石油ファンヒーターをシーズンの初めに使うときに、焦げ臭いニオイのすることがあります。
これは内部にたまったホコリが原因です。
本日はコロナ石油ファンヒーターFH-G3217Yの前面カバーと背面の空気取り入れ口を外して掃除する方法についてお話ししますね。
あなたの参考になれば幸いです。
石油ファンヒーターの掃除方法はこれ!
ウチの石油ファンヒーターはコロナ社製です。
型式はFH-G3217Y
正式名称は強制通気形開放式石油ストーブと言うんですね。
製造は2017年です。
昨年の11月に家電量販店で購入したものです。
今回はこの前面カバーと背面カバーを取り外して、内部のホコリを取り除く方法についてお話しします。
【 準備するもの 】
準備するものは下記の4点です。
・掃除機
・歯ブラシ
・軍手
・ドライバー
基本的に掃除機で吸い取るのが簡単です。
それを補助する役目が歯ブラシです。
軍手は手や指を傷付けないようにするためです。
ドライバーが1本あれば出来ます。
他にもウエットティッシュを使う方法もあります。
掃除機と歯ブラシで大きなホコリを吸い取った後でウエットティッシュでさらに拭き取るともう完璧です!
中古でも1万円で売れます!
冗談です! ごめんなさい!
話を続けます。
【 前面カバーの外し方 】
前面カバーを外すときには下のネジを2本外します。
ネジが外れたら、前面カバーを手前に引いて上に持ち上げると外れます。
あれっ? 外れません?
ああっ! こんなところにもう一本ネジがありました。
ネジをなくさないように気を付けて下さいね。
私はのりの入っていた缶のフタに入れておきます。
再度挑戦!
前面カバーを少し手前に引きながら上へ持ち上げると外れます。
外れました。
うひゃー、ホコリまみれです!
ここからは軍手をはめて作業します。
歯ブラシでこすりなから掃除機で吸わせます。
前カバーの表面もキレイにします。
さらにウェットティッシュで拭くともっとキレイになります。
私は濡らした布切れで拭きました。
布が茶色になりました。
本体もホコリを吸い取ります。
おおっ!
ホコリをドンドン吸って行きます!
気持ちい~い!
チョー、気持ちいいです!
周囲の足元の溝にもホコリがありますね~!
こちらも歯ブラシでサッサッとやりながら掃除機で吸わせます。
だいぶキレイになりましたね!
続いて裏面カバーを外します。
【 裏面カバーの外し方 】
まずはこの網をキレイにします。
掃除機と歯ブラシで丁寧に掃除します。
こちらは燃焼室の空気取り入れ口です。
半分掃除しました。
違いが分かりますね。
キレイにしたら外します。
膨(ふく)らんでいるところに指を入れて手前に引きます。
外れました。
中はキレイですね。
次にファンカバーを外します。
その前にこのくらいの高さの箱を置きます。
ファンは線につながれているので、ここにファンを置くためです。
ファンの周囲のネジを4本外します。
前面カバーのネジと間違わないように気を付けて保管して下さいね。
ファンのカバーは下に指を入れて上に持ち上げると簡単に外れます。
ファンのカバーが外れました。
こちらもホコリが酷(ひど)いです。
うひゃー! 汚い~!
これで1シーズンですよ。
数年掃除しないともっと凄(すご)いことになっているんですよ。
ファンを外します。
ボルトは8mmのスパナで回ります。
ここで注意点です!
このナットは「左ネジ」です。
「左ネジ」とは「左に回すと締まるネジ」のことです。
従って緩めるときには右に回すと緩みます。
普通のネジと逆なので注意してください。
ネジが外れました。
上に引き上げると取れます。
私は台所で水洗いしました。
キレイになりました。
ファンのモーターもキレイにします。
本体も掃除機と歯ブラシで掃除します。
本体の燃焼室周辺もキレイに掃除します。
キレイになりました。
【 組み立て 】
組み立てます。
ファンの羽根を組み立てます。
ネジがDの字の形をしています。
ファンの穴もDの字の形をしています。
このDの字を合わせるとはまります。
このネジは左ネジでしたね。
左に回すと締まります。
背面カバーを取り付けます。
フックが2ヶ所あります。
この丈夫のフックを本体上部の溝に引っ掛けます。
引っ掛けました。
ネジを締(し)めます。
締まりました。
上手く締まらない時は緩めたり締めたりを繰返してください。
燃焼室空気取り入れ口カバーをはめます。
押し込むだけです。
前カバーをはめます。
こちらもフックが2ヶ所あります。
本体側はこちらです。
上のフックが上手くはまったら、両サイドのフックも簡単にはまります。
上のフックを先に合わせて上から乗せるだけです。
ネジを締めます。
黒いネジは中央のもので、シルバーは両サイドでしたね。
中央のネジをはめます。
両サイドのネジをはめます。
完成しました。
石油ファンヒーターの焦げ臭いニオイの原因は何?
石油ファンヒーターのニオイの原因の一つに本体内部のホコリがあります。
焦げ臭いニオイがするときです。
ほとんどの場合が秋口のシーズン最初に使うときに起こります。
主な症状としては、点火してすぐに焦げ臭いニオイがして2~3分でおさまります。
場合によってはチリチリと言う音のすることもあります。
これは、燃焼室と呼ばれる煙突のような形をした丸い部分の上に積もったホコリが燃えるんです。
燃焼室の上部には実は一年中ホコリがたまるんですが、冬場はファンヒーターをほぼ毎日使うのでホコリも毎回燃えてしまうので、焦げ臭いニオイがすることはありません。
ところが初夏の5月から秋の10月まで倉庫や部屋に置いていると、およそ6か月分のホコリがたまるので、久しぶりに点火した時に焦げ臭いニオイがするんです。
ですから、シーズンの初めに起こるこのような焦げ臭いニオイは故障ではありませんよ。
部屋の換気をすれば、長くても5分でニオイはなくなります。
ただし毎日使っているのに毎回点火の度に焦げ臭いと言う場合には別の原因があるのかも知れませんね!
そんなときは修理を依頼してみてはいかがでしょうか!
まとめ
本日は石油ファンヒーターが焦げ臭い時の対処法についてお話ししました。
前面パネルと背面パネルを外して、掃除機でホコリを吸い取れば良いんでしたね。
参考にしてください。