのではないかと冷や冷やしています。
ではさっそく分解してみましょう。
【 準備するもの 】
準備するものは次の通りです。
・掃除機
・歯ブラシ
・ドライバー
・軍手
・雑巾
・のり缶のふた
・8mmスパナ

基本的に掃除機と歯ブラシでホコリを吸い取る作戦です。
それと、水拭き用の雑巾があれば大丈夫です。
軍手は指を怪我しないようにするものです。
のり缶のふたはネジをなくさないように入れておくためのものです。
8mmスパナはファン(扇風機)の羽根を分解する時に使用するものです。
なければないで構いません。
【 前面カバーの外し方 】
前面下の左右にあるネジを外します。
このネジは普通のネジです。
左に回すと外れます。

反対側のネジも同様に外します。

ネジはなくすことがあります。
なくさないように、私はのりの缶のフタに入れています。

ネジを2本外したら、前面カバーを手前に引いて下に降ろすようにすると外れます。


外れました。

【 フィルターカバーの外し方 】
まず10cmくらいの箱を置きます。

この上に外したフィルターカバーを置くと作業しやすいんですよ。
ネジを4本外します。
ネジの向きは左に回すと外れるんですよ~!

そして上に指をかけて手前に引くと倒れるように外れます。

ここで注意点!
左下にある温度センサーの線が引っかかっているので、これを外します。

外れました。

そして次も大事。

このまま倒そうとしてもファンの線が短くて倒れません。
なので90度回転させてから倒します。

こうすると、ファンの線の短いのが問題になりません。

このように箱がテーブルになって、作業がとてもやりやすくなるんです。

それにしてもすごいホコリですね。

ここからは軍手をして作業します。
指を怪我しないようにです。

ファンのボルトを外します。
ボルトは8mmのスパナで回します。
ここでも注意点です。
このネジは逆ネジです。
「左ネジ」とも言います。
普通のネジとは逆で、右に回すと外れます。


ネジが外れました。

ファンは真っ直ぐ上に引き上げると外れます。

ワッシャーがついていました。

シャープの石油ファンヒーターOK-M32Xの内部掃除をしてみた!掃除の仕方。
ファンの羽根は水洗いします。
きれいになりました。

【 掃除機と歯ブラシで掃除する 】
ではいよいよ掃除です。
歯ブラシでこすりながら、掃除機で吸わせます。

本体もキレイに掃除します。

ホコリが凄いですね。

本体内部の上の方は歯ブラシが届きません。
そんな時は軍手をした手を奥まで入れて手で掃除します。
これが意外とやり易かった。
指の感触で内部の様子が分かるからです。

前面カバーも掃除します。

温風吹き出し口の汚れは頑固です。

歯ブラシでは歯が立たないので濡れ雑巾で掃除しました。

裏返して掃除します。
裏面は金属板の縁で指を切らないように気をつけてください。

吹き出し口の中央にタールのような黒い汚れが付いています。
石油ファンヒーターはこの部分に黒いススの付くことが多いです。

これを取るには、竹串(たけぐし)を使います。

竹串でゴリゴリするとある程度取れます。

このススを完全に取るのは難しいので適当なところで妥協してくださいね。

掃除が完了しました。

だいぶキレイになりました。
あとは組み立てです。
シャープの石油ファンヒーターOK-M32Xの内部掃除をしてみた!組み立て方。
カバーには差し込むポイントが6箇所あります。

本体側の差し込みポイントです。

カバーを持って下から上へ差し込みます。

まず上の2箇所を差し込みます。

続いて側面の上から順番に3つを差し込みます。

そしてネジで締めます。

同様に反対側も3箇所差し込み、ネジを締めます。


このようにどちらか片側をネジで固定してから、反対側に取り掛かるのがやりやすいですよ。
【 ファンの組み立て 】
ファンのネジはDの形をしています。

羽根の方も穴がDの形をしています。

これを合わせると羽根が収まります。

次にワッシャーを入れます。

ボルトを入れます。

ボルトには上下の区別があります。
こちらは下です。

こちらは上です。
上の方が角が取れて丸い感じがします。

万一逆さまにつけても何の問題もありません。
そしてスパナで締(し)めます。
このネジが逆ネジでしたね。
左に回すと締まります。


ファンを取り付けます。

持ち上げて90度回転させます。
そして下記の写真のように温度センサーの線を切り込みに入れます。

上の切り込みにも差し込みます。

ネジを4本締めます。

これで完成です。

まとめ
本日は、シャープの石油ファンヒーターOK-M32Xの内部掃除をしてみました!
とても汚れていましたね。
これでも2年くらい前に一度掃除しているんですよ。
これで空気の流れがスムーズになって調子が良くなります。
参考にしてくださいね。
